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1歳児・2歳児子育ての悩み!言うことを聞かない時期の対処法とは

 

私には1歳11か月の息子がいます。

最近私の話す言葉をだいたいは理解できるようになってきたので、息子とコミュニケーションをとるのが楽しくなってきたんです。私の気持ちを理解してくれて助かるときがありますし、何より、可愛さ倍増ですよね!

そんな息子が2歳に近づいてきた1歳7か月くらいから、食事のときや遊びのときに拒否反応をみせるようになりました。そう、自我の芽生えです。イヤイヤ期の序章ですよね。成長の証としては喜ばしいことですが、母親からすると今までとは違う子育ての戦いの始まりでもあります。

一番拒否するのは食事でした。好き嫌いというよりは、食べる順番についてお怒りになるのか、首をふってはスプーンを投げ飛ばすのです。どれを食べたいのか指を指すように言っても「どれどれ、どれどれ」とただ指を左右に動かし遊び食べへと移行していく始末…

そんなことで、食事が前まで30分くらいだったのが、1時間になってしまいました。毎日3食こんな調子でしたので、すっかり私の根負けです。私は疲れて、一品料理をだすようになっていました。そうすれば、息子の食べたい順番もなくなりスムーズに食事が終わると思ったからです。

しかし、息子の食事のイヤイヤは、次第に遊ぶおもちゃやおむつ替え、お散歩でも出てくるようになったんです。それに加えて嫌な気持ちの表現方法も大胆になり、大泣き、座り込みかんしゃく…

家の中ならまだいいのですが、子育てサロンやスーパーでもやるようになり、他の子は落ち着いているのに我が子は気が激しいほうなのかと、私の悪い癖で比べるようになってしまいました。

息子からすると、自分の気持ちをしゃべれないもどかしさと理解してもらえない悔しさでいっぱいなんでしょうが、私からすると何を伝えたいのかわからない、私の言うことの必ず反対のことを要求してくる、やりたいことがうまく進まない…といったイライラで負の連鎖。

私の周りは女の子を持つママが多く、ママ友達からは「男の子だから仕方ないよ」と励まされましたが、「男の子という問題?私の対応が悪いのか。もっと息子の気持ちをくみ取ってあげればいいのだろうか」と、どう対処すれば少し息子のイヤイヤが落ち着くのかを模索する毎日でした。

ママがイライラせずに泣きわめく子供を落ち着かせる方法

当たり前のことですが、自我の芽生えは子供の大きな成長ですよね。

しかし毎日毎時間その芽生えた自我と向き合っていると、こちらも参ってきます。そうなると、どうしても自分の疲れないほうに楽な方法に物事を進めてしまいがちです。しかし、これでは子供の心の成長に蓋をしちゃいますよね。

そこで私は、息子のイヤイヤをなるべくイライラしないで向き合えるように工夫したんです。イヤイヤと泣いている子供にはまず落ち着かせることが一番大事ですよね。

息子は自分の気持ちをしゃべれない、理解してもらえないことに泣いて伝えてくれていると自分の心に言い聞かせ、

「何をしたかったのかな?このお洋服が着たいの?」

「こっちじゃなくて、あっちに行きたかったのかな。」

「そうだよね。まだ帰りたくなかったんだよね。そっか、そっか。」

と言うふうに、とにかく子供に語りかけながら同調します。

大泣きしていると、そんなこと聞こえてないんじゃないかと思い心が折れそうになるのですが、そこはぐっとこらえて「息子は私に何かを伝えたいと思っている。それを聞き出そう。」その一心でしゃべれない息子のためにひたすら代弁を繰り返し、息子の気持ちに寄り添ってあげると、徐々に落ち着く場面が増えてきたのです。

子育てに悩み怒ってばかりの自分を、1歩引いて見てみる

次に、息子がイヤイヤしてどう対処しても言うことを聞いてくれない。イライラする!となったときにすることがあります。決して怒鳴らないし、もちろん叩きません。その代わりに、黙ります。息子に嫌なことを言わないよう、自分の口を閉じるのです。

私なりに息子を傷つけないようイライラを隠しているつもりですが、それでも表情で親の気持ちって伝わってしまいますよね。

息子が大泣きし怒ってじだんだを踏み、私も限界がきて、それをだまってじっと見ていたんです。すると、まだ2歳前の息子が何かを察したのか、急に泣きながら私の頭をなでてきたんです!

私は、はっとして自分の大人げない態度に反省しました。イライラが表情に出てしまっていたんですね。「こんなに小さな子供に私は何を本気になってしまったのだろう…」と罪悪感でいっぱいになりました。

言うことを聞いてくれない子供に限界がきたときは、ふと考えてみてください。この部屋にいるのは1歳児と30代の大人(私の場合)。この二人しかいない中で、1歳児が30代に対等に向き合うことは不可能だなと。

そう思うと私はなんだか客観的に自分と息子をみれた気がして、一呼吸おき余裕をもって息子のイヤイヤに付き合えるようになったのです。まだ1年しか生きてない子供に30年も生きてきた大人が本気で怒ってる、と。

怒りたくなる気持ちももちろんわかります!みんなそうです。ですが、一歩下がって子供のイヤイヤを見つめれればきっと余裕をもって接することができると思います。

イヤイヤはママを信頼している証

いつまでもイヤイヤが続くわけではありません。子供も次第に言葉を覚え、自分の気持ちを表現できるようになっていきます。

今しかないこのイヤイヤは、可愛い我が子が「信頼できる相手である母親」に対しての甘えです。

親も人間なので限界がくることはもちろんあるのですが、そんなときは頭の中で自分が冷静になれる方法を探す癖をつけていくと、イライラを引きずりにくくなるので自分の気持ちも楽になっていきます。

こんな風にママにとっても子供にとってもいい意味で気楽に感じられるよう育児に取り組んでいけると、お子さんと一緒に楽しく成長できるんじゃないかと思います。

私も日々格闘です。一緒に子育て楽しめるよう頑張りましょうね。

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