子供が生まれて7ヶ月目に入ると子育てにもだいぶ慣れてきて、どこか旅行にでも行きたーい!なんて思う方も多いのではないでしょうか。でも、生後7ヶ月の子連れ旅行なんてちょっと不安….。自宅でも実家でもない場所でのんびり滞在なんてできるの?移動中は大丈夫?など不安は尽きないかと思います。
でも、子連れ旅行なんて疲れるだけと諦めないでください。準備さえしっかりしておけば子連れ旅行は最高に楽しい思い出に!生後7ヶ月の子連れ旅行に"これを持って行って助かった"というアイテムを紹介しながら、旅行を楽しくするための秘訣を私の経験からお教えします!
子連れの宿泊場所とお風呂で事前に確認したい事
子連れ旅行で1番気にかけたいポイントはずばり”お風呂”です。久しぶりの旅行、できれば露天風呂のある温泉宿なんか最高だなと思った方、ぜひ行きたい宿のHPまたは口コミを見てください。“オムツの取れていないお子様のご入浴はご遠慮願います”の一言はありませんか。その文言が確認できない場合は、宿に直接聞きましょう。また、脱衣所にベビーベッドがあるかも確認しましょう。
私は一度、ベビーベッドがない旅館に泊まり、まだ立って待っていることもできない我が子を抱っこしながら自分の体を拭き、重たいわが子を片手に、うまいこと床にタオルを広げ敷いて乗せるという大変な思いをしました。ですから、ベビーベッドがあるかどうかもしっかり下調べしておき、ない場合の対処も考えてから行きましょう。
また、バスチェアがある宿や貸切風呂・家族風呂など、子連れに優しい設備のある宿を選ぶのも良いですね!赤ちゃんだけ部屋風呂というのもありですが、ビジネスホテルのような部屋風呂だと狭くてかなり大変なので、部屋風呂に入れる場合はお風呂の形式もチェックした方が良いと思います。
離乳食は市販のベビーフードと小さいタッパーが便利
生後7ヶ月の子連れ旅行の懸念の一つは始めたばかりの離乳食ではないでしょうか。市販のものを持っていくにしても、生後7ヶ月の子には一食に一つは多いことも…そんな時、小さいタッパーが一つあれば万事解決です。余った分を入れたり、ホテル内のレストランへ移動の際など少し小分けに持ち歩きたい時に重宝します。
また、旅館やホテルによっては”おかゆくらいなら用意します”というところもあったりするので、聞いてみても良いかもしれません。そもそも、子連れプランで”離乳食もあります!”なんて宿もあったりするので、チェックしてみてください。
我が家はよくビュッフェ形式の朝夕食のところで、おかゆを食べさせていましたよ。野菜の裏ごししたものなどはさすがになかったですが、生後7ヶ月の頃はまだ一回食だったので朝のおかゆで十分でしたね。なので、ビュッフェのある旅館やホテルなども良いかもしれませんね。
不安は生後7ヶ月の赤ちゃんとの長距離移動
旅行に必ずついてくる”移動”。近場で旅行の場合はそこまで構える必要もないですが、2時間以上のドライブあるいは電車移動になると”どうかずっとご機嫌でいて!”と願う方が多いはず。ここでは、そんな長距離移動のあれこれについて私の経験談をお話ししたいと思います。
我が家は車移動が多く、子供が生後2ヶ月になった頃から1時間以上のドライブはよくしていました。しかし、まだ何もわからない時期はお乳さえあげていればずっと寝ていてくれたのですが、生後7ヶ月ともなるとそうはいきません。
チャイルドシートに拘束されることに抵抗をするようになり、泣き続けられて心が折れる方も多いのでは。ちょっとのドライブでこれなのだから旅行の長距離移動なんて…と思われる方もいらっしゃるかと思います。でも、諦めないで!ちょっとした工夫や努力で対処する方法をお教えします。
車移動の場合
車移動の場合は、荷物が多少多くなっても問題ないので、できる限りのおもちゃやお菓子などを持っていきましょう。また、小さなぬいぐるみや指人形などで遊んであげるとご機嫌よく乗っていてくれますよ。
我が家は泣き叫び続ける我が子に、よく全力で歌を歌ったりぬいぐるみでいないいないばぁをしたりしてやり過ごしていました。そして車移動の何が楽かというと、泣き叫んでいても周りを気にしなくて良い!子供には悪いけど、あやしつかれた私はただ眠ることだけを祈ってトントンのみし続けたこともあります。
車だと時間はかかりますが、"ここで休憩しよう"とか、"子供が寝ている時間を狙って出発しよう"など時間設定に幅が利くので、予測不可能な子連れ旅行には一番楽な移動手段かもしれません。
電車移動の場合
電車移動の場合も、いかに子供をリラックスさせるかが重要になってきます。ただ、荷物をあまり増やしたくないと思うので、最小限のおもちゃやお菓子を持ち、あまりにも泣く場合は窓の外が見える位置などへ行って気分転換させてあげましょう。
▼▼子連れで電車移動を上手に過ごすコツはこちらの記事をどうぞ▼▼
もう怖くない!電車に小さな子供連れでも落ち着いて乗れる方法とは
新幹線の場合
新幹線には授乳もできる多目的室という個室になっているスペースがあります。予約は必要なく、空いていたら利用ができるため乗車後すぐに乗務員さんに聞いてみるのが良いと思います。人目が気にならないので良いですよ。
また、もし指定席をとるのであれば車両の一番後ろの席がおすすめ。席の後ろにベビーカーや荷物を入れられるので助かります。また、トイレが近い席に座るとおむつ替え等に行きやすいので便利です。ただし、トイレに近い車両後方席は大変人気の席なので早めの予約をおすすめします。
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ベビーカーで新幹線に乗る際のコツとは?荷物置き場と注意点も解説
飛行機の場合
飛行機の場合は、席は一番後ろがおすすめです。また、ほかに子連れの方がいなければ客室乗務員さんの近くの一番後ろにあえて指定されることがあります。客室乗務員さんは、子連れの客を把握してくれていて気にかけてくれるので、案外快適に過ごせますよ。
授乳中の赤ちゃん連れに必要な旅行荷物
いざ旅行に行くと、"あぁ…持ってくればよかった…"なんてことがあると思います。そんな後悔をしなくても良いように、私が生後7ヶ月の子供を連れて旅行するときに持って行った必需品、また友人が持って来ていて"これは便利!"と思った物をここではご紹介します。
忘れがちだけど、絶対にあると助かるもの
・ガーゼケット:旅先の飲食店の座布団の上に敷いたり、授乳ケープにしたり、掛布団にしたり使用用途が多いので必須です。
・ジップロック:余ったお菓子やスプーン類、キューブ粉ミルク、歯固めを入れたり、小さなハンカチやガーゼなどを入れておくと、清潔に使いたい時に良いですよ。空の予備ジップロックもあると何かと重宝します。
・子供用タオル:旅館やホテルは大人用しか用意していないのがほとんどです。脱衣所のベビーベッドに敷いて待たせたり、体を拭いたりするので必須です。
・スポンジと洗剤:一日持ち歩いたスプーンやマグを清潔に洗いたいとき助かります。
・ペットボトルキャップとストロー数本:マグが洗えないときや予備のマグがない時、赤ちゃん麦茶などにつけてそのまま飲ませられるのであると便利です。
・母子手帳:これは意外に持っていくのを忘れる人もいるはず。急病やケガをしたときに旅先で必要になるので必須です。
・カメラ:我が子のかわいい瞬間をしっかり捉えましょう。
あった方が良いけど、なくてもいいかなというもの※車移動で荷物が多くなっても良い場合
・空気入れるタイプのベビーバスあるいはバンボ:ベビーバスさえあればどんなお風呂でも入れられます。バンボも座らせて待たせておけるので、我が家はよく持って行っていました。
・絵本:お気に入りの絵本があれば、屋外もホテルでもご機嫌に過ごせます。
・予備のマグ:洗うのを忘れた場合やちょっとホテルの水道で洗う気になれなかった場合に助かります。
・子供用ハンガー:子供の服が何かの拍子に汚れたとき、洗って部屋で干せるように。
普段からカバンにこれらを常備している方もいると思いますが、旅行準備となると自分の荷造りと子供の荷造りで膨大ですし、わけがわからなくなってきたりするので、いつも常備しているよという方も今一度確認してみてください。
家族旅行の失敗や後悔も楽しい思い出に!
準備も整ったし、あとは行って楽しむだけ!となっても、子連れ旅行だと何かしら忘れ物をしたり時間通りに行かなかったり…。生後7ヶ月の子であれば授乳の時間も考慮しなくてはいけないし、オムツ替えのタイミングを図ったりと体力はなかなか消耗されます。
それでも、やはり我が子が非日常の体験に目を輝かせている顔は、何にも代えがたい最高の旅の思い出です。しっかり準備して、どんな失敗も"最高の思い出だ"と笑えるような素敵な旅行にしましょうね。
生後7ヶ月はぷくぷくムチムチMAXの時期だからこそなおさら可愛い!そんな我が子の非日常でしか見せない表情を、しっかりカメラに収めることも忘れないでくださいね!