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寝かしつけの絵本はいつから始める?聞いてくれない時の対処法とは

 

お母さん
寝かしつけに絵本を読むと何がよいのでしょう?賢い子どもになる?ぐっすり眠れる?

私は長男も次男も0歳の頃から絵本を読み聞かせています。特に寝かしつける時には2〜3冊用意して、寝落ちるまで読んでいます。

ここでは、0歳から寝かしつけに絵本を読むことで子どもにどのような良い変化があったか、絵本を読む際に子供が嫌がった時の対策について紹介していきます!

0歳から絵本でつける生活リズム!

寝かしつけに絵本が良い、と聞いたことはあるものの、いったいいつから始めたらいいの?とお悩みのお母さんも多いのではないでしょうか。私が絵本を寝かしつけに読むようになったのは、長男が生後6ヶ月になろうという頃。きっかけは、私自身寝る前に読書することが多かったのと、子どもの生活リズムを乱したくないという思いがあったことからでした。

特に就寝時間は遅くしたくないと思っていたため、何かで習慣づけられればと思い、絵本の読み聞かせをすることにしたんです。息子は生まれた頃から昼夜の区別がはっきりしているタイプで、夜にずっと寝てくれなくて困るということは特にありませんでした。だからこそ、この良い生活のリズムをできるだけ乱すこと無く育てたいなと思っていましたね。

絵本は枕元にいつも2、3冊用意しておいて、その時の私が読みたいものを読んでいました。生後6ヶ月では子どもが選ぶなんてできませんから、この本なら読んでいて退屈にならないなと私自身が思うものを選んでいました。そのため、時には落語の絵本や0歳児にはまだ早いと思うような内容の児童書を読むこともありました。絵があることで子どもはなんと無く視線を向けるので、“本”というものの存在を分からせるには絵本はとても役立ったように思います。

1歳から絵本を自分で選んで持って来るようになった我が子

1歳を過ぎると、好きなキャラクターも認識するようになってきたので、その頃から絵本は本人に選ばせるようになりました。寝かしつけをする上で一つ目の難関になるのが、寝室へ移動することだと思います。寝室以外で楽しく過ごしていると、なかなかそこから離れてくれなくて困ることも。

「さあ、寝ようか」と誘っても「ううん。」と言ってついてきてくれませんが、「さあ、お布団で○○の本読もうか」と誘うとまだ遊びの延長が続くと感じるのか、すっとついてきてくれることが多いのです。

また、本人が気に入った本を自分で寝室へ持って行くという動作をさせることで、“寝室=寝るところ”というだけでなく、“寝室=お話の時間”にもなって、息子はあまり愚図ること無く寝室へ移動してくれますよ。

お気に入りの絵本を作ることで得られる効果とは?

息子は、2歳ごろから4歳になった今でも毎晩欠かさず読む決まった絵本が2冊あります。そうです、丸2年。全く同じ本です。絵本を読み聞かせ始めた頃は、できるだけ多くの本を読ませたいと思っていたので、私が選んで毎日違うものを読んでいました。

しかし、ある時を境に、気に入った数冊が固定され始め、私が他のものを勧めても嫌がって本を閉じようとしてくるようになりました。寝る前に親子喧嘩していては、せっかくの寝かしつけが台無しですから、渋々、同じ本を毎晩繰り返し読むことに。

絵本を丸暗記して暗唱できるようになった!

すると、数ヶ月後には息子もストーリーを覚えたのか、ページをめくるタイミングになると自分でめくろうとするようになりました。さらに1年も経たないうちに絵本を1冊丸覚えして、なんでもない時にふと暗唱し始めたりすることもありました。

この時は本当に驚いて、子どもの記憶力の高さに感動したのを覚えています。お気に入りの本であれば、集中して本に注目してくれます。そのお陰か、ひらがなや細かな絵の描写などにも気がつくようになりました。

もし私が選んだ本で無理矢理読み聞かせていたらここまでは本に興味を持たなかったかもしれないなと思います。

聞いていなくても読み続けると子供の反応が変わる!

さて、絵本の読み聞かせというとみなさんはどんな光景をイメージされますか?ベッドに並んで入って静かにお母さんが読む本を一緒に眺めているような光景を思い浮かべる方が少なくないと思います。

はっきり言って、始めは“思い描いたようにはならないのが普通だ”とここで宣言します。息子は、生後6ヶ月の頃から寝る前に読み聞かせをしていましたが、それでも1歳や2歳の頃にはたまに、布団に潜って遊び始めたり、隣のベッドでジャンプし始めたりと、全く絵本には見向きもしてくれない時もありました。

初めはそれにイライラして読み聞かせをやめることもあったのですが、ある時どこかで、“子どもの耳は背中についている”というのを聞いて、めげずに読み聞かせ続けることにしました。そして、全然こちらに注目してくれない時には絵本の内容に合わせて大げさに「わあ!!」や、「すごーーい!」などと言って、私自身がとても楽しそうに絵本を読んでいるふりを頑張りました。

すると、数日後には絵本の方にまた注目が戻ってきて、絵本を読んでいても遊ばないようになったのです。

お母さんとの絵本読み習慣で子供の心が育つ

もし寝かしつけに絵本を読もうと思われている方、また実践しているけど子どもが興味を持ってくれないとお悩みの方、ぜひまずは1週間めげずに続けてみてください。そして絵本を読む時に楽しそうに少々大げさなくらいに感情を込めて読んでみてください。

また、全然注目してくれない子どもを無理に「こっちに座りなさい」「静かにして!」などは言わずにとにかくひたすら騒ぐ子どもは無視して穏やかにお母さんが読み続けることがポイントだと思います。

4歳になった息子は今では自分で布団に入ると絵本を読んでくれとせがむようになりました。同じ絵本の同じページあたりで眠気を誘発されるのか、いつも同じところでコテンと眠っています。

寝かしつけの時間は、テレビなどの他のものに邪魔をされることなく、子どもと親だけでゆっくり静かに過ごせる唯一の時間だと思います。その時間に読んでもらえた絵本は、きっと子どもにとっても私たち親にとってもしっかりと記憶に残る良い思い出になると思います。ぜひ、絵本で寝かしつけを良い習慣にしてみてくださいね。

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