私には今2歳になる息子がいるのですが、生後10ヶ月の頃よく悩んでいたことがあります。それはお昼寝で寝すぎてしまうこと。それまでしていた午前中の朝寝をしなくなり、生活リズムが少し変化していた頃だったのです。
生後10ヶ月頃から変化していった息子のお昼寝時間。どうコントロールして生活リズムを崩さないように注意したのか?私の経験をお話したいと思います。
朝寝と昼寝の変化で生活リズムが崩れ始める
赤ちゃんのお昼寝時間があまりにも長いと、途中で起こした方がいいのかと迷いませんか?
息子は朝寝と昼寝を必ずする子でしたが、生後10ヶ月頃からそのリズムが崩れていくようになりました。午前の朝寝をしない時が出てきたんです。体力がついてきたから仕方ないのかな?とやり過ごすことにしていましたが、その分午後のお昼寝で異常に長く眠るようになってきたのです。
だいたい13時~16時半や、ひどいときは17時まで…もはやお昼寝を通り越してお夕寝です。初めはこれだけ寝てくれると私もやりたいことが存分にできるのでありがたいと思い、自然と起きるのを待っていたんです。でも、さすがに毎日この調子だと寝すぎなのでは、と心配になっていきました。やはりその分、夜寝かせるのにも一苦労するようになりましたね。
寝つきが悪くなり、なんとか22時に寝るか寝ないか状態に。今度はこれを改善したくて、以前のように午前中に一度朝寝をさせようと思ったのですがあまりうまくいきませんでした。当時は、これから先もずっとお昼寝4時間になってしまうのでは...と不安になってしまいましたね。そこで、長すぎるお昼寝を解消しようと思い起こすことにしたんです。
長くなった昼寝をスムーズに切り上げる工夫
気持ちよくお昼寝している我が子を起こすのはなんだか心苦しくないですか?私は特に起きた後にグズられるのが嫌で、どうしたら気持ちよく起こしてあげられるのか悩んだものです。ひとまず起こす時間を決めました。それは15時~15時半の間です。夕方までには絶対に起きているようにしようと思い、15時におやつをあげる口実で起こすことにしたんです。
しかし、いきなり起こすとやはりギャン泣きです。そこで私は徐々に眠りが覚めるように色々試しました。まずはカーテンを開け部屋を明るくし、テレビ小音でつけることにしました。部屋の明るさと撮り溜めしている息子の好きな子供番組を流し、その音で起きてくれないか試しました。
ただ顔に直射日光が当たるのはさすがに眩しすぎて逆効果になるので、息子の顔に光が当たらないように気を付けましたよ。これで起きると大好きな音楽に大好きなキャラクターが見えるので、そこまで機嫌悪くもならず、テレビを楽しんで目を覚ましてくれるようになりましたね。
赤ちゃんの起きグズり対策には気分転換が一番!
しかし、これでも起きてくれないくらい熟睡している時は、つんつん作戦で起こすことに。息子の名前を小声で呼びつつほっぺたをつんつんしてみます。何回かこれを繰り返すと、起きてくれることがありましたよ。粘る時は15分くらいこれを繰り返して、ゆっくりゆっくり起こしてあげるようにしました。もちろん、起きても熟睡から目を覚ますので機嫌悪いこともありましたね。
そんな時はすぐに抱っこして息子が大好きな消防車や車を見せに窓際に連れて行き、ご機嫌を取るようにしていましたよ。起きグズりをすんなり解消するには気分転換が手っ取り早いかもしれないです。大好きな車でも泣き止まず機嫌が悪い時は、「おやつ食べる?」と聞いておやつのお皿を見せていました。息子の“まだ寝たい”という気持ちを何かで切り替えてあげることで、グズりはすんなり解消できるようになりましたね。
昼寝の時間を減らすと、夜はすんなり寝てくれる
この起こし方で、夜の寝つきにも少し変化が出てきたんです。やはり昼寝の時間を減らすことで、夜はすんなり21時には寝るようになってくれました。またそれでも寝足りないのか、次の日は午前中にも朝寝をするようなこともありましたね。
生後10ヶ月はまだたくさん寝たいけれど、体力がついて朝寝が減り、昼寝をうまく調整してあげることが必要な時期だったのかと今振り返ってみて思います。
生活リズムの立て直しは臨機応変に対応すること
お昼寝って毎日同じぐらいの時間するとは限らないですよね?よく寝る子寝ない子、それぞれ個人差もありますね。息子は新生児の頃はほとんど寝てくれない子だったのですが、生後10ヶ月の頃は逆によく寝る子になっていましたね。成長の過程によって、たくさん寝たい時期があったのかもしれないですね。
寝てくれないのも困りましたが、あまりにも寝すぎて生活リズムが乱れるのも親としては困りました。息子もロボットではないので毎日同じ動きをしないことは重々承知ですが、当時を振り返って思うのは臨機応変に対応することが大事だったという事です。
寝ない日があれば必ずぐっすり眠る日が来ます。そのバランスをうまくこちらで調整してあげることで、毎日平均的にバランスのとれた生活リズムを身に着けられるのではと思いますね。
夜しっかり寝てもらうため、逆算して昼寝を調整
息子のようにあまりにも寝すぎる昼寝は起こすようにして、その分は夜たくさん眠れるように促すことで、息子も私も気持ちよく一日を終えられます。逆にほとんどお昼寝をしてくれない日は、ご飯やお風呂の時間をいつもより少し早め、夜長く寝られるように整えてあげると、次の日からはいつもと同じ生活リズムに戻ってくれましたね。
息子を育てながら自分のやっていることの何が正しいのか正直分からなくなることもありますが、とにかく絶対守りたかったのは夜しっかり寝てもらうことです。そのためにも日中の睡眠をうまくコントロールするようにしていました。
毎日変化のある子育てですが、親にできることがあるとすればそのときの睡眠時間を逆算して、夜ゆったり過ごせるために調整してみることが大事ですね。月齢が増えるにつれ睡眠事情は少しずつ変化していきますが、臨機応変に、一緒に頑張っていきましょう。