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1歳児に言葉をうながす3つの育児法で子供がおしゃべりに!

 

1歳の子供の言葉はいつから出てくるの?言葉がなかなか増えないことが心配...などと悩んでいませんか?

お子様が1歳になるということは、ママとしてもまだ1歳。子供の発達について不安なことは常につきまといますよね。いままでは寝ておきての繰り返しだった子供も、次第によちよち歩き始めてとってもかわいい時期がやってきます。1歳になると少しずつ発語が出てくるようにもなり、子育てがより楽しくなります。

でも、はじめはどうやって子供に言葉を教えたらいいのかわかりませんよね。私の子供は小さい時からどこに停止ボタンがあるの?というくらい、おしゃべりな子でした。1歳児のころは赤ちゃんが大人気のキャラクターの名前をずっと言っていて、こちらがノイローゼになるかというくらい朝起きてから夜寝るまで連呼していました(笑)

小さい子供って、繰り返すのが好きなんですよね。でも、こんな風に子供がおしゃべりになった理由は、単に性格が影響したからという訳でもなかったんです。私は子供に言葉を覚えてもらうために、まったく言葉がしゃべれない0歳の頃から習慣にしてきた3つの育児方法があるのです。

1.0歳児ちゃんはママの聞き役に徹してもらう

0歳の子供がまだしゃべれない頃からですが、赤ちゃんに向かってもうほぼ独り言のように私はずっとずっとしゃべりかけていました。「ご飯なにつくろうかな」とか「今日はなにしようかな」など、お話で返事を返してくれない子供に良き聞き相手になってもらっていたのです。女性って、友達にもそうですがただ聞いてほしいっていうだけの時がありませんか?

それを0歳の赤ちゃんにしてもらって、どんな些細なことでも話しかけていたのです。経験上ですが、赤ちゃんが言葉を理解していなくても、“話しかける”ということをするだけで、子供の言葉がでるスピードって変わってくると思うのです。また、よく外に出て友達と会い、“会話”というものを赤ちゃんに見せていましたよ。

必要性を感じて初めて子供の言葉が出てくることも

私の友達の中で、あまり外に出ずお家で子供と2人きりという時間が長い子は、子供がなかなか言葉を話し出さないと悩んでいました。推測ですが、子供からすると親は言葉で伝えなくても子供がしてほしいことが分かったりするので、言葉を出さなくても伝わる=言葉で伝えなくてもいいと、思っていたのではないでしょうか。

友達が子供を保育園に預けるようになり、子供がママ以外と触れ合うことを知ってからは、言葉で伝えないと伝わらないと思ったのかすぐに言葉をだすようになったので、外にでるということも言葉を出すいいきっかけになるとおもいます。

2.絵本は体を使ってイメージをふくらませる

子供がしゃべれないのに絵本を読んだってわからないと思っていませんか?子供が理解できないのに絵本を読むのは親の自己満足では?などと考えてしまう気持ちもわかります。実は私も最初そのように思っていました。しかし、子供がまだ絵本の文を読んでも理解はできない分、私は体を使って読むことにしたのです。

絵本を理解させるより前に楽しさを伝えること

例えば、0歳児1歳児向けの絵本でいないいないばぁを動物たちがする絵本があったとします。ママやパパが自分の顔でいないいないばあ!をするのに加えて、こどもの手をつかっていないいないばぁ!をしてあげると、子供は絵本ではなくまずママやパパをみてキャッキャッしてくれます。

すると、こどもも「いないいないばぁ」っていう言葉はうれしくなる言葉だと認識できるようになり、何回も読んでいくうちに私の子供はまず言葉より先に体でいないいないばぁをしてくれるようになり、その延長でだんだん言葉も一緒に出てくるようにもなったのです。

お気に入りの絵本を繰り返し読むことの大切さ

ですから、絵本をたくさん読んであげることは子供の発語をうながすためのいい練習にもなります。私の子供はだるまさんシリーズの絵本が大好きで、だるまさんがいちごさん・ばななさん・めろんさんと抱きついたり転がったり踏ん張ったりするかわいい絵本を読みながら、だるまさんがいちごさんにギュッと抱きつく場面で私も子供と抱きついたりしていました。

それを何回も読んでいるうちに暗記して、2歳のときに子供が私に読んでくれたのですが、同時に子供が私にギュッと抱きついてくれてとてもほっこりしましたね。絵本の力は無限大に子供の想像力をかきたてます。1冊でも子供がお気に入りの絵本に出会えたらそれは素晴らしいことですので、繰り返し読んであげるのもいいと思いますよ。

3.手遊びやお歌の力は無限大

1歳になると言葉がまだ出なくても、手遊びができるようになります。子供はまず体でリズムを覚えて、少しずつ歌を覚えていき、宇宙人語のような言葉を出しながら手あそびをしてくれるようになります。それを続けていくと、だんだん本当にところどころ歌を歌っているように聞こえてきます。

リズムがあると子供もノリノリな気持ちになってかわいいダンスまで披露するようになりますよね。最初は「あーあー♪」「うーうー♪」なんて言っているのですがその姿がまたかわいくてかわいくて...。喃語のような部分は子供もその言葉を覚えようとしている最中ですので、続けて歌ってあげるといいですよ。

子供はリズムのある言葉や歌が大好き

“バイバイ”や“いないいないばぁ”などもリズムがある言葉です。バイバイは手をふる、いないいないばぁは目を隠す、と子供にもできる簡単な動きで覚えやすい分、子供自身もできるようになっていくんですね。童謡や唱歌などお歌は車の移動中にかけたり、おうちにいるときに流してあげるだけで子供の目の色が変わります。ママやパパにとっても簡単ですからぜひやってみてください。手遊びは子供と向かい合わせになり、親がどんな動きをしているのか見せてあげてくださいね。

話しかけて聞き役になってもらう、絵本に動きをつける、歌いながら手遊びを教える、この3つのスキンシップで私は、子供に言葉を出す・会話をする・表現するということを伝えていきました。まずはこの3つのどれかひとつでも試してみて、子供が興味を示してくれたかな?と思ったら、それを集中的にやってみるのもいいですね。まだまだ1歳では言葉が出ないと焦る必要はありません。まずは子供の笑顔を引き出して身振り手振りに興味をもたせることから始めてみましょう。

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