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母子家庭の子育ての悩みに解決の1歩を!子供の孤立を防ぐ対処法!

年々増えている母子家庭。私が教育現場で働いていた時も、クラスに3人は母子家庭で育つ子供がいるほど多くなっていることを実感しています。

母子家庭となった途端、ママは子育ても家事も仕事も全て一人でやっていかないといけません。中でも子育ては、母親一人で頑張ろうとすると、結構いろんな悩みが出てくるものです。

今回は、母子家庭ならではの子育ての悩みとその解決法を紹介します!誰にも相談できず困っているママたちは、これを読んで是非解決への道を見つけてくださいね。

母子家庭の悩み、子供の孤食

母子家庭になるとママたちは勤務時間を長くし、朝早くから夜遅くまで働くようになります。実家で子供の面倒を見てもらう人は夕食をお願いできますが、本当に母親一人で頑張っている人は夕食の悩みが出てきますよね。そう、子供の孤食です。孤食とは、その漢字の通り家族と食事をせず独りで食事の時間を過ごす事です。

仕事の関係上どうしても孤食を避けられず、子供に寂しい思いをさせてしまうのが気がかりだというママもいますよね。そんなママにおすすめしたいのは地域で活発になってきている『こども食堂』です。こども食堂は、孤食になりがちな子供たちや貧困家庭の子供たちに、無料もしくは100円ほどで食事を提供してくれるところです。

家庭的で出来たての料理が出てくるので、子供たちは喜んで食べてくれますよ。また家では孤食でも、こども用食堂に行けば友達がいたり地域のボランティアの大人もたくさんいたりするので、子供も嬉しいことでしょう。

夕食の支度でさえ大変な母子家庭での子育てです。こども食堂については、地域の広報や回覧板にもお知らせとして入っています。一度目を通してみると良いですよ。また、役所で聞いてみるという方法もあります。たまにはこども用食堂に頼ってみるのはいかがでしょうか?

母子家庭の悩み、勉強を見てあげられない

仕事に家事にと忙しくて、なかなか子供の勉強を見てあげられていないというママもたくさんいます。塾に通わせようとしても月謝もかなり高いですし、送迎だってできないという人もいますよね。

そこで、地域の無料学習教室を利用してみましょう!学習塾に通うお金がないと困っている人たちに、救いの手を差し伸べてくれる塾があるのです。私の住んでいる地域にも実際にありますよ!公民館で週に2回、小・中学生に無料で学習教室を開いています。結構人気なようで、空き待ちの時期もあるようです。

小・中学校でも放課後に大学生のボランティアがやってきて、算数教室や理科教室などを開いてくれるところがありますよね。そういった場所へも積極的に通わせてあげることで、基本的な学習がしっかりと身に付くように支えてあげましょう。

忙しいシンママ、子供の話を聞いてあげられる時間がない

母子家庭で育つ子供たちは、今日あった嬉しいこと、悲しかったこと、辛かったこと、悔しかったことなどをママに話す時間がほとんどありません。無いのではなく、話すことを我慢している子供もいることでしょう。私も小学生時代だけ母子家庭で過ごしたのですが、仕事に家事にと忙しそうにしている母に、なかなか話しかける勇気はありませんでした。疲れているのだから、そっとしておいてあげようと幼いながらも考えていた記憶が未だにあります。

ママたちの忙しさや大変さはよく分かりますが、子供に我慢させ続けてしまうと子供は自分のことを何も話さなくなる恐れもあります。感情を表に出すことさえやめてしまう子も中にはいるのです。そうなってからでは遅いです。お風呂に一緒に入るたった10分でも、ベッドの中で目を閉じるまでの5分でも、子供の話に耳を傾けてあげてください。

話を聞いてあげる余裕がないときは、交換日記もおすすめです。私も母と交換日記をしていたことがあります。母からの返事が楽しみで、たくさん伝えたいことを書いていた覚えがあります。会話や交換日記と、ちょっとした時間で良いのです。子供の心の中を覗く努力を忘れないでください!

母子家庭だと男の子の子育てに悩む?

幼いうちは男の子もママが一番なので、母子家庭でもなんら問題もなく子育てができるのです。しかし、ママが困る時期がやってきます。それは、子供が思春期に入った時です。

男の子から男性に成長していく時、ママは子供にとって必要なことを伝えにくいという悩みが出てくるのです。例えば、髭のそり方や女性への接し方…。

そんな風に困ったときは、是非ママのお父さん、つまり子供にとってはおじいちゃんに頼ってみると良いでしょう。おじいちゃんにお願いできないときは、学校の担任の先生だって良いのです。ママだけで抱え込まず、周りの男性に頼って解決してみましょう!

母子家庭の悩みはどんどん相談しよう

母子家庭の子育ての悩みは、両親揃っている家庭以上に多くなるものです。私の母も母子家庭で私を必死に育ててくれましたが、きっとたくさんの悩みがあったのだろうと今親になってみてよく分かります。

とにかく、迷いや悩みを感じる時は1人で抱え込まず、すぐに誰かに相談してください。役所の保育課や育児支援部門、保険センターの保健師さん、病院の先生や学校の先生でもいいですし、面と向かって話しづらければ育児専門もしくは母子家庭専門の電話相談室でもいいです。

悩みを人に話すだけでも心は軽くなりますし、そうすると解決策も見つかっていくことがあります。子供にカラッとした笑顔を見せてあげるためにもストレスを発散できるように心がけてみてくださいね。

今回は、母子家庭で頑張っているママたちの悩みとその解決法を紹介しました!是非、これを読んで少しでもママたちの悩みが小さくなってくれると嬉しいです。必ず子供たちはママの背中を見ていますからね♪大丈夫です。

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