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夜間断乳から日中の断乳完了までのステップ!費やした期間と成功法

 

子どもの離乳食が始まって1歳が近づいてくると、いつまで母乳やミルクを飲ませたらいいのか気になってきますよね。

私も子どもが1歳になるといつまで授乳をしていていいのかなと気になり、子どものいる周りの友人からリサーチを始めたんです。その結果、長い期間だと3歳ごろまでおっぱいを欲しがるのであげていたという友人もいて、すぐにやめなくてもいいのかなと焦る気持ちはなくなったんです。

しかし、歯が生えてきており虫歯の心配があったので、せめてハミガキをしたあとの授乳はやめたいなぁと思い、まずは夜間の断乳に踏み切ったのでした。夜間断乳に成功すると、寝る前の授乳を止めることにも成功、さらに日中の断乳も完了、とトントン拍子に事が進んだんです。

今回はその時に段階を踏んでいったコツと断乳にかけた期間、選んだ時期とその理由など、成功に至るまでのステップを紹介したいと思います!

ステップ1.寝かしつけ練習をかねて夜間断乳に挑戦

急に夜間の授乳を全てやめるのはハードルが高そうだったのと、私の場合は仕事など急いで断乳しなければいけない理由もなかったので、まず子供が夜中に起きてしまった場合の授乳だけをやめることにしました。

夜寝る前の授乳はそれまで添い乳で飲ませていたのですが、「今日はこれでおっぱいはおしまいだからね。また明日飲もうね。」と言い聞かせて、子供が起きている状態で授乳することにしました。いずれ行う日中の断乳も見越して、添い乳での寝かしつけをやめなければと思っていたため、トントンで寝かしつける練習も同時に始めました。

いつもと違うためか初日は子供もすぐには寝つけずに、ぐずっていました。でも体を起こして授乳はしていたので激しく泣いてしまうことはありませんでした。夜中には起きてしまいましたが、抱っこをしたり歌ってあやすとなんとか寝てくれました。

あまりにも泣いてしまうようだったらまだ夜間断乳には早いと思ってやめたほうがいいのかなと思っていたのですが、その後夜中に起きても激しく泣くということはなく、あっさりと夜中の授乳が必要なくなってしまったのです。

ステップ2.夜間断乳に成功、次は就寝前の断乳へ

夜間の授乳を止めてからしばらくすると、だんだんと夜中に起きてしまう回数も減り、起きてしまっても手をつないでトントンとあやしながら「大丈夫だよ。お母さんここにいるよ。」と言うとそのまま眠れるようになっていました。

そこで今度は次のステップとして、寝る前の授乳もやめても大丈夫なのではないか?と思いチャレンジしてみることにしました。おっぱいを欲しがって泣いてしまわないか不安でしたが、いざやめてみると自分から欲しがることもなく、少しだけ寝る前に落ち着かない感じでごろごろと転がった後にそのまま眠ってしまったんです。

もっと苦労をすると思っていたので拍子抜けしてしまいましたが、最初のステップとして夜間の授乳をやめていたのが効いたのか、夜は寝る前も含めて全く授乳しなくても平気になりました。やはり順序を経ていくことで、子供もパニックにならず落ち着いて受け入れることができたのかもしれませんね。

ここで子供の心を安定させるポイントなのですが、私の場合は夜間断乳を決断したときに寝かしつけるための儀式をしようと思い、子どもの手を握って安心させていたのです。これが習慣となって、今でもなかなか眠ってくれないときに手をつないであげると、落ち着いて眠りについてくれます。添い乳をやめるときはスキンシップをかねて、子どもが安心できる寝かしつけ習慣をしてあげるのがいいですね。

夜間断乳が完了してからは、子供の眠りが深くなって夜中に起きることも減り、自分も長く寝られるようになって体がだいぶ楽になりましたよ。

ステップ3.夜間断乳、就寝前の断乳を経て、日中の断乳に挑戦!

夜間の断乳に思っていたよりあっさり成功したのでそのまま徐々に授乳を止めていけるのではないかと思い、日中の断乳にチャレンジしました。この頃にはストローで飲み物を飲めるようになっていたので、まず牛乳をミルクと同じように人肌くらいにしたものをあげてみることにしました。

気に入って飲んでいたので水分補給には牛乳と水をあげるようにして、子どもからおっぱいが欲しいと泣かれるまでは授乳はしないようにしましたね。すると、だんだんと授乳の回数が減っていき、なんと自分でも気付かないうちに断乳が完了していました。日中の授乳は子どものペースでやめていったので、ふと気付いたら「あれ?今日は1回もあげていないな?」となっていました。

夜間の断乳と就寝前の断乳をトータル2週間で進め、日中の断乳も2週間ほどで完了しました。乳腺炎も心配していたのですが、おっぱいをすっぱりやめるのではなく、夜間から徐々にやめたことによって私の胸も張ることなく断乳に成功することができたのです。胸が張るようなら搾乳をしなくてはいけないかなと考えていたので、子どものペースに合わせて母乳の量が減っていってくれてとても助かりましたね。

断乳を始める時期はいつから?季節が重要!?

断乳をいつから始めようか迷っていた私は、断乳を開始する前に友人からこんなアドバイスをもらったんです。

友人
熱などで子どもが体調を崩すと母乳しか飲めなくなったりして、せっかく断乳が進んでいたのに逆戻りしてしまう場合もあるよ

ただでさえ心苦しい思いで断乳を始めて失敗してしまうと、子供に対して可哀想な気持ちになりますし、ママとしても体力的にも精神的にもダメージが大きいですよね。そこで私は、どの季節なら子供が体調を崩しやすくないか考えたのです。わが家は子どもが9月生まれで、1歳になってすぐは秋なので体調もくずしにくいのではないかと思い、その頃に断乳をスタートすることにしました。

そして、ハプニングもなくそのまま断乳できてしまったのですが、もしもうまくいかなかったら春になってからまたチャレンジしようと事前に決めていたんです。やはり冬は子どもも自分も体調を崩しやすく、風邪をこじらせたりインフルエンザにかかってしまった場合、うまくいっていても途中で断乳を中断しなくてはいけない状況になりやすいと思ったからです。そういった意味では梅雨時も気温差が激しく小さな子供は風邪をひきやすいので要注意ですね。

断乳をこれからしようか迷っているママは、親子ともに体調が安定している可能性の高い時期を選んで始めてみることも、ひとつの成功法ではないかと思いますよ。引越しや実家への帰省などで環境が変わるタイミングは、子どももママも疲れやすくなっているので、そうしたタイミングも外して考えた方がいいですね。

また、どうしても断乳しなくてはいけない理由がない場合は、子どものペースにあわせてゆっくりトライするつもりでいた方が、ママがイライラしてしまったり泣いている子どもを見て心を痛めることが少なくなっていいと思います。子どもに少し言い聞かせてみてもおっぱいを欲しがるということは、まだスキンシップとして授乳の時間が子どもに必要だと思ってあげられるといいですね。

授乳でのスキンシップは今だけ。断乳は焦らないで

1度断乳をして授乳をしなくなると、よっぽどのことがない限りその子に再び授乳をすることはなくなります。つまり、授乳中のかわいい姿を見られるのは今だけなのです。

断乳しようと思ったときにうまくいかないこともありますが、その時はまだ授乳が必要なのだと思って授乳中のかわいい姿を思いっきり堪能してください。

いざ断乳が終わってしまうと子どもはだんだんとおっぱいに興味もなくなり、母乳を吸っていたことさえ忘れてしまうんです。私の子どもも断乳が完了してしばらく経つと、おっぱいを見ても欲しがるどころか「何これ?」状態で驚きましたね。

断乳を急ぐ特別な理由がなければ、無理をして授乳をやめるよりは、しっかり離乳食を食べているのなら子どものペースにあわせて様子をみてあげましょう。お母さんも子どもも負担がなるべく少なくなるように、あせらずにゆっくり断乳や卒乳ができるといいですね。

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