赤ちゃんが生まれてから8ヶ月くらいになると、離乳食も2回食になり、食べることに慣れてくる頃でしょうか。まだまだ食事よりもママとの授乳の時間が大好きで、離乳食がなかなか進まないと悩んでいる方も少なくないと思います。
私にはまもなく生後9ヶ月になる次男がいるのですが、ありがたいことに離乳食を良く食べてくれます。二人育児がようやく軌道に乗って来た、生後8ヶ月当時の次男の授乳スケジュールと離乳食とのバランス、生活環境をご紹介したいと思います。
生後8ヶ月の授乳時間は減っていく?生活リズムの変化とは
次男が生まれて8ヶ月が経ちました。日中の授乳の時間は少なくなり、4歳の長男がいる事からミルクに頼る事も多いので、母乳をあげたかな?と夜まで気がつかない日もあります。今次男は夜間に1度授乳をしていますが、静かな寝室で落ち着いて授乳というスキンシップが取れる事を、幸せに感じています。
睡眠をまとめて取れない、というところでは体力的にしんどく感じる時もありますが、そういう時は寝る前にしっかりミルクを飲ませてから寝させる、と対策をしています。こんな風に考えられる様になったのは、やっぱり二人目だからなのでしょうか。思えば長男の時はミルクを受け付けてくれなかったし、生後8ヶ月の頃は夜泣きに悩んでいたけれど、次男はそんな事もない様な...。
おすわりが出来たりハイハイを始めたり、と成長が目まぐるしく目が離せない時間も増えてきました。日中眠っている時間も大分減って、夜によく眠ってくれる様になったので、夜間授乳も少ない方だと思います。みなさんのお子さんはどの様な生活リズムを送っているのでしょうか?
生後8ヶ月の授乳スケジュールはこちら!離乳食は2回食
うちには幼稚園に通っている4歳の長男がおり、私は専業主婦なので、長男の生活リズムが軸になって動いています。
そんな我が家の次男の生活リズムを、私の家事と長男の生活も含めてざっと紹介します。
7時に起床(私はお弁当作り等で6時台に起床)
7時半に朝食(離乳食1回目)を食べさせ、長男は幼稚園へ向かいます。
9時半から11時半で朝寝を1時間~1時間半程
12時 授乳1回目
13時半~15時 お昼寝、起きてから長男が帰ってくる
16時 離乳食2回目 長男はおやつ
17時 お風呂
18時~ 夕寝30分くらい 私と長男はこの間に夕飯
18:45 私と長男の夕飯が終わる頃に次男が起きるので、みんなで団らん
20時 寝室で長男とおしゃべりしながら、次男の寝かしつけをしつつ授乳2回目
21時 就寝
夜間2時~4時 1度起きるので、その時に授乳3回目
こう見てみると、授乳する回数は1日3回位なので、生後8ヶ月の赤ちゃんからすると平均的な回数かな、と思います。
(離乳食の量を良く食べていて、食後の授乳は欲しがらないのでしていません)
私の生活リズムと比べてみて、みなさんはいかがでしたか?
生後8ヶ月の授乳回数は3回!離乳食の時間からずらすけど...
それでは、1日に3回はある生後8ヶ月頃の授乳時間、十分にお子さんと授乳を通したスキンシップが取れていますか?今の私の答えはNO!です。一人目の時は毎回授乳ごとにのんびりと、長男のペースで欲しがるだけあげられていました。
では次男の時はどうかというと、昼食時の授乳は、長男が幼稚園に行っていれば次男と2人きりでゆっくり授乳ができるのですが、長男が休みの日などはご飯を作って一緒に食べて、と過ごしているので、満足した授乳時間を作れないのです。
食事の時間からずらして授乳はするものの、長男の動きや物音が気になって次男は集中して飲んでくれなかったりしますし、生後9ヶ月にもなれば3回食で離乳食を食べる時間だし、とミルクに置き換える事も多くなっていったんです。
寝かしつけの授乳も長男と話をしていたりするので、これもゆっくりと授乳していられません。次男は飲みながら寝落ちしてくれるのですが、申し訳ない程に片手間って感じがします。
生後8ヶ月の授乳時間は貴重?夜間授乳すら愛おしくなる
寝る前は、生活リズムを立て直したい時や私がゆっくり寝たい日は、直母をミルクに置き換えてしまう事もあるので、満足して授乳してあげられる時間は、夜間の1回だけになります。こうしてふと振り返ってみると、毎日していた授乳がいつの間にか減っていて、この時間ってすごく貴重だな、と感じますね。
朝起きる時まで何事もなく子供も起きずにずーっと眠れれば、それは最高!なんですが、この授乳の時間がなくなったら乳離れが早くなってしまいそうで、急に寂しくなってしまったのです。こんな気持ち、一人目の長男の時には感じもしませんでしたね。
長男の時は朝までぐっすり眠れたー!さいこー!ありがとー!!という調子で喜んでばかりだったのに、二人目というだけで寂しい気持ちになるなんて不思議ですよね。
生後8ヶ月で卒乳を意識し始める理由は、長男の事例
いつか卒乳してしまう、というのがわかっているからこそ、授乳時間が貴重だ、という気持ちになるのですかね。1人目の子供で授乳に終わりが見えないような気持ちになっている時は、反対に授乳回数が減っていって欲しいと望むものなんですよね。
うちの長男の卒乳は生後11ヶ月の頃に、自然とおっぱいから離れていったので、次男はもうあと3ヶ月もないかもしれない!と、授乳が終わるまでのイメージもわいてきてしまって、さらに切なくなるんです。次男が長男と同じ様にすんなり卒乳できるか、の話は別なのですが、この調子なのであっさり見限られてしまいそうです(涙)。
貴重だと思うなら、もっとしっかり1日3回の授乳時間にしっかりスキンシップを充実させればいいじゃない!と突っ込みを入れたくなるかもしれませんが、それができないから貴重なんですよね。
生後8ヶ月は卒乳に向けてカウントダウンが始まる!?
親子のとても貴重なスキンシップの時間だったな、と気づいて思い出すのは、卒乳や断乳を決断する時が多いと思います。
これまでを振り返ってみると、新生児から生後4ヶ月までは、約3〜4時間おきの授乳間隔だった方が多いと思います。私もそうでした。生後5ヶ月から生後7ヶ月の頃になると、まだ離乳食も1回か2回になりたてで、食後の授乳も必要だったりしますよね。
そして生後8ヶ月頃から離乳食が軌道に乗ってくると、授乳回数がグンと減り卒乳が目前に迫っている、という事になってきます。生後9ヶ月から3回食にステップアップすると、もっと授乳回数は減って、夜間断乳にも踏み込めるようになりますもんね。
ここで考え始めるのが、卒乳のタイミングなんだと思います。ようやく、授乳は大変だったけど幸せだった、たくさん飲んでくれてありがとう!という感情に至るパターンが多いはずです。生後8ヶ月からここまでシチュエーションしてみると、あっという間だと思いませんか?!
生後8ヶ月の離乳食と授乳の関係とは
うちは1歳前に卒乳をしてしまいましたが、友人には2歳まで寝る前に少しあげていた、という方もいたので、卒乳のタイミングは様々だと思います。でも、離乳食の食べがよければ、1歳を過ぎると授乳は1~2回くらいになっていくかもしれませんね。
当たり前ですが、これは1人目の時は想像もしていませんでした。だからこそ、生後8ヶ月のタイミングで授乳の時間や与え方について、改めて見直してみる事がいいのかもしれません。
そしてスピードを上げてここから回数が減っていくからこそ、今の授乳の時間を大切にして欲しいな、と思います。
生後8ヶ月の授乳、夜中にパパがこっそりと...
母乳を飲ませるのってどうして女性だけしかできないのだろう。そう思った人は多いと思います。大変な時や疲れているとき程、誰にも変わってもらえない、等とマイナスに考えてしまいますよね。
ママに代わって夜中にパパが出ない胸を出して子供に吸わせていた、なんて姿を見た人もいるかもしれません(笑)。
うちの旦那も子供が泣き止まなくて、私が近くにいない時にそんな努力をしていて爆笑したのですが、友達の旦那さんも同じ事をしていて、本当に涙が出るほど笑った事があります。
生後8ヶ月で授乳回数が減らないと嘆くママに伝えたいこと
不思議ですよね、母乳って。母乳育児だからとかミルクだから、などでは決してなくて、母乳でもミルクでも授乳する時間というのが、どんどん貴重な時間になっていく、という事に気付いている人はどのくらいいるでしょうか。
授乳自体に慣れてくると、丁寧にしてあげるという事を忘れがちになっていませんか?時間に追われている時や眠い時など、早く終わって欲しい気持ちが大きい時もあるかもしれませんが、終わってみると寂しいものです。
1日数回になっていく授乳の時間は、今何回するべき?なんて考えているうちに、終わりもすぐなんです。毎回の授乳時間を大事にするのは難しくても、ふと余裕がある時にお子さんの眼差しや飲む姿を、目に焼き付けてみてはいかがでしょうか。その1日だけでも、授乳の時間って素敵だったなぁって思い出せる瞬間にきっとなると思いますよ。