子供時代に1度は好きになると言われているのが、アンパンマンです。
私の子供も1歳になってからアンパンマンの存在にハマってしまって、「ママ」と呼んでくれるよりも前に「アンパンマン」と呼べるようになっていたんです。
今、全国には横浜・名古屋・仙台・神戸・福岡の5か所もの場所にアンパンマンミュージアムがあります。私は、神戸と福岡のアンパンマンミュージアムに何度か子供を連れて行っています。
アンパンマンが好きな小さい子がいるご家庭には、ぜひ1度は子供を連れて行ってほしい場所でもあるので、今日はどんなところがおすすめなのかをお話していこうと思います。
アンパンマンミュージアム料金
まず料金ですが、普段のお出かけ場所ではだいたいが、3歳以下無料や料金が大人よりも安く設定されていますよね。
その点アンパンマンミュージアムは、1歳から料金がかかってきます。それも子供料金の安い設定ではなく、大人と同一の金額がかかるのが少し痛いところでもあります。
しかし、アンパンマンが好きな子供は1歳から4歳ぐらいが多く、子供向けに作られている施設なので、まぁしょうがないよな・・・と納得な所でもあります。
チケット購入のポイント
アンパンマンの人気がいかにすごいのかが分かる点に、チケット購入の列の長さが挙げられます。土日など休日は入場チケットを買うまですごい列になってしまい、時間が取られてしまうことがあるので、前売りのWebチケット購入はかなりおすすめですよ。
ここでひとつポイントがあります。子供が小さいうちは体調を崩しやすく、行こうと思った当日に熱が出てしまったりしたら事前購入するのはもったいないんじゃないか?と思いますよね。でも、実はこのチケットは延期することもできるシステムなのです。さすがアンパンマン!子供のことをよく分かってくれています。
私たち家族が神戸のアンパンマンミュージアムへ行った時は、急遽行くことになったのでチケットを当日買うことにしたのですが、ものすっごい列とベビーカー置き場の混雑で、入るまでにかなりの時間がかかってしまいました。当時子供は1歳でしたが、なかなか入れずグズってしまったりと大変でしたね。
ですからWebチケット購入は、経験者から言わせると本当に必須です!
アンパンマンミュージアムの嬉しいポイント
アンパンマンミュージアムをおすすめする上で、子連れにとって嬉しいポイントがいくつもありましたのでそれを紹介します。
室内の施設で安心
おでかけで気になるのが天気だと思うのですが、せっかくなのでやっぱり晴れてほしいですよね。
ここでポイントですが、アンパンマンミュージアムは室内にある施設なので、天気は一切関係ありません!
夏だったら熱中症対策、冬であれば防寒対策など考えないといけませんが、室内なので気温が常に適温で本当に助かりますね。
入場時に子供が大興奮するアンパンマンがお出迎え
アンパンマンミュージアムの入り口では、さっそく大きなアンパンマンがお出迎えしてくれます。子供は大興奮して「アンパンパン!」とすごく喜んでくれるので、この反応を見た時点ですでに「連れて来てよかった!」と思えますね。
このアンパンマンの前では、スタッフの方が「写真を撮りましょうか?」と毎回声をかけてくれるのも嬉しいポイントです。行くたびにアンパンマンとの家族写真が増えていきますよ。
子供的にはたくさんのアンパンマンの仲間たちが見えているので、“早くそこに行きたい!”という気持ちで、もはや目線はカメラではなく突っ走りたい方向ばかり見ています。これはこれでなかなかおもしろい写真になっていますよ(笑)。
スタッフさんの対応が素晴らしい
小さい子供が集まるアンパンマンミュージアムのスタッフさんは、本当に子供の扱いに慣れていますし、すごく優しい方ばかりなんです。
子供からしたら最高の場所なわけですから、子供をしっかり見ていてもいつの間にかどこかへ走って行ってしまい追うのが大変なことも。しかし、順番を守って遊ぶエリアではスタッフの方が順番に遊ばせてくれるので、トラブルなく遊べます。スタッフさんが相手をしてくれている間に、子供の写真をしっかり撮ることもできますよ。
広場でアンパンマンのショーがある際には「子供たち前に出てきてー!」とみんな前に行き、アンパンマンや仲間たちと一緒に踊る楽しみがあるのです。踊り終わった後に子供を迎えに行こうとすると、スタッフさんから「ママやパパはここにいてくださいね。スタッフが連れてきますので」と、たくさんの子供たちが前に出ていたにも関わらず、テキパキと子供を元の場所へ連れて来てくれます。
こうして、1人を除いて子供たちは迷子にならずに、ママやパパの場所へ無事に戻って行きました。唯一迷子になったその1人が、私の子供です。
子供が迷子に・・・
子供たちが親元へ戻っていく中で、なかなか私の子供の姿が見えず「え?」と混乱気味だった私。
実は、私たちがいる場所と真逆の方から「この子の保護者の方いらっしゃいませんかー?」とスタッフさんの声がしていたのです。見てみるとそれは私の子供。
「ここです!」と言ってスタッフさんに連れて来てもらったのですが、なんと子供はアンパンマンから離れたくなさ過ぎて、アンパンマンと仲間たちが退場するのに付いて行こうとしたらしいのです。
本当にどんだけアンパンマンが好きなんだ!と、とても笑った迷子事件でしたが、しっかりスタッフさんが対応してくれたおかげで子供自身は迷子になったと思っておらず、ケロっとして戻ってきましたよ。スタッフさんはプロなので、本当に安心できますね。
おもちゃであそべる
アンパンマンミュージアムには、グッズやおもちゃが売っている場所があります。もちろんミュージアム限定の物もあるのですが、一般的なおもちゃ屋でも売っているアイテムもあります。
中には、月齢の目安的にこのおもちゃはうちの子でも遊べるのかな?と、思うような品もありますよね。アンパンマンミュージーアムでは、実際に売っているおもちゃの見本で遊ばせながら、子供に合うかどうか試せるのです!これはありがたいですよね。
このように、おままごとセットも実際に遊ぶことができて「これはうちの子でももう遊べる年齢だ」「こうやって遊ぶのか!」「このおもちゃがかなり気に入っているな」などと分かります。買い物に失敗がありませんし、すごく助かるポイントですね。
こんなものまで実際に遊ぶことができました。ボールです!しっかりスタッフさんも近くにいてくれるのが安心ポイントでもありますし、ここまで売っている品物見本で遊べるおもちゃ屋さんって実際ないですよね!そして、子供の喜ぶ姿を見るとついつい買ってしまうんですよね・・・(笑)。
こんなに子供目線で考えている遊び場に大好きなアンパンマンがいるとなると、小さな子がここまで興奮する場所なんて他にないのでは、と思ってしまいます。その位、子連れのお出かけにふさわしいスポットですね。
アンパンマンミュージアム子供が大興奮したエリア
ミュージアムはアンパンマン一色なのですが、中でも特に子供が大興奮したエリアについてお話していこうと思います。
ご飯もアンパンマン
私の子供は少食で、ごはんをパクパクと食べてくれないことが悩みでもあります。しかしミュージアムにあるご飯屋はすべてアンパンマンなので、いつもよりもたくさん食べてくれたんです。
おにぎりまんのおにぎりがあったり、ペットボトルのお茶もアンパンマンなんです!そして、ミュージアムでの1番の行列がこのパンです!
かわいいですよね。大人も興奮してしまうほどかわいいパンで、家族3人で出かけたのですがついつい買い過ぎてしまうくらいです。子供もおめめがキラッキラしていましたね。
キャラクターたちの登場
ショー以外にもランダムで、さまざまな場所にアンパンマンと仲間たちが現れます。
キャラクターたちが登場すると、子供は今まで遊んでいたエリアからバーッと走って、キャラクターたちの元へ猛ダッシュしていきます。
普段テレビで見ているキャラクターに実際に会えて、嬉しすぎて抱きつきにいくわが子。カレーパンマンの鼻を押しちゃう我が子。こんな子供の姿は見たことがない!とびっくりです。子供の新しい面を見ることができるのも、面白い点ですよ。
ショーはアンパンたちの姿に夢中
ショーの場所取りでは、早めにいい場所を確保することをおススメします。私たちも最前列を確保するために早めに旦那に座っていてもらい、その間子供と別の場所で遊んで時間をつぶして最前列を確保しましたよ。
実際にショーが始まると、子供はギリギリ前で立ち上がって「ここから入ったらだめだよ」というロープをしっかり握り口をあんぐりと開け、目の前のアンパンマンに大興奮です。
全てのエリアで「みて!アンパンマンいる!」と、1歳児もすごく楽しめるのがアンパンマンミュージアムですね。
アンパンマンミュージアムおすすめまとめ
小さい子供がいる家族のお出かけで、ぜひ1度は連れて行ってあげてほしい場所です。ディズニーランドやユニバーサルスタジオジャパンは大人も子供も楽しむことができる場所ですが、ここは子供目線で徹底的に考えられた子供のためのミュージアムです。
室内というのが魅力的なポイントでもありますよね。住んでいる場所にミュージアムがない場合は、子供の誕生日など特別な日に少し遠出をして連れて行くのも良いと思います。私が住んでいる場所の近くのミュージアムは片道2時間はかかりましたが、連れて行って本当によかったと思えた場所でしたね。
今までこんなに長時間テンションが高い時間を過ごしたことがなく、お昼寝時間を過ぎても大興奮が冷めぬままノンストップで遊び続けたミュージアムの帰り。車に乗せた瞬間に、子供はコテっと寝てしまいました。
アンパンマンミュージアムへお出かけを考えているパパとママは、普段見ることのできない子供の大興奮連続の姿をみて、癒されてくださいね。