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4歳児なのに箸が使えない我が子に変化が訪れた出来事とは!?

 

皆さんのお子様はお箸を使って食事をされていますか?何歳の頃から使い始めましたか?

もしかしたら我が家と同じように、幼稚園に通うようになっている年齢でもまだお箸を使えていないお子様をお持ちで、密かに心配されている方も多くいらっしゃるかもしれませんね。

今年の4月から年少で幼稚園に通いだした我が家の長男は食が細いこともあって、とにかく食べてくれればなんでも良し!として育ててきました。

ですが、先日公園でよく会う同い年のお子さんを持つお母さん方とお箸についてお話した時に「もしかして今の段階でお箸が使えてないのは結構まずいのかも?!」と、焦り始めたのです。

4歳児、スプーンやフォークすら使わず手づかみ食べがメイン

冒頭でも申し上げたように、我が息子は小さい頃から小柄で食も細かったので、食事中のマナーは二の次にしてとにかく遊び食べでも何でもいいから食べてくれればそれで良し、で育ててきてしまいました。食べる量がだんだん増えてきたこの頃でも、それまでの悪い癖が抜けきらず、あまりしつこくスプーンやフォークなどを使うようには言っていませんでした。

また、とにかく食べて欲しいという思いから、ご飯はおにぎりで出すことが多かったですし、おかずも小さめの手づかみで食べやすいサイズのもので用意していました。今現在でも幼稚園でのお弁当の中身はまさに手づかみで食べるのに適したサイズのものばかりです。

正直、公園で他のお母さん方とお箸について話をするまではそんなに気にしていませんでした。私自身どこかで息子にはまだ無理だろうと思っていたというのもあります。一緒にお話ししていたお母さん方の中には、早い子だと2歳の頃からお箸を使いたがった子をお持ちの方がいたりもしましたが、大体の家庭ではまだお箸よりスプーンやフォークの方が食べやすそうだと言っておられました。

「なーんだ、お箸はみんなまだの人もいるんだ」と思ったのと同時に、「いや待てよ?うちの子スプーンすらもそんなに使ってないぞ?」と焦りだしたのが本音です。このことをきっかけに私と息子の食事のマナーに気をつける日々が始まりました。

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食事中の箸の練習はNG!その理由とは

スプーンやフォーク、お箸の練習をするなら食事の時だと思いませんか?私も箸の使い方は食事の時間に教えるものだ!と始めから決めてかかっており、失敗したなと思う出来事があります。息子の場合、そもそも彼のお箸を食卓に出すことすらしていなかった我が家。

とある日の夕飯の時間から、持っていただけで使ったことも見せたこともなかった某メーカーの練習用のお箸を食卓に並べてみることに。そして、まずはスプーンとフォークとお箸のどれを使ってみたいかを聞き、初めてみたお箸に興味を持った息子は、握りしめたお箸を嬉しそうに触ってご飯をつついて遊び始めました。また、食べる時には片手に箸を握りしめ、反対の手でご飯を掴んで食べる始末。

筆者
違うよ、こうやってこことここを持って。手では食べないよ!お箸使ってみて!

お箸じゃなくてスプーンでもいいから、手は使わないよ!

と、この日突然食べ方について事細かく指示を受けた息子。道具がうまく使えないイライラも相まってか、お箸もスプーンも何もかも床に投げ落として怒って泣き始め、食事などできる状態ではなくなってしまったのです。私自身もイライラしっぱなしで、何を食べたのかもよく覚えていない、最悪の食事時間になりました。

こうして、あえなく最悪の箸デビューを果たした息子と私。しばらくはお箸を見るのも、だんだん使えるようになってきていたスプーンやフォークすらも拒否されるようになってしまいました。そんな中、何とか箸に興味を持ってもらう方法はないか?と色々試行錯誤した結果、効果的な方法が見つかったのです。

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子供の箸の使い方は遊びながら覚えるのが正解!

皆さんは、幼い頃に豆つかみゲームをしたことはありませんか?何とか嫌がらずにお箸自体に慣れ親しんでもらう方法はないかと模索していたところ、豆つかみゲームを思いつきました。しかし豆だとツルツル滑ってつかみにくいので、粘土でいろんな食べ物の形にしてみたり、100円均一のお店などで売っている野菜の形をした消しゴムなどを集めて、箸を使いお皿の中へ移していくという遊びをしてみることに。

ご飯とは全く関係のない時間帯に、遊びとしてこのゲームをさせたことで、息子は箸を見ても怒ることなく興味を持ってくれました。練習用の箸には指を通す輪っかと、もう一本の箸をつなぐ部分とがあるのでそれらを利用して正しく持つ手の形を覚えさせることができます。種類はたくさん見つかると思うので、長さなどを基準に色々試して使ってみるのも良いですね。

さて、このゲームで意外にも箸が何となく使えるようになってきた息子。この日以来、また食卓に箸を用意しても怒ることなくチャレンジしてくれるようになりました。また、箸を教えることで、手づかみで食べるのではなくきちんと道具を使って食べることも楽しい!と感じ始めてくれたようで、スプーンやフォークを使うことも増え、手づかみで食べることが劇的に減っていったのです。

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子供の食事のマナーはおままごとを通して教えよう

今振り返って思うことは、もっと子供の可能性を信じて早くから、せめて箸を食卓に並べるだけでもしてあげればよかったなということです。私が勝手にまだこの子は箸は使えないだろう、と思って4歳を過ぎてからも全く箸を使うことに関して意欲的ではありませんでした。

また、食事のマナーは食事の時に教えるべきだ!と思っていた点も、頭が固かったなと思います。子どもは遊びの中で楽しいと感じたことについてはよく覚えていたりするものですよね。食事中のマナーについても、ままごとなどを通じて食器の使い方を教えることはできたなと感じています。子育ては本当に柔軟さが必要だなと、今回のお箸の件でつくづく感じましたね。

皆さんも、もし子供の箸の使い方で悩んでおられるようでしたら、ぜひちょっと考え方を変えて、遊びの中で箸が上手に使えるようになる方法を見つけてみると案外うまく行くかもしれませんよ!気楽にお子様のペースに合わせて楽しくお箸が使えるようになると良いですね。

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