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自然にやめられる卒乳方法と進め方!子供の様子を観察するコツとは

 

お母さん
これから卒乳させるにあたって、どのようなやり方でどう進めていけばいいのか悩んでいませんか?

私には今2歳になる息子がいますが、卒乳は生後10ヶ月の頃でした。「卒乳」とは、自然とおっぱいを求めなくなること、「断乳」とは、何かしら原因があって授乳を止めること、と一般的に言われていますが、私の場合は息子が自然とおっぱいを欲しがらなくなる方法はないかな?と考えて進めることにしたのです。

また、「夜間の授乳を止めてから日中も卒乳へ」という方法をよく聞きますが、私はその逆で日中に自然と授乳を止めていく段階で、最後に夜間の添い乳卒業へと進んでいきました。まだ1歳に満たない息子が混乱することなく自然と卒乳できた方法を、わかりやすく順番に解説していきますので参考にしてみてくださいね。

卒乳のタイミングと授乳を自然に減らしていく方法

卒乳を考える上で基準となるポイントはなんだと思いますか?わが家は食事でした。離乳食をよく食べていて栄養が足りていそうか、食べ物に興味をもちそれが授乳より勝っているか、がポイントでしたね。息子の場合はよく食べる子だったので授乳にとくに執着しておらず、これは授乳がなくても大丈夫なのでは?と思ったタイミングで卒乳までのステップを踏んでいくことにしたのです。

この卒乳までのステップをこなしていくことで、とてもあっさりと止めることができたのです。息子のように食事が大好きで興味がある子は、食事をメインにしていくことで卒乳できやすいかもしれないですね。

そもそも私が卒乳を目指していた理由ですが、私は頻繁に乳腺炎に苦しんでいたので、早くそれから解放されたかったということが大きかったですね。また息子も離乳食を与え始めるとよく食べていたので、離乳を進めていく中で、授乳よりも早めに離乳食を本格的に進めていきたいという思いもありました。

では私が息子に対して行った、食事をメインにするための卒乳の準備を見ていきましょう!

卒乳準備1:授乳時間を短くする

もともとは両胸10分ずつしていたのを、8分、次は6分と1日ごとに短くしていきました。

授乳時間を短くすることで、授乳への執着がより少なくなっていくのがわかりました。

また、結果的に授乳量を減らしたため、私自身の母乳の量も減っていったのです。

母乳が減ると余計に出が悪いのか、息子は飲んでも満足できないと思い、欲しがることが少なくなっていきましたよ。

卒乳準備2:授乳回数を減らす

時間の次に始めた卒乳準備は、授乳回数を減らすことです。

それまでは朝・昼・晩・寝る前と一日4回あげていたのですが、昼を手始めに抜かして、それでも大丈夫そうであれば次に晩をやめました。

それでも大丈夫であれば朝をやめ、最後に就寝前をやめましたね。

回数が減ると余計に息子は授乳の欲求がなくなっていき、食事へと執着していきました。

卒乳の壁は寝る前の授乳

卒乳準備の段階でネックとなったのが、就寝前の授乳。この寝る前だけは、なかなか止められなかったのを覚えています。いつも授乳の安心感で眠りにつかせていたので、すんなり寝てくれないのでは?という思いから私自身がなかなか授乳を止めようとできなかったのです。自分の中で“今日はどんなに寝かしつけに時間がかかっても、頑張って授乳をしない!”と意気込める日に思い切って寝る前の授乳をやめましたね。

おっぱいの代わりに、就寝前には白湯を飲ませました。息子の反応はどうだったかというと、寝る前のおっぱいがないことで少しぐずったものの、生後10ヶ月だったこの頃は抱っこで寝かしつけをしていたので、抱っこしてしまえばいつも通り。少し寝るまでに時間がかかった気もしましたが、日中おっぱいへの執着が減っていたことで大泣きしたりすることもありませんでした。

このように授乳時間と授乳回数をそれぞれ順を追って減らしていくことで、食事をメインにするところまでもっていき卒乳完了とすんなり進みました。しかし、卒乳完了目前となったところで「夜泣きへの対処法として行っていた添い乳問題」がその後数回発生し、今度は添い乳をやめる方法を考え始めたのです。

卒乳完了のため、夜中の添い乳を止める方法

まだ1歳前後のお子さん、夜おっぱいがほしくて泣くこともありませんか?息子は食事が大好きな子ではありましたが、夜中泣いたときは必ずおっぱいを求める子でもありました。

日中は食事でおっぱいへの執着をやめられても、夜中は食事をあげることはできないのでどうおっぱいを卒業させようか悩んだものです。

赤ちゃんの頃から、夜泣いたらすぐに添い乳をしてきたのでこの習慣をどう変えるべきか。私が見つけた息子を泣き止ませるための対処法をご紹介します。

夜間断乳対策1:背中トントンお腹なでなで

まずは背中をトントンしながらひたすら声掛けをしました。おっぱい=安心感なのではと私は思ったので、とにかく息子を安心させようと「大丈夫だよ~お母さんいるよ」とトントンしながら声をかけましたね。

背中でダメなときはお腹をなでるようにし、とにかくスキンシップを取り続けました。

息子がおっぱいを欲しそうに口をぱくぱくさせたときも「ねんねだよ」と気づかないふりをして話を変えるようにしました。しかしこれでも泣いてしまう時はかわいそうになり、諦めておっぱいをあげることもしましたよ。

夜間断乳対策2:らっこ抱っこ

とにかく安心感をあげるには密着するしかない!と思い、夜中抱っこして歩き回るのが疲れると思った私は、自分が寝ている上に息子を寝かせ声掛けし続けました。私のお腹に顔がくるようにし、おっぱいの上には乗らないように気を付けました。息子はピッタリくっつくことで安心感が出たのか、この方法だとわりとよく寝てくれましたね。

これをする場合は泣きだしたらすぐこの抱き方をするのがコツでした。長時間泣き続けてからでは、息子も興奮状態に入ってしまいおっぱいじゃないとイヤ!となってしまいます。寝ぼけている段階で私と密着することで息子はよくわからないまま安心してすぐ眠りについてくれました。

寝落ちに注意

ただ、らっこ抱っこで私がよくしてしまった失敗もあります。それは先に自分が寝落ちしてしまうことです。

息子が泣き出し、すぐに自分の上に置いて泣き止んだことで私が安心してしまい、布団もかけずそのまま寝てしまうことが何度かあったのです。翌朝身体は痛く、冬の場合は親子ともども寒い朝を迎えてしまいます。

夜中で自分も寝ぼけ状態ではあるので、寝落ちしないように気を付けることが大事ですね。

卒乳の完了は子供の様子をしっかり観察しながら!

これらの夜間の添い乳に代わる対策をしても、ダメなときもありました。そんなときは覚悟を決めて、息子の泣きに付き合うことしかできませんでした。それでも、夜の添い乳も1週間ほど頑張れば、泣いてもおっぱいを求めることはなくなりましたよ。

その分息子は夜中起きても私の身体に密着して寝るようになり、私自身も睡眠不足が解消されたのです!

卒乳ももちろん個人差がありますが、おっぱい以外に安心感をあげることで、おっぱいを求めることが減るかもしれません。何日か卒乳を試みてもダメなときは“まだおっぱいが欲しいときなのだな”と理解し、一度卒乳を諦めることも必要です。何度か試していくとお子さんの中でおっぱいのことを忘れられる日が必ずくるので、そのタイミングまで一緒に付きあっていけるといいですね。

大変だった授乳の期間も終わってしまうと寂しいものです。今しかない親子のコミュニケーションを楽しみ、お子さんのタイミングで卒乳を頑張ってみてください。この記事を読んで「わが子に卒乳はまだ早いかな?」とお母さんが思えば、それも正解です。特別な理由がなければ急ぐ必要はありませんので、お子さんの様子をよく観察しながら親子のペースを大切にしましょうね。

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