保育園児・幼稚園児

パパママ婚に最適な披露宴の演出で子供も出席者も大満足の結婚式

今、子供を産んでから結婚式をする人も多くなっていますよね。私の友達で授かり婚をした夫婦は、出産後落ち着いてから結婚式をする人が多いです。

私は子供がいる状態で再婚をしているので、今の旦那との結婚式はもちろん子供も一緒にしました。これから夫婦になる2人のみで行う結婚式も素敵ですが、これから家族として歩んでいく決意にもなる結婚式も素敵です。

一方で、子供が長い時間式場にいるとじっとしていられないし、飽きてしまうということもあると思います。

今日は、私たちが挙げた結婚式で子供も楽しんで参加できるために工夫した演出について、お話していこうと思います。

パパママ婚で子供も楽しめる披露宴の演出とは?

まず、結婚式をすると決めてからの下見・打ち合わせは、常に子供も同伴で参加していました。私が結婚式を行ったとき、子供は幼稚園の年長さんでした。

結婚式ということをイマイチ理解してくれていなかったので、打ち合わせなど準備の過程を見せることで、結婚式とはこういう風に準備していくのだよ、というのを分かってもらいたかったからです。

友達の子供も参加をお願いする

友達の結婚式へ出席する際に、子供を旦那や実家などに預けて出席する人が周りには多く、私が今まで出席した結婚式には子供連れの出席者が少ないなと思っていたんです。

大人ばかりの披露宴だと私の子供も飽きてしまうだろうな、と心配していたのですが、ちょうど私の友達には子供を産んでいる人が多かったのです。なので、出席して頂く友達の子供にも参加をお願いすれば、私の子供もきっと嬉しいはず!と思いついたのです。

そこで、結婚式の案内状を送る際に「子供と一緒に来てくれると嬉しいです!」とお願いしました。子供を預けることが難しい友達からは「そう言ってくれると嬉しい!」と言ってもらえました。また、育児や仕事で忙しいけれど、学生時代の友達で集まって子供同士を遊ばせる機会を楽しみにしている友達もいて、たくさんの子供が私たちの結婚式へ出席をしてくれることになりました。

中には「普段子供と一緒だから、私は子供を預けてゆっくり結婚式を楽しみたい」と言う友達もおり、確かにその気持ちも分かる!と私も思えるので、もちろん無理強いはしなかったですよ。たくさんの子供が来てくれることになったので、披露宴会場にこんな演出をしました。

披露宴の装飾は子供たちも喜ぶにコレにしました!

私の子供が飽きない=出席者の子供も飽きさせないということを考えて、披露宴の装飾にこだわりました。披露宴の会場では、出席者が座る席や高砂席に装飾をしていますよね。今までに出席した式ではわりとお花を使っていることが多かったのですが、私たちは披露宴が終わった後に子供たちが喜んで持って帰れるように、花ではなくバルーンで装飾をお願いしました。

バルーンにすると決めてから、どういったものがいいのかたくさん考えました。私がしたい披露宴のイメージを入れつつ子供たちも喜ぶものにしたかったので、何度も打ち合わせをしましたね。

ヘリウムガスを入れるタイプの風船を浮かせようかとも思ったのですが、後ろの席の人は高砂席のバルーンが邪魔をして前が見えにくいという問題が出てきてしまいます。そこで、様々なことを想定して、このようなタイプのバルーンを作って頂きました。

子供も大人も楽しんでくれたテーブル装飾

バルーンのみだと子供向けのままで終わってしまうのですが、LEDライトの台に乗せることによって様々な色で光るため、バルーンが映えて色々な演出に合わせられるようにしたのです。

こうすると子供も喜びますし、点滅するカラフルなライトで大人の出席者たちからも大好評の装飾となりました。子供っぽすぎず大人もかわいいと思えるバルーンになったので、私も大満足でした。普段こんなに多くのバルーンに囲まれることがない私の子供も、大興奮していましたよ。

結果、披露宴後各テーブルと高砂席のバルーンは、出席者の子供たちがニコニコで取って、きれいに全部なくなりました。ちゃっかり私の子供も、出席者の子供たちと一緒にバルーン回収をしていましたよ。

子供の席

プランナーさんとの打ち合わせの際に「お子様の席はどこにしますか?」と聞かれたのですが、長い時間高砂席でじっとしていてもらうのも退屈だろうなと思いました。そこで高砂席の他に親族席にも子供の席を用意してもらい、子供が自由に動けるようにしました。

私の子供は出席してくれる友達の子供と何度も一緒に遊んだことがあるので、せっかくだから子供同士もお話できるようにさせてあげたいと思い、披露宴中は基本的に自由にさせてあげていました。

その結果飽きることはありませんでしたし、新郎新婦の大切な場面ではスタッフの人に子供を呼んできて欲しいと伝えたので、有意義に披露宴の時間を過ごすことができたと思います。

ウェルカムスペースへの工夫

結婚式のウェルカムスペースには新郎新婦の写真やおしゃれな装飾が多いですが、私たちのパパママ婚ではひと味違ったアレンジをしました。食事が出るまでに少し時間がかかるので、その間大人も子供も小腹を満たしてほしいと思い、大量のお菓子バイキング風に装飾をしたのです。

もちろん、来ていただいた際に食べてもらうために用意をしたのですが、それにはこんな理由もありました。子供は前半はきっと披露宴会場にいてくれると予想していたのですが、後半になると飽きてウロウロして披露宴会場から出たがるだろうな、と思ったのです。

そこで、披露宴会場を出てすぐのウェルカムスペースでお菓子でも詰めて、子供にリフレッシュしてほしいなという狙いもありました。

私の子供も披露宴中は基本的に自由にさせていたので、出席している友達と一緒にウェルカムスペースへ行き、みんなでニヤニヤしながらお菓子を詰めて楽しそうでした。その姿をカメラマンさんに激写されていましたよ。

子供にも引き出物を用意

私側の出席者には私が引き出物を選び、旦那側の出席者には旦那が引き出物を選びました。出席してくれる子供たちには、引き出物の代わりに小さなプレゼントを用意することにして、それを子供が選べるようしました。

夫婦で結婚式すべての演出を決めるのではなく、家族で準備をすることで、子供自身も結婚式を楽しみにしてくれて準備に対してもとても協力的でした。

出席する子供たちのプレゼントにはメッセージカードをつけて「○○(子供の名前)より」と書いておくと、当日プレゼントを見つけた子たちから「ありがとう」と私の子供が言われて、「僕が選んだよ!」と満足そうな顔をしていたのが微笑ましかったですね。

ブーケトスは子供と一緒に

打ち合わせの際にブーケトスをどうしますか?と聞かれて考えたところ、私側の友人たちは既婚者が多かったので出づらいだろうなという気持ちがありました。それならせっかく子供がたくさん来てくれるので、子供たちとやろう!と思いついたのです。

ブーケだと男の子には「いらない!」と言われそうで悲しいなと思い、キャンディーのブーケを作ってもらいました。

ブーケトスは私の子供と一緒にやろうと決めて、ブーケプルズというリボンをひっぱる形のものにしました。私が子供を抱っこして子供にキャンディーブーケを持ってもらい、出席者の子供たちがひっぱる形にすることで、私の子供だけでなく子供全員が笑顔で行うことができたのです。

パパママ婚登場の演出

私は、ウェディングドレスとカラードレスの2着を披露宴で着たのですが、それも私の子供が一緒に楽しめる演出にしました。

ウェディングドレスでの登場

最初はウェディングドレスでの登場です。子供も新郎のようなかっこいいタキシードをレンタルしました。このタキシードも、打ち合わせの際子供が自分で選びました。

私たちはオープニング映像というのを作成して、子供を主役にした映像をつくりました。旦那側にも私の子供を知ってもらい、みんなにもこれから家族になる3人を知ってもらいたい、という思いでした。

登場する前に映像を見てもらったので、3人で登場した際には旦那側の出席者から私の子供の名前を呼んでもらえてとても嬉しかったです。

カラードレスでの登場

カラードレスにお色直ししてからの登場は式の中盤に行われたのですが、少しずつ子供も飽き始める時間になると思っていたので、カラードレスの登場はこのようなバルーンを持っての登場にしました。

こんなにたくさんのバルーンに、我が子は「遊園地の人みたい!」と興奮していました。登場して歩きながら、このバルーンを出席している子供たちに配る演出も入れましたよ。

私がバルーンを持って子供に1つずつ渡し、子供が出席している子たちに手渡しするという形で、我が子も出席者の子供たちも楽しんでくれて嬉しかったです。

パパママ婚披露宴の演出まとめ

披露宴の演出に子供も一緒に参加させることで、子供にとっても思い出深い式となったようで、「たのしかった!」と今でもよく口にしてくれるんです。自分たちが親だからこそ分かる、出席者の子供たちへの気遣いというのもあると思いました。プランナーさんにこうしたい、と考えているプランを話した時も、「それはお子さんも楽しめますね!」と大賛成してもらえました。

子供たちの母親である友人からも「子供がじっとしてなかったらどうしよう」と相談されていたのですが、それも踏まえて「私も子供がいるんだから全然気にしなくていいからね」と伝えておいて、出席する子供たちにも楽しんでもらえる式に工夫を凝らしました。

友人からは「子供も一緒に楽しめたおかげで、途中ロビーに出てあやす必要がなかったから助かったし、子供達が喜んでて嬉しかったよ!」と大好評でしたよ。実際に式中に飽きてグズる子供もいませんでしたし、私の両親や義両親からも「ぐずる子供が1人もいなくて驚いた!」と言ってもらえました。

パパとママだからこそできるオリジナリティあふれる素敵なファミリーウェディングを、是非演出してみてくださいね。この記事が少しでもあなたのヒントになれば嬉しいです。

-保育園児・幼稚園児
-