私には2歳になる息子がいます。赤ちゃんの頃、首も座り離乳食を始めた生後5ヶ月頃の息子と何をして遊ぼうか、よく考えたものです。その中でこれは!と思った遊び方があります。
生後5ヶ月の赤ちゃんは一体どんな遊びが楽しめるのか、気になりませんか?
わが家の息子は、ボール遊びをすることがずりばいへのきっかけにもなったのです。この頃はなめる、かじる、つかむ、といった仕草が大好きになる頃ですよね。そんな生後5ヶ月の赤ちゃんに最適なおもちゃを使った遊び、スキンシップ遊びをご紹介したいと思います。
生後5ヶ月はかじる、なめるのが大好きな時期
息子は生後5ヶ月になると、手足をバタバタと動かしたり寝返りをしたり、と新生児期から見るとすっかり動けるようになっていました。表情も豊かになり楽しいことを笑顔で表現してくれるようになると、何か喜んでくれる遊びはないかなと探しませんか?
家にあるおもちゃの中で、特に子供の反応がよかった物をみていきましょう。
ずりばいへのきっかけは腹這いしながらのオーボールかじり!
握りやすいよう中心が空洞になっていて隙間があるオーボール、ベビー売り場で見かけたことありませんか?ところどころにビーズ玉などが入っており、転がるとカシャカシャ鳴ったりして視覚的にも聴覚的にも赤ちゃんの興味を惹いてくれるおもちゃです。オーボールは持ちやすいサイズで握りやすいので、この時期の息子にはいい遊び相手になりましたよ。
とにかく転がすよりも握ること、噛むことが大好きでいつも片手にはボール。よく握ったまま寝返りに挑戦するのでボールがお腹の下に入り、寝返りが最後までできずにもがいていたのを覚えています。この時期息子は寝返りも楽しんでいたので、腹ばいでオーボール遊びをさせるようにしていました。首の筋力アップ!と思い、腹ばいにして顔をあげたのを見計らって私がボールを転がして息子に渡すなどしましたよ。
突然ボールがくるから、息子も楽しく大笑いしていました。ボールを捕まえたら、犬のようにひたすらがじがじ噛んでいましたね。たまに、勢い余って息子の手からボールが転がってしまうと「あー」と私に伝え“ボールを取って”と伝えているようでした。そのとき足もバタバタさせていたので、今思うと取りたい気持ちがずりばいへ導いてくれたと思います。普通のボールだと隙間がないため赤ちゃんには持ちづらいので、サイズも大き過ぎず握りやすいオーボールは生後5ヶ月の赤ちゃんのいい遊び相手になります。
赤ちゃんが大好きなカシャカシャ布絵本は何度でも洗えて衛生的!
布絵本はとにかくよく遊びました!息子は新生児のころから布絵本特有のカシャカシャという音が大好きで、ご機嫌とりの強い味方でしたね。赤ちゃんって不思議なことに、こういった音にとてもよく反応するんですよね。布絵本は音だけでも楽しめるし、生後5ヶ月くらいになると色の違いや出てくる動物にも興味をもち始めるので、刺激がいっぱいですよね。
そのおかげで長いこと飽きずに遊んでくれます。息子はとにかくこれもよくかじっていましたね。たくさんよだれがつくと衛生面も気になってきませんか?うちはよくかじり舐める息子だったので、夜には布絵本を必ず洗って、次の日の朝からまた綺麗な状態で遊べるようにしていました。布絵本は軽いですし、気軽に何度でも洗えるので安心です。タグに洗濯機×などと特別書かれていなければ、手洗いをしなくてもネットに入れて洗濯機で洗えますよ。
文字は書いてない布絵本でしたが仕掛けがついていたので、私が即興で物語を作って息子に聞かせながら仕掛けで遊んだこともあります。私の友人が来たときに同じようにあやしてくれたので、私とは違った物語でいつもと違う展開になる布絵本に、息子も楽しんでいました。考えるだけ遊びのバリエーションがたくさん広がる布絵本は、長く楽しめて洗濯もできるので、私にとって心強いおもちゃの一つでしたね。
生後5ヶ月に早い!?はいはいを促すおもちゃ
これは私の両親からもらった物なのですが、主に生後6か月以降の乳児向けの、チャイムボールといって赤ちゃんがはいはいしたくなるよう触ると音が鳴って転がっていくおもちゃです。生後5ヶ月の息子はもちろんまだはいはいはしていませんでしたが、いずれは遊ぶだろうとこの時期にくれました。寝返り状態の子が遊ぶおもちゃにはまだレベルが高そうですよね。
でも、試しに息子にこのおもちゃを与えてみると、意外にも器用に遊べたんですよ!触ると音が鳴ることがまず楽しくて、転がろうとするおもちゃをひたすらがんじがらめで押さえつけていました。息子は夢中になって、動こうとするおもちゃを抑え込み、また舐めていましたね。
今振り返ってみると、はいはい時期よりも生後5ヶ月の頃の方がよくこのおもちゃで遊んでいましたね。捕まえて舐めることが大好き!な息子でした。時期的に違うかな?と思ったおもちゃでも、こういった誤飲の危険性などがない物であれば、意外と子供は楽しめるものなんだな、とこのとき感じましたね。
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生後5ヶ月はスキンシップを重視した遊びも大好き
次に、おもちゃを使用せずに私が息子とよく遊んだ、スキンシップを取り入れた親子の遊び方を紹介したいと思います。
赤ちゃんの手を左右に揺らす
音楽をかけてリズムに合わせ、赤ちゃんの手をつかんでゆっくり右、左と揺らしてあげます。これは2歳児になった今でも喜びますが、親子のスキンシップにもなり楽しめるんです。
寝返りの練習で、手をつないでゆらゆらさせることありませんか?それを不規則にやるイメージです。右→左→正面→左といった感じで予想と違うことをすると、より一層笑ってくれましたね。赤ちゃんの手を揺らしながら、私はよく歌を歌っていました。その方が、自分も楽しかったですね。音楽に合わせて生後5ヶ月なりの体操、といった気持ちで左右にゆらゆらさせましたよ。
あと息子が楽しそうに笑ってくれたときは「楽しいねー!」とか「いいね、ゆらゆらだよ」と話しかけることもよくしていました。新生児からみたら、この頃の息子はだいぶコミュニケーションがとれるようになってきていたので、私の言葉にニコニコ反応してくれるのが可愛かったですね。
赤ちゃんは鏡に映る自分の姿が大好き
鏡はとってもいい赤ちゃんの遊び道具でしたね。自分の顔が映るのが不思議そうで、楽しそうでもありました。他の赤ちゃんがいるのかと思っているのか、「あうあう」と話しかけてもいましたよ。スマホのカメラモードでも同様に、鏡のように遊べます。ついでにニコっと笑った可愛い瞬間をポチっと写真に収められたので、ナイスショットがたくさん撮れて親子で楽しめましたね。
また、鏡ごしで私を見る反応も面白かったです。「あれ、お母さんが二人?」と少し不思議そうにしていましたが、二人は二人で嬉しい!といったかんじで数秒するとニコニコ笑顔になってくれます。鏡は毎日見せても本当にいい反応をしてくれたので、泣いているときも鏡の前に連れて行くと泣き止んでくれました。身近にあって赤ちゃんが興味津々になるアイテムだったので、大助かりでしたよ。
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生後5ヶ月は腹ばいで新しい遊びに挑戦できる!
生後5ヶ月の時期は、寝返りができるようになると視界が広がり、興味をもつ物や遊びたいおもちゃが増えていく時でしたね。それまで仰向けでしか遊べなかった息子と腹這い体制で少しレベルアップした遊びができたのが楽しかったなと思います。
まだまだ大変な時期ではありましたが、「あー」や「あう」といった喃語、ニコニコ笑顔がたくさん見られるようになった生後5ヶ月は可愛さ倍増の時期でもありましたね。
おもちゃや道具で遊ぶのはもちろんですが、お母さんとニコニコスキンシップをとることがなにより楽しいのだと思います。たくさん話しかけて、色々な遊びに挑戦してみてはいかがでしょうか。
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