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双子の謎!生後5ヶ月に突然始まった咳の正体はかまってアピール!?

赤ちゃんとの生活に慣れてきた生後5ヶ月頃、突然の「咳」が始まったのです。熱もないしいつもと変わらない様子・・・。それなのになぜ咳がでるの?病院には行った方が良い?

お腹の中で母からもらっていた免疫がなくなると言われる時期に突然の風邪っぽい症状が始まり、不安に思っている方もいるのではないでしょうか。今回はそんな我が家の双子の娘に突然現れた「咳」についてのお話です。

どのような始まりだったのか、病院に行った際に言われたことや、どうやって対処したか体験談をお話しします。ある日突然始まった「咳」。双子2人との生活に慣れてきて、1日のリズムや家事の流れなどができ始めてきた頃のことです。

風邪をひいたことがないわが子の初めての咳

いつものように洗濯物を隣の部屋で干してた時に、突然咳のような音が聞こえてきました。産まれてから一度も風邪をひいたことがなかったので心配になり見に行くと、双子の姉の方がこっちを見ながら咳をしていたのです。

心配になって熱を測ってみると36.4℃の平熱...。念のため妹の方も測ってみましたが、姉と変わらず平熱でした。2人の熱を測り終える頃には咳も収まっていたので、「ミルク直後だったしちょっとむせちゃったのかな?」と思い様子を見ることにしたんです。

赤ちゃんに謎の咳が続く

それからも度々双子の姉ばかりが咳をしていました。

・熱が出ていない

・咳で吐いたりすることもない

・ミルクもいつも通り飲む

・よく寝てよく泣いていつも通り元気

ということから、病院に行っても意味がないだろうと思っていました。けれど咳がやっぱり気になったのでどんなときに咳をしているのか観察してみることにしました。

そこで分かったことは

・私が家事など作業している時に多い

・遊んでいる時に咳は出ない

・咳が出ても構ってあげたり、抱っこすると止まる

・私の方を見て咳をしていることが多い

ということでした。

この事が分かり、「もしかしたらわざと咳をしているのではないか?」と思うようになりました。様子をみていると、段々そうとしか思えなくなっていったのです。

咳の原因は愛情不足!?

こんなに小さな子がわざと咳をするなんて聞いたことがなく、友達や家族に相談してみました。しかし、みんなそんな経験はないとのことでした。もしかしたら無意識に双子の妹ばかり構ってしまっていて愛情不足を感じていたのではないか、と不安な気持ちにもなりましたね。そこで、あえてたくさん姉と関わってみようと考えたんです。

姉は妹に比べて大人しい性格で、ひとりで遊ぶのが上手な良く寝るタイプでした。気づくと寝てしまっていることが多かったので、寝る前にたくさん遊んであげることにしたのです。妹は姉に比べてあまり寝ないタイプだったので、姉が寝た後に集中して遊んであげることにしました。

すると、双子の姉の咳がなくなったのです。ひとりの時間が急激に減ったからなのか、やっぱり愛情不足を感じていたのかしらと半信半疑ながらも、申し訳ない気持ちになる反面、気づかせてくれてありがとう、という気持ちにもなりましたね。

双子で競うかのように咳をするように

咳が気にならなくなってしばらくした頃、家事もほったらかしにしていたのでそろそろ短時間なら離れても大丈夫だろうと思っていた時のことです。「ケホケホケホ」また咳が聞こえてきたのです。

気になって見に行くと、なんと今度は双子の妹が咳をしているではありませんか!今度は妹中心に遊んであげていると、また姉が咳をし始めました。

次第に2人同時に遊んでいるのに、私が見ていないことに気づくとすぐに咳をするようになってしまった我が家の双子。どうすれば良いのだろうと頭を抱えてしまったんです。

小児科で咳の原因を聞いてみると

そんな状態が続いていたある日、双子の姉が朝から鼻水を垂らし、くしゃみと目元の赤みがあったので小児科へ連れていくことにしました。そこで、ついでに咳についても聞いてみたんです。診てもらう時には咳はしていなかったのですが、家での様子を話しました。

すると「喉も赤くないし、呼吸も異常なし」「咳もきっと問題ないでしょうから様子を見てください」と言われたのです。心配していた愛情不足についても聞いてみましたが、「この時期にわざと咳なんてしないし愛情不足を伝えたりもできないですよ。」と一蹴されてしまいました。「本当に大丈夫なのかな?」と思いつつも引き続き様子を見ることに。

それからしばらくは時々、私の方を見て「かまって」と言わんばかりの咳をしていましたが、声をかけてあげたりするうちにだんだん咳は少なくなっていきました。代わりに、私の方を見て足をバタバタさせたり、唾をブーっとだして笑ってきたりするようになったんです。また、私が部屋からいなくなってしばらくするとぐずぐずし始めて、私が部屋に戻るとニコニコ笑顔に戻るようにもなりましたね。

赤ちゃんがかまってアピール!?

母親から見て、きっと双子のしていた咳は構ってほしいアピールだったのかなと思います。生後6ヶ月頃には、ひとり遊びでも常に見ていてあげないとぐずぐずと怒り出すようにもなっていきました。かまってブームが過ぎ去ると同時に、ひとり遊びブームが到来しましたね。

今、わが子の謎の咳に悩んでいる方は、本当にそんなことあるの?と感じると思います。うちは双子で常にライバル視してしまうような環境があったからかもしれませんし、実際のところはわかりません。私のように愛情不足を心配する方もいるかもしれませんが、常に赤ちゃんと向き合ってばかりも疲れてしまいますから、不安なら病院へ足を運んだ方が賢明だと思います!

咳は珍しいかもしれませんが、そのうち始まる後追いなど、赤ちゃんがかまってほしいがための行動などあるかもしれません。これは成長している証拠なんだと思って思い詰めないようにしていれば、時間とともに解決していくと思います。「うちの子、大丈夫かな?」と心配することは愛情があってこその事だと思います。心配し過ぎず「お母さんが良いのね!」と前向きに考えられると良いですね。

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