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一つ間違えば大惨事!ベビーカーの事故に気をつけて

どこかにお出かけするとき、重宝するのがベビーカーですよね。抱っこ紐も楽だけど、産後の腰にはなかなかハードで辛いという方でもベビーカーなら腰に負担はかかりませんし、子供が寝ても快適そうなのでお出かけには最適グッズです。

しかし、頻度高く乗せれば乗れるほど、子供が大きくなればなるほど、ベビーカーの付け方が雑になっていませんか?ここでは今一度ベビーカーの安全性について、友人たちから聞いたベビーカー事故の話を交えて考えたいと思います。

ベビーカーに正しく乗せてる?

お買い物の時、お散歩の時、レジャーの時などベビーカーは大活躍しますよね。ほぼ毎日乗せてお出かけしているという方も多いのでは。そんなベビーカーの使用方法、ちゃんと守っていますか?ベルトをうっかりつけ忘れたり、めんどくさいからとつけなかったり適当につけていませんか?

ベルトはしっかりつけよう!

これは友人から聞いた話なのですが、3歳の子をベビーカーに乗せて歩いていた時、エレベーターまで行くのが面倒で、旦那さんもいたので、ベビーカーを2人で持ち上げて階段を上ったそうです。

ベビーカーの左右を持って、座席の正面が階段の下に向いていたらしいのですが、なんとベルトをつけていないことを忘れていて、子供はベビーカーから抜け落ちて階段の中段くらいから下まで落ちてしまったそうです。幸い怪我は顔に擦り傷で済んだみたいなのですが、かなり肝を冷やしたそうです。

ベルトを正しくつける習慣をつけておかないと、ちょっとした油断が思わぬ大事故につながったりするので気をつけたいですね。しっかりと腰紐と肩ベルトをつけましょう。縛り付けられて嫌という子は少し紐に余裕を持たせるなどして工夫をしてつけましょう。

ひっくり返った!ベビーカーに荷物かけすぎていませんか?

子供と出かけると、とにかく荷物が多くなってしまって困りますよね。ベビーカーを押すのに両手は塞がってしまうからとついつい荷物をベビーカーにかける方がほとんどだと思います。私ももちろん、荷物をよくかけています。

実際、手荷物をかけると重くもないし両手が開くので良いのですが、きっと多くの方が経験したことがあるはず…子供より荷物の方が重くなってひっくり返りそうになったことはないですか?

以前、車道横を歩いているときに、落ちたものを拾おうとベビーカーから少し手を離したら、ベビーカーがガシャーンとひっくり返ってしまいました。子供はギャン泣き、そしてちょうどその時に子供の頭のすぐ横を車が通りすぎて、"ひぇ~!"と思ったことがあります。

それからは、多少重くても荷物を自分の手首にかけて押す、または重いものは座席下に入れるなどひっくり返らないように注意するようになりました。親の少しの手間や注意で子供の安全が守れるのですから、皆さんも"よくやるんだよね"で片づけず気を付けてみてください。

ベビーカーでお出かけ、危険な場所ってどこ?

ベビーカーでお出かけしていると、"いつものこと"と思って、特に気にもせず危険なことや危険な場所に行ったりしていませんか?日常生活で、忘れがちな危険な場所について今一度考えてみましょう。

ちゃんとエレベーター使ってる?

ベビーカーでお出かけすると必ず利用するであろうエレベーター。ベビーカーはエレベーターに乗って昇降するのが基本ですが、初めての場所で順路がわからない、エレベーターまで遠い、かなり混み合う場所などでは"面倒くさいから"とエスカレーターや数段の階段なら行ってしまうことはありませんか?

私も以前はよくやっていました。しかし、ある時ベビーカーをエスカレーターに乗せたときに荷物と子供の重みをバランスを取りながら乗るということに怖さを感じるようになり、エレベーターがある場所では必ず乗るようになりました。

私が面倒だと思ったことで、子供の命や、エスカレーターの場合は下にいる方にまで危険を及ぼす可能性があります。その重大さを考えたときに、エスカレーターで行くという選択肢は無くなりました。

たまに、"階段しかない"あるいは"エスカレーターしかない"という駅などがあって困りますよね。その時は駅員を呼んで手伝ってもらったり、子供を下ろしてベビーカーをたたんで乗ったりしています。心の中では"エレベーターがないなんて!"とよくプンプンしています。

信号待ちや駅のホームでのベビーカー停車方法は大丈夫?

近くのスーパーへお買い物、今日はちょっと街の方へお出かけという時に"信号待ち"や"駅のホームで電車を待つ"ということがあると思います。そんな時、皆さんはどのようにベビーカーを置いて待っていますか?

信号を渡る方向、電車の乗り口の方向にベビーカーを向けていませんか。ロックをかけるのを忘れていませんか。これは、よく言われるように大変危険です。少し目を離すと、車や電車が来るところに吸い込まれるように転がっていってしまいますよ。

私がまだOLをしていたとき、ホームでベビーカーを停めて電車待ちをしているお母さんを見かけました。子供の落としたおもちゃを拾おうとしたその瞬間!ベビーカーがスルスルとホームの方へ動いていったのです。周囲の人たちが急いで止めて事なきを得ましたが、あのヒヤリ体験は子育てをしている今だからこそ忘れられません。

いつも行っているところの危険な場所を今一度家族で考えてみて、お母さんだけでなくお父さんやおじいちゃんおばあちゃんと"注意すべきこと"を共有してみてください。

子供が二人いるときベビーカーにどう乗せる?

便利なベビーカーも、子供が二人になると少し状況が変わりますよね。年が近い兄弟の場合"どっちが乗る"で揉めたり、年が少しあいていても上の子が"疲れた"と言い出せば困りますよね。下の子を抱っこ紐にして上の子をベビーカーに…と大変な思いをされている方も多いと思います。

最近、街でよく見かけるのが上の子をベビーカーのフットレストに立たせている、シートに下の子を上の子の膝に乗せるように二人とも座らせているなどお母さんの苦肉の策であろう乗せ方です。

"こんな乗せ方ダメだろうけど…でも抱っこもできないから仕方ない"という気持ち大変わかります。しかし、やはり正しい乗せ方ではないということは危険を伴います。二人をベビーカーに乗せる機会の多い方は、二人乗り用のベビーカーもありますので購入検討をした方が良いかもしれません。

便利ですよ!二人乗りベビーカー

我が家は、4歳と2歳の兄妹なのですが、下の子が1歳で上の子が3歳の時のお出かけがとにかく大変でした。下の子はまだ外を歩けないし、上の子はお出かけの間歩き続ける体力がありませんでした。

最初は、下の子は抱っこ紐で上の子はベビーカースタイルで出かけていました。しかし、私の腰が限界を迎えたので、ベビーカーをまた買うのかとは思いましたが背に腹は代えられないと思い、二人乗りベビーカーを購入しました。

結果として、買って本当に良かったと思います。ベビーカー自体の重量はありますが二人とも乗り物間隔でご機嫌に乗ってくれますし、子供が乗っていないときでも荷物がかなり載せられるので、買い物やテーマパークなど行った際にかなり重宝しました。

ベビーカーに正しく乗って安全で楽しいお出かけを!

普段からよく使うからこそ、ちょっとしたことが面倒だったり、慣れてしまったりすると思います。しかし、"いつも大丈夫だから"とか"みんなやってるから"という考えは一度なくして、”万が一"を考えるようにしてみてください。

ベビーカーはただの便利なものではなく、"大切な子供を乗せるもの"なのですから、正しく使用し、子供の安全を確保してあげましょうね。少しの心掛けで、家族のお出かけがより安全で快適なものになると思いますよ!

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