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ベビーカーの迷惑行為ってどんなこと?外出先で気を付けたい事例!

小さな子供と生活する上で、ベビーカーって必須アイテムですよね。ちょっとしたお買い物や土日のお出かけなど、役立つ場面がたくさんあります。抱っこ紐じゃ重いけど、まだ距離は歩けない2歳から4歳の子供との外出時なんてかなり重宝しますよね。

でも電車に乗る時にベビーカーで移動するのは何かと大変ですよね。混雑する時間帯だと乗客の方に迷惑じゃないかな、たたんだ方がいいのかな、など考えだすと、「ちょっとベビーカーを持ち出すの考えちゃう」というお母さんも多いかと思います。

今回はベビーカーが”迷惑かな?”と思う場面で、みんなが気持ちよく使えるベビーカーのマナーについてお話ししたいと思います。

ベビーカーは畳む?畳まない?シチュエーション別対処法

ベビーカーを使う上で大変なことの一つが、”たたむ”という動作ではないでしょうか。荷物と子供をおろして畳むという行為の、腰が重くなる面倒さは経験者なら誰でもわかると思います。子供が寝ていたりすると、それこそ起こしたくないし、なるべくたたまなくていい方法を考える方も多いのでは。

でも、ここはどうしても畳む必要があるというケースや場所ってありますよね。例えばエレベーターがない駅の階段やエスカレーター。数段なら持ち上げても良いかという気持ちが出てしまいますが、10段以上あるとなかなかそうはいきません。ここでは、場所ごとにどうすべきか考えてみましょう。

エスカレーターや階段でベビーカーを畳む必要性

エスカレーターはよくたたまずにそのまま乗せている方が多く見受けられますが、エスカレーターこそたたむべきではないでしょうか。”これまで大丈夫だったから"とか”みんなやっているし…"は万が一の事故の時なんの保証にもなりません。

我が子がケガをするだけでなく、お母さん自身やその下の利用者の方々にも危害をもたらす可能性があります。荷物を持ちつつベビーカーまでバランスを保つのは大変危険で、周りの方の迷惑になってしまいます。

また、階段でも同様の危険性があるため、子供と荷物はおろして、たたんで運ぶのがベストですよね。もちろん、"そんなこと毎回していられない!"という気持ちも大変よくわかります。実際に私や旦那もたまにやっていました。

しかし、以前旦那が数段だからと、荷物と子供を乗せたまま持ち上げて階段を上ったときに、荷物が落ちてしまったんです。その拍子にそちらに気を取られてバランスを崩し、あわやベビーカーもろとも階段から転げ落ちそうになった、という怖い出来事がありました。そのときのヒヤッとした経験を思い出すと、少し面倒でも我が子の安全のため、迷惑をかけないためと思ってたたむようになったのです。

ベビーカーはたたむべき?電車やバスなどの混雑する場所

電車やバスってベビーカーで乗るのにすごく気を遣いますよね。最近では、ベビーカーに対する風当たりがきついというニュースも見ますし、混雑する時間帯に利用するならなおさらです。しかし、電車やバスでは迷惑だからたたんだ方が良いのかというと、そうでもないと私は思います。

バスや電車がかなり満員で子供も起きていて座席に座れる、あるいは自分で立っていられる子供ならばたたんだ方が良いかと思います。しかし、座席が空いていない、一人で立っていられない子供は、逆にベビーカーから降ろすと危険です。

私は子供を二人連れて電車に乗ったときに、下の子は抱っこ紐、上の子は立たせた状態でベビーカーをたたみ、荷物を持っていると、電車が駅に停まるときの少しの揺れでベビーカーと荷物が子供に当たって、子供が転んでしまった経験があるのです。

このように、車両の少しの揺れで子供が転んでケガをしたり、周囲の乗客の方の荷物などが顔に当たったり、逆にお洋服を汚してしまったり…と思いもよらない迷惑や危険があります。こういった場所では、子供をベビーカーに座らせることによって、周囲の人に迷惑をかけないようにしているという認識をもつことも必要ですね。

ベビーカーで移動する?観光名所や寺社仏閣

意外と考慮しないのが観光名所や寺社仏閣だと思います。今では、観光名所や寺社仏閣もバリアフリー化が進んで、たいていのところはベビーカーでも入れるよう配慮されているところが多いと思います。

しかし、観光名所などは混雑して人が多く、ベビーカーが押しづらい、前を歩いている人の足にガンガン当たってしまったなんて場合もありますよね。その場合は、どこか駅でも良いのでベビーカーを置かせてもらえるように頼んだ方が良いと思います。

私はよく紅葉の時期に寺社仏閣などに紅葉狩りに行くのですが、砂利などでは押しづらいし、人も多くぶつかる危険性もあるので、お寺の方にベビーカーをどこに置いてもよいか聞いて、置かせてもらっています。

また、寺社仏閣を傷つけたりする一因ともなりうるので、もし子供を抱っこできそう、あるいは歩いてくれそうな場合はベビーカーを入り口に置かせてもらって回った方が、マナー的に良いかと思います。もちろん、"どうぞ入ってください"と言われて、抱っこもしんどいという時は、ありがたくベビーカーで行かせてもらうのも全然ありです!

ベビーカーでエレベーターに乗る時の正しいマナー

ベビーカーの移動手段で欠かせないエレベーター。よく使う、そしてベビーカー利用者がみんな使うものだからこそ、"このベビーカーの使い方は迷惑じゃないかな"とか"もうちょっと詰めてくれたらよいのに…"なんて思いしたことありますよね。

たまにあるのが、どんと真ん中に入ったまま詰めたりもせずいるお母さん。まさにこれは迷惑です。後ろにはたくさんの乗りたいベビーカーがあるのに!もちろんベビーカーを狭いエレベーター内で動かすのが大変なのはわかりますが、譲り合いの気持ちを持って少しでも詰めて、一台でも一人でも多く乗せてあげる意思を見せることが大事ですよね。

私がいつもありがたいなぁと思うのは、自分以外のベビーカー利用者が乗り降りする際に、開くボタンを押してくれている方がいることです。自分は下りたのに、他人が下りるまで外でボタンを押し続けてくれている人の優しさには本当に嬉しくなりますし、私も常にそうしたいと思って心掛けていますよ。

ベビーカーをどう使う?ショッピングモールでのマナー

 

ショッピングモールやデパートなどに行くと、レンタルで置いてあるベビーカーを利用する方も多いと思います。キャラクター物や二人で乗れるものまで、最近は子供が喜ぶようなベビーカーも多いですよね。

そんな中、皆さんが一度は気になったことがあるのが、"ベビーカーの汚れ"ではないでしょうか。公共で使うものだから多少の汚れは仕方ないにしても、あまりに汚れていて不快感を覚える時もありますよね。私もよく食べこぼしであろう汚れ等を、おしりふきで拭きとっていました。

汚れを見つけてからは、私自身、返却するときに大きな汚れがないかをチェックして、汚れていれば拭き取るようになりましたね。公共の場の借り物だからこそ、"私のものじゃないからいいや"ではなく、後から使う人のことを考えて利用することを心掛けられるといいですね。

ベビーカーの迷惑行為を避けるために

ベビーカーの使用マナー・安全対策についてまとめてきましたが、日常生活で実際に使っている場面を振り返ってみて、いかがでしたか?"あ、これは当てはまるな"とか"これは今後気を付けよう"というものはありましたか?

普段、頻繁に使う物だからこそ見落としがちなベビーカーのマナー。

お出かけの際に役立つ必須アイテムのベビーカーだからこそ、周囲の方の迷惑にならないよう、きっちりベビーカーの利用マナーを守って、家族みんなで気持ちよく外出ができるといいですね!

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