よちよちと歩き出す1歳の頃の外遊びに何をしたらよいのか困っていませんか?
上手に走り回ったり、公園の遊具で自由自在に遊ぶことはまだできない時期だけれど、子供はずっと家にいるとぐずってしまったり、親としても体を動かしてあげたい思いがありますよね。
私には2歳になる息子がいます。1歳を過ぎた頃から身体もしっかりして、自分で歩き出すことで好奇心も増え、色んなものに興味を持つようになりました。
そんな1歳児の息子と外でどんな遊びをして楽しんでいたのか、私の経験をお話したいと思います。
好奇心旺盛だけどまだ歩けない1歳児との外遊び
息子は1歳を過ぎると表情も豊かになり、赤ちゃん語で何やらおしゃべりを始めるようになりました。好奇心がとにかく旺盛で、窓から外を眺め、車が走るのを観察するのが大好きでしたね。歩けるようになるまではベビーカー頼りのお散歩で、やっとよちよち歩けるようになったのは1歳4ヶ月になる頃。
木の陰から親子でいないいないばあ
子供が大好きな鉄板遊びいないいいないばあも、外でやると別格の楽しさ!木につかまり立ちをさせたらママが木の陰に隠れてばあ!下がやわらかい土や草ならぺたんとお尻をついてしまっても安心ですね。よちよち歩きになる頃にもピッタリな遊びです。
右からいないいないばあ!左からいないいないばあ!なんてしたらもう子供は大喜び。まだ歩けない赤ちゃんですから、ママは完全に隠れてしまわずに姿をチラッと見せながら遊んでくださいね。
ベビーカーに乗って車や電車を観察する
それまでまだ歩けなかった息子と外で1番どんな遊びをしていたかといったら、とにかく車を見ることです。大好きな車が目の前を走っているだけで息子には迫力を感じられるようで、大喜びで指差ししながら何かいつもしゃべっていました。電車が好きな子は踏切の前で電車を眺めさせるのもいいですね。
車や電車は男の子ならではの遊びと思われがちですが、そんなことはないんです。女の子でも普段から図鑑や絵本で車や電車、踏切を見せて子供自身が「これ、見たことある」と認識していると、目の前でそれを見せた時に大喜びしたりするものです。
大きな木の下でひらひら落ち葉遊び
ベビーカーに座らせたまま大きな木の下に行かせることもしました。なぜかというと、風が吹くと枯れ葉がいっぱい落ちてくるので、それに大喜びするんです!
外に行くことで、家の中では感じにくい風の冷たさや強さ、葉っぱの動きや匂い、たくさんのことを感じることができますよね。木の下が芝生なら座らせてみると、また違った景色が楽しめてオススメです。
ベビーカーにつかまり立ちで葉っぱをさわる
ベビーカーを押してひたすら歩く間は、私にとってウォーキングがてらでちょうどいい運動です。息子はつかまり立ちができていたので公園に行ってベビーカーから降ろし、ベビーカーにつかまらせたまま木の枝や葉っぱを触らせていました。銀杏の葉を私が渡すとそれをベビーカーに入れる、この作業をひたすら繰り返すときもありましたね。
初めて触る感触にびっくりしたり怖がったりすることもありましたが、外ならではの体験ですよね。せっかくなので、体験として色々挑戦するといいですよ。息子は性格上臆病で慎重なので、私はなんとか色んな体験をさせてあげたくて公園に行っては息子が触ってみたそうな物、興味を持ったものをどんどん渡していましたよ。
次第に、息子は歩くようになりました。では、歩き出す頃の息子とどんな外遊びを一緒にしたのかみていきましょう。
よちよち歩き始めた赤ちゃんに最適な外遊び
1歳の子供がよちよち歩くようになると、少しずつベビーカーなしでもお散歩に行けるようになりますよね。今までベビーカーで進んでいただけの道を、自分で歩いてみると世界が変わります。地面を踏む感触を、歩くたびにかみしめているように感じましたね。
しかし、よちよち歩きの息子と外で遊ぶ方法はまだまだ限られています。遊具もまだできるほど身体のバランスが整っていなかったので、公園に行って何をしようかとマンネリしてくるように…そんな時、マトリョーシカのようなバケツを持っていたのでまずはそれで遊ぶことに。
バケツへ見るものすべて入れていく
大小5つのバケツがあり、それぞれ色が違い、底が抜けている物もあります。そこにお水を入れたり、砂や草、小さな石、とにかく色んなものを手当たり次第に入れては出す、つぶす、水で流す等、公園にある物すべてが遊び道具になります。
好きなものを自分で歩いて取ってきてバケツに入れる、といった作業を楽しんでいました。今まで一緒にしていた遊びも、子供自ら動いて遊ぶようにしてあげると、今までより“自分でできた”という気持ちが強くもてるので嬉しさが倍増しますね。
シャボン玉を追いかけてあんよの練習
よちよち歩きだった息子の大好きなアイテムはシャボン玉。たくさん作ってあげると大喜びです。子供は動き回るものが大好きなので、たくさんのシャボン玉が自分に向かってくるのが楽しくていつも大はしゃぎ!
歩けるようになるとシャボン玉を追いかけることもできるので、歩き始めたばかりの子にとっても今までとは違った楽しみ方ができますね。息子にとって外遊びには必需品といっていいくらい、シャボン玉はお気に入りの遊びの一つです。
木の枝を拾って土の上でお絵かき遊び
今度は、木の枝でお絵かきです。小さめの木の枝を拾い、土や砂利で一緒に"お顔"のお絵かきを楽しみます。私が松ぼっくりを拾い、絵の中で目の位置に置いてあげると、顔になった!と息子は大喜びして拍手をしてくれます。
葉っぱを髪の毛にしたり、石を鼻にしたりお花で飾り付けをしたり。風の強い日は少しやりづらいですが、アレンジし放題で飽きずにずっとお絵かきができるんです。
たくさんの生き物に触れあう
公園の遊具でまだ遊べなくても、公園を一周しながら出会う動物や昆虫は沢山います。犬、猫、すずめ、カラス、鳩、ありんこ、トンボ、チョウチョ、ミミズ、、、生き物に興味をもってくれることも外遊びならではですよね!
親が積極的に「アリさんだよー」などと教えてあげると、子供はもっと興味を持つようになります。息子は、今では毎日アリの巣を見に行くくらい大好きになっていますよ。
冬は雪玉でコロコロ遊び
また、冬の時期は雪がたくさん積もるので、雪玉を作ったりしていましたね。雪だるまを作るのは少し大変なので、雪を丸めて雪玉を子供の足元に転がしたり、手にチラッとさわらせて感触を楽しんだり。
息子は怖がりだったので、雪が怖くあまり雪の上は歩いてくれませんでしたが…歩かない分雪玉を作ることで楽しめるようにしていましたよ。
1歳児の遊びは身近な物でバリエーションを豊富に
現在2歳になった息子は、外遊びで1歳の頃とあまり変わらないような遊び方で楽しんでいます。臆病な性格なため遊具が怖く、ブランコや滑り台を全くしないのです。
そのかわり1歳児からしていた遊びは大好きで、自ら進んで木の枝を拾ってお絵かきしたり、石を集めたり。1歳の頃は遊ぶにも親のお手伝いが必要でしたが、2歳にもなると一人で遊べるようになってくるので、色んな遊びを試していてよかったなと感じますね。
毎日外遊びをしていると、同じようなことの繰り返しで飽きてしまうこともありますが、身近なものを何でもおもちゃにしてしまうことで、息子にとって新鮮な刺激となるようアイデアを振り絞っていました。大人の私からみたらどれも変わりないような草や石も、色んな形や種類があります。その小さな変化も子供は楽しんで受け止め、次第にこちらが予想もつかない遊び方をみせてくれます。
単調になりがちな外遊び、子供の目線に立って大人も新鮮に楽しんでいきましょう。