離乳食を開始しているお母さん、いつも子供の為にお料理頑張っていますね!
赤ちゃんの食べっぷりはいかがですか?お母さんは離乳食作りをスムーズに出来るようになってきましたか?
私の息子が赤ちゃんの頃、私自身が料理下手で台所作業を手際よく行えるタイプではなかった為、離乳食作りにかなり苦戦したものです。
料理に関しては主人の方が手際も良く上手だったので、普段から甘えっぱなしだったのです。
そんな私がいざ離乳食作りに挑戦!
赤ちゃんの食事って裏ごししたり細かく刻んだり、衛生面にも気をつけて、と作業に手間や時間がかかりませんか?
その割に保存期間も冷凍して1週間以内と短く沢山の量が必要でもなくて、、
と考えていると、正直疲れてきてしまったんです。
私は初期のゴックン期と呼ばれている1日1回食の時は、こんなものかと余裕で作っていたものの、中期のモグモグ期に突入して2回食になった途端に、やる気がどんどんなくなっていってしまったのです。
時期でいうと生後8ヶ月頃でした。
やりたくないからやらない、という事では済まされない、、
けれどもやる気が起きない(涙)
そんな苦しんだ離乳食作りの日々から私が学び、作ることが楽になっていった方法をご紹介しますね。
離乳食作りはどうして大変なんだろう?
離乳食をスタートした頃、ドロドロの10倍粥をスプーン1さじという少量から始めましたよね。
こんなに少ない量を恐る恐る口に運んで、そのリアクションを見て、なんとも言えない気持ちになった事を良く覚えています。
苦手な食材や食感に気づいた時や、美味しくてもっともっととせがまれたりする時。
と浮かれていたものです。
しかしその反面、離乳食を作るのって結構大変なんですよね。
実は私は最初、息子が生後5ヶ月の頃に離乳食をスタートしてから1日1回の量の離乳食作りはほとんど苦ではなく、
とかなり前向きだったのです。
息子が日中のよく眠っている時間に下ごしらえや準備をしておく事が出来ていましたしね。
そして、息子が食事にも慣れてきた頃、生後7ヶ月のあたりから思い切って2回食へステップアップしました。
この時、食べる量も増えて順調に進んでいたので、成長を嬉しく感じてさえいました。
でも、2回食は私にとって思っていた以上にハードだったんです。。
食事の作り方は少し楽になったし、使える食材が増えた事によって色んなことにチャレンジ出来るはずなのに、それぞれの食材を大人の料理に活かす事が考えられなかったのです。
故に人参・ほうれん草・じゃがいも・かぼちゃ・トマト・しらす・豆腐の繰り返しばかりの毎日でした。
大人の食事は肉じゃが・ほうれん草の入ったお味噌汁・かぼちゃの煮物・麻婆豆腐・ジャコのふりかけが繰り返し食卓に並びます(笑)
だんだん料理の時間も意欲的ではなくなり、息子にも毎日同じでごめんね、という気持ちが出てきてしまいました。
なんとかしないと、と思い離乳食の本を読んでみたりスマホで調べてみると、手の込んだおしゃれなものばかり出て来るんですよね。
でも私がそれを作ろうとすると、食材を余らせたり無駄にしてしまうのでした。
そして扱い慣れていない食材は作業に時間もかかります。
反対に、息子は成長してきて日中眠っている時間が少なくなった為、ゆっくり台所で作業ができません。
離乳食作りって、思った以上に料理の知識や要領よく作業をする事が求められるんですよね。
それが慣れない育児をしながらだと、本当に負担で大変でならないのです。
もう頑張るパワーは残っていません。
離乳食作りがやりたくなくなった!さぁどうしよう。
すっかりやる気をなくしてしまってからは、同じ食材ばかり続くことはいけないのかな?と考えてみました。
いけない事はないけれども、積極的にあれこれ食材を試してあげられるとよい、と何を見ても誰に聞いてもそういう返事でした。
それはそうですよね。
それでは離乳食作りというものとこれからどうやって付き合っていけばいいのでしょう?
私が求めていたのは「簡単・気軽に・長続きするように」の3つです。
欲を言えば、大人のご飯にもきちんと食材を活かしたい!
これって贅沢なのでしょうか?
しかし、考えているうちに気づいた事がありました。
それは、離乳食を食材選びの基本にして、大人の食事をついでに献立していたという事です。
大人である私が食べたいものを主に考え直して、そこから息子にも作ってあげればいいのか!と思ったのです。
きっと台所作業が得意な方なら当たり前のようにしている事なのかもしれませんが、私みたいに手際も悪く料理経験が乏しい人にはなかなか分からなかったりするものです。
よく「大人のご飯を作る過程で離乳食も取り分けましょう」と言われますが、私は離乳食にばかり時間が取られているようでした。
そもそも大人が食べるメニューのレパートリーも少なかったので、こちらのレベルを上げる事に決定です。
後は市販品(レトルト)のベビーフードを使ってみるという事。
実は、知らぬ間に手作りにこだわっていたのです。
レトルトは緊急用とか忙しいママの味方だと思っていて、専業主婦の私は遠慮するものかなと勝手に思っていました。
しかし万事休すです。
思い切って市販品のベビーフードを見に行ってみると、沢山の品物が揃っている事に驚きました!
しかも親切に月齢まで書いてあるし、中には未使用分の冷凍保存が出来るものまで!
これは使わない手はない、と思いましたね。
そうやって考えて行動していく事で、少しずつまた離乳食作りの意欲が高まってきたんです。
自分らしく料理する事で離乳食作りの危機を乗り越えた!
大人の食事を用意する時、なるべく息子が食べやすい野菜をたくさん使う事を意識しながら考えるようになりました。
カレーやシチュー・具沢山のお味噌汁からラタトゥイユやお好み焼き・餃子等、作ってみると面白いもので、離乳食への取り分けも1回のおかずに食材を多く使う事で徐々にポイントがわかり、うまくいくようになってきました。
肉や魚を使ったタンパク質源が生後8ヶ月頃は限られており、少量を用意する事が苦手だということにも気づいたので、そういう面では積極的にレトルトのベビーフードに頼りました。
その分、大豆製品(納豆・豆腐・きな粉等)はなるべく自分で準備する事にしましたよ。
といってもバナナとヨーグルトにきな粉をパラパラっとかけただけ、という時もあります。こちらの画像は私と息子の2人分です。息子の分を作るついでに自分も食べられるよう多めに用意すると、一石二鳥でもありますよ。
私はようやく、やる気を失っていた時でも「毎日頑張らなきゃ」と同じ食材ばかりとにらめっこしていた日々から抜け出せた!と思えるようになりました。
ほとんどの食材をまとめて刻んで茹でて冷凍して、うどんやお粥に混ぜるだけ、なのでおしゃれとはかけ離れていましたが、生後7ヶ月の頃に比べると使っている食材が倍ほどの量に増えていましたし、息子も機嫌よく食べてくれていたので満足です。
自分で出来る事・続けられる事と、自分でやるよりレトルトに頼った方が簡単で良いという2つの使い分けが出来るようになったことで、この先も大丈夫だという自信がついたんです。
離乳食は親にとっても料理の経験値をあげてくれるもの
赤ちゃんの月齢が上がると、食べられる食材や回数が増えていってどんどん大人と同じものに近づいていきますよね。
離乳食のステップアップが、親である私達の料理作りの経験値もあげてくれるものなのかもしれません。
悩むことも考えることも、失敗して挫折することも、全部が経験で糧になっているのではないでしょうか。
自分だけの身で置き換えると、時々スーパーやコンビニのお惣菜で食事を済ます日もありますよね?
そういう風に考えて、離乳食だって手作りにこだわらず時には市販品のベビーフードに頼って楽をしたっていいんです。
特に挫折した時には、救世主になってくれるはずです。
当時赤ちゃんだった息子は長男となり、現在私には間も無く生後8ヶ月を迎えようとしている次男がいます。
それが驚くほど離乳食作りがスムーズなんです!
そして、食材のバリエーションやメニューにもさほど悩んでいません。
上手ではありませんし相変わらずオシャレでもないですが、自分が苦にならない方法でやっているというのが良いのだと思います。
子供と過ごす毎日の食事の時間が、準備も含めて楽しいものであるといいですね。