保育園児・幼稚園児

幼稚園の運動会を勝ち抜くにはチームワークが必要不可欠!

幼稚園の運動会を初めて経験されるパパ・ママさん。私が子育てをしていて思ったのが、幼稚園の運動会が1番楽しかった、ということです。小学校ももちろん見ていて楽しいですが、やっぱり幼稚園の運動会の感動は大きく、私は毎年涙を流していた1人です。

幼稚園の3年間の運動会を通してバッチリお子さんの成長を目に焼き付けて欲しいですし、たくさん写真や動画を撮って欲しいと思います。幼稚園に通い始めて1年もたっていない年少さんが頑張って走る姿。年中さんが、一生懸命に踊っている姿。年長さんはもう組み体操、演奏、リレーなど出る競技すべてに感動します。

でも、この成長を感じる素晴らしい姿を全て子供の近くで見るのが難しいのです。運動会で子供が披露してくれる勇姿を見るためには、チームワークが必要になってきます。私が行っていた【頑張る子供の姿を見逃さない、運動会で必須のチームワーク術】をお話していきたいと思います。

夫婦そろって寝不足!場所取り合戦の全貌

運動会で最初の戦いは、場所取りです。この場所取りに勝ち進み、いい場所で見ること・写真や映像を撮ることがいかにスムーズにできるかが鍵です。園によっては観覧の場所取りは禁止されていて、交代制のところや場所取り不可などさまざまなルールがあると思います。

 

場所取りで徹夜

私が通っていた園では、まずごはんの場所取りが朝6時から始まり、そのあと8時から観覧の場所取りと2部制になっていました。年少の頃どういった仕組みが分からなかった私は、夜20時ごろに園の前を通ってみるとすでに何名か並んでいるのに気づいて、驚き慌てて帰って旦那に園に並びに行くようにお願いしたのです。

夜22時になるとすでに20~30人は並んでいましたね。

この時に初めて、幼稚園の場所取り合戦の恐ろしさを知ったのです。

 

場所取り合戦の反省点

初めての場所取りでは、並ぶタイミングで旦那にテーブルやイスなどを持たせてしまい、並んでいる間大荷物にしてしまったことが大きな反省点です。

そのため年中・年長の年では場所取りの時点では先に並ぶ人のみが行き、身軽な状態で並んでもらって、園が開放される30分前に荷物を持っていく、という方法に変えました。並んでいる旦那曰くその方が遥かに楽に並ぶことができたそうです。

パパ同士の友人を作ると互いに協力ができる

しかし、園の駐車場はすぐに満車になってしまい大荷物を持って行くのはとても大変です。そこで私は母に運転をお願いして園前で降ろしてもらい、荷物を持って旦那に届けるという流れにしました。

またママ友家族と協力して、ワンボックスカーを持っている家庭の車に荷物を積んでおきました。そして1人のママ友が運転して私は園の前で降ろしてもらい、そのママ友の旦那さんと自分の旦那に荷物を届けたりしました。すると、園の駐車場に車を停められるかどうかという心配も解消されて、スムーズに並んでいる旦那さんの元へ荷物を届けることができたんです。

開放後は、まずごはんを食べる場所取りが始まります。そこで場所を取ってから一旦外へ出て、また観覧の場所取りの列に並び直すのです。しかし荷物を届けた私は、ご飯の場所取り開放の時間まで旦那と一緒に待機していました。そして、ご飯の場所取りに走ってくれる旦那の代わりに、観覧の場所取りの列に私が先に並んでおくという連携プレーで、前の方を取ることができましたよ。

この時に、パパ同士も仲がいい人を作っておくと、そこで互いに協力もできるので助かるなと思いましたね。私はママ友と家族ぐるみで仲良くしていたおかげで、ご飯の場所取りも一緒にでき、観覧の場所も互いに取り合ってと、協力し合うことができたのです。

家族総出の協力で勝利の道が開ける

この場所取りは前の日からが勝負なので、ママもパパもこの日ばかりは徹夜覚悟でがんばりましょう!そして、旦那さんが夜場所取りに行ってくれている間にお弁当作りをしたりと、ママもかなり忙しいです。

また、その場所取り中の早朝に親が家を出たり入ったりするので、その間幼稚園児の子供を家に1人で置いておくのは不安です。ですからこの日は、前の日から母に自宅に来てもらい、泊まってもらっていました。

このように、家族総出の協力で場所取り合戦への勝利の道が開けます!そして、場所取りが終わった後は競技中の撮影スポット合戦です。

撮影スポットでは夫婦そろって見ないこと!

観覧の場所は、基本的に子供のおじいちゃん・おばあちゃんが座って見れるように取った場所であり、ママとパパは子供の場所に少しでも近づいて撮影に力を入れました。幼稚園の運動会ですごく驚いたのは、観覧の場所取りもそうですが、ビデオカメラ撮影ができる場所の争奪戦です。

1つの競技が終わり入れ替わる瞬間の、大人のバチバチに鳥肌がたちましたね(笑)。年少の頃は「こんな戦い怖いー!」と思っていたのに、年中・年長ではその争奪戦にちゃっかり参戦できるほどになっていましたよ。

撮影スポットは脚立が活躍!

しかし前の方のビデオ撮影場所をゲットできればいいのですが、1学年の保護者みんながワーっと押し寄せるのでけっこう難しいです。そこで役に立ったのは"脚立”。

この脚立は運動会では神様レベルで役立ちます。脚立に上れば前のほうで撮影できなくても撮る事ができるので、何競技も前からその場所にスタンバイしていなくても大丈夫でした。脚立NGなどのルールがない園であれば、脚立は必需品ですよ!

家族で場所を分けて撮影をする

あと、徒競走ならスタート地点に私がいてゴール付近には旦那がいる、など場所を分けて撮影をするといいです。スタート時はカメラに集中しないといけませんが、ゴールはカメラで撮らなくて済むのでしっかり自分の目で子供がゴールするのを見守ることができて感動しましたよ。

1人で全部撮るとなると、カメラの撮影に集中して子供の姿をカメラ越しでしか見ることができず残念です。家族など協力者と別々の場所で撮り合いをすると、カメラで撮影しつつ目でも見ることができるので、おススメです。

ダンス競技はママ友家族と協力して散らばり撮影

ダンスなど子供達の移動がある競技では、私はママ友と協力して撮影をしたのですが、これがすごくよかったんです。ママ友家族と散らばって、近くに自分の子が見えなくてもママ友の子供がいたら代わりに撮ってあげます。

すると、お互いに遠くて見れなかった自分の子供の写真などを撮影することに成功するので、とても効率的でしたね。このような散らばる作戦は、撮影場所の奪い合い合戦を勝ち抜ける秘策だと思いますよ。

そして、幼稚園の運動会で1番おススメしたいのは、保護者競技には積極的に参加することなんです。

保護者対抗競技は子供のヒーローになれる!

私は、年少・年中・年長の3年間保護者対抗リレーに参加しました。この保護者競技は、かなり盛り上がる競技の1つでもあります。そして、リレーで走っている時に自分の子供を見たら、めちゃくちゃ興奮して大きな声で応援してくれていたんです。

あんなに子供が目をキラキラさせて応援してくれている姿が見れて、私はこの保護者競技に出てよかった!と思い3年間出続けたのです。スピードに自信がなくても転ぶかもと不安でも、子供にとってはママやパパが出ることだけで嬉しいので、勝ち負けなんて気にせず出て欲しいなと思いますよ。

実際に私は転んでしまったことがあるのですが、同じクラスのママからも「がんばったねー!」など声をたくさんかけてもらいましたよ。また、子供にも「ママこけたけどかっこよかったよ!」なんて言われてしまって、また1ついい思い出になりましたね。

幼稚園の運動会は家族の結束が高まる日!

運動会は子供もママもパパもみんなお疲れモードになっちゃいますが、とっても楽しい行事です。そして子供のためにみんなで協力し合うので、いつもよりも夫婦のチームワークも良くなって、この忙しさもある意味面白くなってきます。

また、競技が終わると同じ学年のママがみんなで涙を流して「よかったねー」と言い合うのも、私はジーンときましたよ。

運動会後に飲むのもまた最高ですが、暑い中外にいて、ゆっくり浸かるお風呂がなんといっても最高です。1日の疲れがジワーっと抜けていく感じがたまりません。

そして1日動きっぱなしだったので、運動会の日はご飯を作るのをお休みして外食を囲み、みんなでお疲れ様会をするのがまた楽しいのです。

これは運動会に家族みんなで協力して頑張ったからこそ味わえる喜びです。運動会は子供の成長を見れる日、というだけではなく家族のチームワークがより高まる日でもあるので、みんなで協力し合って素晴らしい1日を過ごしてくださいね!

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