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息子に友達がいない?不安なママ必見!上手な友達の作り方

子供には友達がたくさんできるといいな、と思うのが親心。幼稚園や保育園に行き出して、園であった出来事をお話をしてくれるようになり、とても微笑ましくなりますよね。でも、なかなかお友達のお名前が出てこなかったりすると「この子、園で友達いるのかしら」と不安にもなりますよね。

女の子を持つママ友からよく聞くのは、「園での様子を1から10まで話してくれる」「ずっとお話をしてくれる」などですが、男の子を持つママ友からは「1人で遊んだ」「忘れた」などと、詳しく教えてくれないとのこと。現に私の息子は幼稚園の時に「今日は何したの?」と聞いても「何もしてない」と言われ、「誰と遊んだの?」と聞くと「誰とも遊んでない」と答えられることが多くて、とても不安だったのです。

たまに園の子の名前は出てくるけど、実際仲良く遊んでいる姿を親はほとんど見る機会がないので、より心配にもなりましたね。それに、友達の作り方を教えるって実際難しいですよね。でも今ではそれを乗り越え、私たち家族は小学校に上がるタイミングで別の県に引っ越してしまいましたが、友達が会いに来てくれたり私たち家族も会いに行ったりと、卒園しても関係が続く関係を作ることができたんです。どうやって乗り越えたのかを、体験談を元に話していこうと思います。

園で子供に友達がいない?

私の子供に園での様子を聞いた時に「なにもしてない」「誰とも遊んでいない」と言っていたので、まず担任の先生に様子を聞いてみることにしたんです。すると「1人で遊んでいることはないですよ」という回答を頂きました。

あれ?と思い保育士をしている友人に話を聞いてみると、園の方針にもよりますが幼稚園・保育園のうちは、基本的に何かをする時は先生の決めたグループに分かれるか、みんなで行動するとのことでした。つまり、子供の意思ではなく先生が決めた子供同士で過ごしているようなのです。

例えば遠足のお弁当を食べる時、あれって仲いい子同士で食べているのかと思ったのですが、幼稚園・保育園のうちはクラスみんなでまとまって食べて、1人になることがないようにしているそうです。すると、子供たちは自然と整列をした前後の子や隣の子とよくおしゃべりなどをするようになるんだとか。

小学生以上になると自分と合う合わないなどが分かるようになり、特定の仲のいい子ができます。でも幼稚園・保育園の間は、子供たちも今自分が何をしているのか、お友達とはなんなのかをしっかりとはまだ理解していないので、そこまで心配する必要もないようでした。

子供に友達を作ってあげたい

幼稚園・保育園は集団行動を学ぶ場所でもあります。基本は集団行動だから、友達がいないのかもとそこまで不安になることもないようです。しかしこのお話を聞いても、やっぱり友達とは何かを学ばせてあげたいと思った私がした行動は、幼稚園・保育園以外でも会うことでした。

小学生にもなると子供同士で遊ぶ約束をしていますが、幼稚園・保育園では親抜きで子供同士で会うことって、家が近所の子以外はそうそうないと思います。せっかく園ではお話するのに、もう少し友達との関係を広げてあげたいなと考えたのです。ここで私が試したのは、子供のママに話しかけるということです。

ママ友を作り、「今度公園に行かない?」「遊びに行かない?」などと誘います。すると園以外で会うという、子供たちからしたら非日常の時間を過ごすことでより仲が深まり、子供同士の思い出ができて、だんだんとプライベートでの友達へと切り替わっていくんです。

幼稚園・保育園の間は、親のフォローがないと園の外での友達という存在は作れないと思います。その時に子供同士の会話などを聞いて、していいこといけないこと、これを言われたら悲しい気持ちになるんだよ、など人付き合いを教えてあげることが、これから先小学生になった時に親抜きで遊ぶようになっても役立つと思ってます。

子供同士の喧嘩は仲裁することも大事

このように、園で仲がいいお友達がいなくて心配しているのであれば、まずは“ママ友”を作る親の行動も大事だと思います。でも、まだ幼稚園・保育園生だとずっと仲良く遊ぶというのも難しいので、喧嘩をしてしまうこともありますよね。それは子供同士の性格の不一致などではなく、特定の友達ができたことのない子供同士で、人付き合いがまだうまくないからです。

こんな時は親が間に入り、「これは○○が悪かったけど、△△もこうしちゃいけないよ」など、仲直りの方法を教えてあげるといいですよ。子供は実際に経験をして学んだ方が、理解しやすいと思います。

遊ぶ前に「これはしたらだめ。あれはしたらだめ。」などと言い聞かせて「はい」と返事をしても、100%理解はしていない年頃です。実際に喧嘩などをして譲り合い・怒り・悲しみなどをわかち合うのも友達を作るために必要なステップなので、間に入ってあげることが時には必要です。

子供同士の上手なつきあい方

私はママ友を作って園以外で遊ぶ子供同士の楽しそうな顔を見た時に、「この子は園で友達いないのかな?」と思っていた不安が一瞬で消え去りましたね。ゲームの取り合いややりたい遊びの決め方などで喧嘩もする時は間に入り、よその子をひいきしたり自分の子をひいきするのではなく“平等に悪いことは悪い”と教えていきました。

でも家庭での教育方針は様々なので、お友達を怒ることでママ友とのトラブルになるのは面倒くさいし嫌ですよね。こんな時は、園以外で遊ばせる際にママ友に「悪いことしたら怒るかもだけどごめんね!」など一言言っておくと、ママ友同士の揉め事には発展しないと思いますよ。

そして、注意したりや叱ることがあったらその後に「こんなことがあったから注意したよ。」「こんなことがあったから叱ったよ。」など伝えておくといいと思います。そうして園以外で会う機会を増やすと、園の様子を聞いた時にその子の名前がよく出てくるようにもなりましたね。でも、ママ友の付き合い方は苦手!と思う方には、こういったやり方もありますよ。

友達を作るコツは集団の習い事

園以外で友達を作る方法として、身近なものに習い事があります。男の子ならサッカー・野球など集団で学ぶ習い事をすると、一緒に練習をしていくうちに自然と仲良くなっていたりもします。女の子はリトミックや集団で習う音楽教室だと、他の子供との接点ができていきますよね。

子供にとっては何かを習得すると同時に他の子供との関わり合いを勉強できる機会にもなります。習い事によっては体力もつきますので一石二鳥ですよね。他にも、地元の市役所や区役所などに掲示されている地元の親子イベントに参加するという手もありますよ。

近所で行っているものならきっと園が同じ子供もいたりするので、さらに仲も深まると思います。ママ友付き合いが苦手な方は、こういったイベントなどに参加してみると、友達を作る1歩となりますよ。

子供の友達作り、きっかけ作りをしてあげよう

幼稚園・保育園で友達を作ってあげようとすると、普段通りの生活だけでは難しい部分もありますよね。

私はこのような行動で、“卒園しても仲良しな友達”という、子供同士にとって大切な存在を見つけることができました。

今幼稚園や保育園で子供の友達がいないのでは、と悩んでいる方は、親が少しお手伝いをしてママ友を作ったり、地元のイベントに参加したり習い事をするなどして、子供同士が顔を合わせる時間を作ってあげてみると、子供同士の新しい関係が始まるかもしれませんね。

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