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生後2ヶ月子供連れの旅行シミュレーション!移動手段と注意点を解説

 

なにかと我慢の多かったマタニティーライフが過ぎ、産後床上げ期間も終わって、赤ちゃんも少しずつ外出ができるようになる生後2ヶ月頃。

『新生児期間を超えたら、どこか遠くに行きたいな。』と、旅行の計画を立てている方。

実家への帰省や冠婚葬祭などでどうしても車や電車での長距離移動をしなければならない方。

計画を立てる前にぜひこの記事を読んで欲しいと思います。

車?新幹線・電車?移動手段を決める際の注意点

おそらくネットで検索すると、「赤ちゃんが可哀想」「子供のことを考えて!」などの冷たい意見があると思いますが、お母さんにも色々な事情がありますよね。生後2ヶ月の我が子を連れて遠出をしなければならなかった私の実体験を通して、どんなことに気をつけたらいいのか、ポイントをみていきましょう。

2ヶ月の子供と一緒に旅行に行くのは、なにかと不安ですよね。私は我が子が生後2ヶ月のときに、祖母の法事で2県ほど離れた県へ行かないといけなくなりました。私の母は子供を連れて行くことに反対をしましたが、親戚に子供を見せたかったことと、私がおばあちゃんっ子だったので、どうしても法事に出席したいという気持ちから遠出をすることにしたのです。

この遠出で1番といってもいいぐらいに大変だったのが、移動でした。移動中は、夫や実母など一緒に行く人の協力と時間の余裕が大切だと思います。私はまず、どの方法で移動をするべきか考えました。

 

赤ちゃん連れで車移動のメリット・デメリット

まず車移動のメリットは「自由」ということです。オムツも車で替えられますし、ケープをすれば他人の目を気にしないで授乳もできます。好きなタイミングでパーキングエリアに停まり休憩をしつつ、赤ちゃん用のオムツ替えベッドも利用できます。

公共機関を使うと大荷物は持てないので持参する物を厳選しないといけませんが、車だと予備の物やあったら便利かも!といった物まで車に詰め込むことができますので安心です。サービスエリアに寄って休憩するときは、必要な物だけを持って身軽に行けるのですごく良かったです。

次に車移動のデメリットはやはり渋滞。私の場合、普段なら3時間半で着く場所なのに5時間半以上もかかってしまいました。いざオムツ替えや泣いた時の対処など、赤ちゃん連れの旅程はスケジュール通りに進められませんし、渋滞を避けることを視野においた、時間に余裕のある移動スケジュールをおすすめします。

また、車での長距離移動では、いつもと違う環境で赤ちゃんが泣いてしまうこともあると思います。そのとき、子供の泣き声が気になってしまうと運転に集中できませんので事前にシミュレーションを話し合ったり対処法を考える必要もあります。

 

電車・バス・新幹線移動では乗車前の準備が必要

電車やバスでの移動は、荷物を持って狭い座席で首のすわっていない赤ちゃんを連れて乗らなければならず、子供も大変ですが赤ちゃんをずっと抱っこしているのはもっと大変です。電車やバスの中ではミルクを作る場所、母乳をあげる場所もなく、オムツを替える場所も降りてから探さなければなりません。飛行機の場合も、おなじです。

私は子供が生後6ヶ月を過ぎた頃に新幹線を利用して旅行へ行きましたが、この際に気をつけた点はこちらです。

・泣いたら席を立ちトイレのある場所であやして戻る

・オムツを乗車ギリギリに替えておく

・乗る前に逆算してミルクや授乳を済ませ、乗るころには眠くなるようにする

このように事前準備が多く、生後2ヶ月で車移動をした時よりもどっと疲れてしまったのを覚えています。

 

公共機関の利用時の注意点

そして、公共機関を利用することで1番大変なのは、他のお客さんに迷惑をかけないようにと気を遣うことですよね。仕事へ向かう人・子供が嫌いな人・眠りたい人など、さまざまな人がいるので、もし子供が泣いてしまうと母親である自分が対応しないといけません。生後2ヶ月で、ようやく目もみえてきたばかりの赤ちゃんの気を紛らわせることができるアイテムは、限られています。

このようなリスクを考えたときに、旅行先への距離・荷物の多さ・周りへの気遣いの少なさ・時間のロスが許されるという点から私は車での移動を決めました。まだ小さな赤ちゃんの場合は自分たちのペースで休憩のできますから車移動をおすすめしますが、協力者がおらずママが運転するため赤ちゃんの面倒が見れない、車がなくてどうしても新幹線での移動が必要などの場合は、新幹線乗車の際の注意点や事前準備などをまとめたこちらの記事▼もチェックしてみてくださいね。

新幹線でベビーカーを持って子供と2人旅が成功した出来事

赤ちゃん連れに余裕をもったスケジュールを組もう

遠出が大変とはいえ、旅行先では食事・観光などが楽しみですよね。あらかじめ食事をしたい場所を決めておいて、ベビーカー込みで入店可能か、座敷があるのかを調べておくと安心ですね。

赤ちゃんの生活リズムに注意

そして、生後2ヶ月目での長距離移動に加えて外にいる時間が長いと、赤ちゃんのいつもの生活リズムが崩れてしまうこともあると思います。すると、スケジュール通りの旅行プランではなかなか進まず、行こうと思っていた場所に行けないなどの可能性も出てきます。ですので、計画している行動には全て時間に余裕を持っておくといいですね。

せっかくなので楽しみたいですが、ママもまだまだ産後2ヶ月。ハリキリすぎてしまうととても疲れてしまいます。どうせならマイペースにゆっくりと、のんびりとした時間がとれるといいですね。

赤ちゃんを最優先した環境づくり

私が遠出をした時は親戚の家に泊まることになっており、事前に赤ちゃんを連れていくと伝えていました。そのためお布団の準備をしておいてくれたので、着いてすぐに子供とひと休みする時間がつくれました。

夕飯は親戚と一緒に外食に行きましたが、遅い時間までは子供を連れていられなかったので、私と子供で先に帰宅しました。大人が赤ちゃん優先に考え、そういった融通をきかせられると、生後2ヶ月であっても連れて行けますので安心です。

観光などをして楽しもうとすると、1日外に出たりしてかえって大変だと思いますが、目的が観光でなければどこかで休むことができるので、気持ち的に楽な部分もあります。

移動距離が少ない場所や温泉旅館などのくつろぎ旅行に切り替える

1、2時間くらいの移動距離で行ける場所であれば、お母さんと赤ちゃんの負担は少なくて済みますね。旅館やホテルのみで過ごす温泉旅行であればいいリフレッシュになりますし、出産を頑張った自分へのご褒美として少し贅沢をしてもいいかな、という気にもなりますよね。個室の空間で子供を連れても周りに迷惑をかけることを考えなくていいですし、時間をゆっくり使うこともできるのでいいと思います。

でも、生後2ヶ月の赤ちゃんを温泉に入れるのは不安なので、自分が入るときは部屋で赤ちゃんの子守をしてくれる人が必要ですね。一緒に行く大人と交互にお風呂に入るといいですね。

冠婚葬祭などで必要に迫られているわけではないけれど、リフレッシュのためにどうしても旅行に行きたい!と思う場合は、とりあえず近場から挑戦してみると、あなた自身が楽しめる旅行にもなると思います。

▼生後1ヶ月以降の赤ちゃんのお風呂の入れ方はこちらの記事をどうぞ▼

ママ1人でできる生後1ヶ月お風呂の入れ方!大泣きしたらどうする?

いざという時のために小児科を探しておくこと

生後2ヶ月の赤ちゃんと一緒の旅行は、赤ちゃんの突然の体調不良などのリスクを考えて近場を検討しつつ、小児科のある病院を探しておくことが大切です。もちろん母子手帳や乳児医療証は必ず持参しましょう。

子供の月齢が上がるにつれて、お母さん自身の赤ちゃんへの対応力も上がっていきますので、「こんな時はこうしよう」などシチュエーションごとに想定できることが増えていきます。

子供を連れての初めての旅行は、スケジュール通りに進むことが難しいということを頭に置いて、時間の余裕をもち、楽しめるといいですね。

▼子連れ旅行の持ち物リストはこちらの記事をチェックしてくださいね▼

日帰り&連泊もこれで大丈夫!子連れ旅行の持ち物リストを大公開!

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