2歳のイヤイヤ期が終わった次は、おしゃべりも達者になってきたはっきりと言葉で伝える“わがまま”に悩んでいる方がいらっしゃるんじゃないでしょうか...。
イヤイヤ期大変でしたよね。”イヤイヤ期のイヤイヤ期”を私も迎えていました。それが終わって落ち着いたと思ったら私の子供は3歳のとき第1回目の反抗期でした。
同じ悩みを抱えている方の心が少しでも軽くなるように私の経験をここに伝えて行きたいと思います。
わがままってどこまで付き合うべき?
イヤイヤ期は、なにをしても「いや」。「クッキー食べない?」「いや」「じゃあおせんべいは?」「いや」「じゃあ、飴は?」「いや」「じゃあ、クッキー食べる?」「たべる」と、1つのものをするのに1周しないと子供からのOKが出ませんでした。
心の中で「結局クッキーかいっ!最初から食べるって言ってよぉおお」とつっこんでいましたが、根気よくイヤイヤ期は付き合うべきとネットで調べても先輩ママさんから聞いても保育士さんに聞いても言われていたので、海のように心を広く時間に余裕を持つことを心がけて付き合ってきました。
イヤイヤ期と違う
それが落ち着いたのは3歳前で自然とイヤイヤがなくなって「あれ。最近イヤって聞かないな..」と、思っていたのもつかの間...。3歳をすぎて言葉がすらすらとしゃべれるようになったときに始まりました。「これがほしい!」「あれがしたい!」など、はっきりとした言葉での意思の表現です。
最初は、そんなこと言うようになったんだー!!と、成長を感じていたのですが...イヤイヤ期と違ってだんだん腹がたってきます。なので、私は3歳の頃に始まったわがままは本気で子供と喧嘩をしてました。
とことん同等に喧嘩をする
3歳って子供にとってすっごく大切な時期でもあり、すごく吸収力が盛んな歳でもあります。
ここでなんでもわがままを聞いていると、これから先この子は自分のことを“お姫様”もしくは“王子様”とでも思って親という存在を舐めた子になったらどうしよう。
だからといって、叩いて怒ることはできません。「叩いていいんだ」と思い喧嘩などですぐ手が出る子になるかもしれない、もしくは「叩かれたくない」と、我を出せない子になったらどうしよう。かといって、無視をすると「人のことを無視してもいい」って認識されたらどうしよう。
などと考えたときに思いついたのは、とことん同等に喧嘩をすることでした。叱る!でもなく怒る!でもなく子供と同レベルに喧嘩です。
3歳児との同レベルに喧嘩のやり方
同じ立場に立って子供と同じわがままを子供に私は言ってきました。例えば...「これであそびたいーーー!」と、おもちゃじゃないものを持ってきてそれを返してほしいときは、「これはママのだいじなものなのにーーーーー!!」と、同じようにわがままを言い返しました。子供は、いつもなら泣いたら慰めてくれると思っていたのかキョトン。としてました。(笑)
その他にも、子供が叩いてきたとします。その時は、腕でも折れたかように大げさに「痛い!痛い!痛い!」と、叫びました。そうすると、子供が焦って「大丈夫?」や「ごめんなさい」などと言ってきたときに、叩くことは悪いこと、などと説明してあげると理解してくれてました。もしくは、叩かれた場所と同じところを叩くふりをしてビクッ!としたら「わー!びっくりしてるー!」とケラケラとバカにしたように笑ったりもしました。
大人だってわがままを言う
他にも、「バカ!」や「アホ!」など悪口をいってきたときは「バカっていわれたぁあー」と、泣きまねをしました。それでキョトン。としてくれる子供ならとてもいい子だと思います。でも、私の子供は「泣かせた!」と、勝った気になって悪口がヒートアップしてきたのでその時は、「わーーー!!」と、追いかけたりしました。
ただ、お店や外でそれをやられたらさすがに恥ずかしくて喧嘩はできませんが、車に抱きかかえてでも連れて行き子供と言い合いをしたりしました。大人げないかもしれませんが、大人だってわがまま言うんだよ!同じことされた気分はどう?って事を子供に分かってほしくて喧嘩をしてきました。その他にもわがままのじゅんばんこは今でも取り入れています。
3歳のわがままはじゅんばんこ
子供が大人もわがままを言うことを分かってきたぐらいのタイミングで「今日は、ママの番ね!」や「今の時間は、○○くん(ちゃん)の番ね!」「さっき、ママのわがまま付き合ってくれたから次は○○くん(ちゃん)の番ね!」と、じゅんばんこにわがままややりたいことをしていくと自然とわがままを爆発させることが少なくなってきました。このじゅんばんこ制度を使うことで外での買い物もスムーズになってきました。
本当の危険なとき以外は、基本我が家は言い合いをします。本当に悪いこと・危険なこと・他人に迷惑をかけたときは叱る!に切り替えます。イヤイヤ期では心を広くした分、3歳のわがまま期は1度緒思いっきり子供と喧嘩をしてみてください。そうすることで、子供も強くなるし母としても子供の気持ちを理解できる良い機会になると思います。
わがまま期。ぜひ一緒に乗り越えてまた親子の絆を1つ強くしていってください。