食事中の悩みが増えてくる1歳児。食べムラや遊び食べが出てきたり、全然食べてくれない子がいるかと思えば食べすぎの子もいて、頭を悩ませるお母さんも多いのではないでしょうか。
わが家の1歳4ヶ月の三男は「基本食べすぎ、でも気分によって食べムラあり、お腹が膨れてくると途端に遊びだすタイプ」です。
そんな三男の大好物で、なおかつ楽!というメニューをご紹介します。食べるの大好き、ごちそうさまが大嫌いという子向け、常備しているストックの内容もあわせてご紹介しますので、ご参考までに!
日本人ならこれでOK?!基本のメニューはおにぎりと具沢山お味噌汁
1歳を過ぎてくると、自分で食べたいお年頃。使えなくても、フォークやスプーンを持っているだけでご機嫌だったりします。でも本当に食器に突っ込まれたら、正直たまったもんじゃない!
そんな時にはやっぱり、自分で手づかみして食べられる物に限ります。なんでも食べる三男ですが、パンよりはややお米派らしいので、簡単に用意できるおにぎりを常にストックしてあります。
上の子達の時は毎回ラップで一口サイズに握っていたのですが、小さくいくつも握るのが本当に面倒…しかも握りつぶされた時が悲惨…しかも目の前で握ろうものならわんこそばならぬわんこおにぎり状態で、いつまでも急かされる!
三男にも仕方なく最初はラップで握っていたのですが、なにせ上の子達にも食べさせなきゃいけません。あっちのご飯こっちのおにぎり、お茶がないだの熱くて火傷しただのあっちからこっちから、もう食事時間はカオス状態。
とても自分が食べている場合じゃないし、かと言ってじゃああとで食べようと思うと食べている物を取られます…どうにかならないかと考えていて、ある時ふと「冷凍したご飯って切れないのかな」と思いつきました。
上の子達用に常に冷凍ストックしているご飯を一口サイズに切ってみようとしたんですが、硬いし切りづらい。そこで、ラップで細長くスティック状に握って冷凍してみました。
そうしたらなんと、小さく切ってちょっと表面を焼くだけで一口サイズのおにぎりが出来上がったんです!しかも、子供の手にもべちゃっと付きづらい。
それに気付いてからと言うもの、ふりかけや残ったひじきの煮物、しらすなどを混ぜてスティック状にしたおにぎりが冷凍庫に並び、さらにそれを切っていつでも焼ける状態にしたものも常備するようにしました。
あとはお味噌汁が大好きなので、野菜や卵などとにかくたくさん具を入れて、おにぎりと合わせて一食にしてしまう事が多いです。ご飯とお味噌汁だと進んじゃうのは小さな子供でも同じなんでしょうね、いつまでもいつまでも食べています…
ちなみに、急きょその場でラップを使っておにぎりを作る時も、スティック状に握ると食べさせやすいです。バナナの皮をむく要領で、ラップをむきながら食べさせます。片手で済むため、もう片手でママが自分のご飯を食べる事もできるのでオススメです。
時間がない時はまとめて納豆チャーハン!味を足して上の子や大人用にも
こちらも時間がない時や楽をしたい時のわが家の定番メニュー、納豆チャーハンです。大体いつも、納豆、きのこ類、葉物野菜を中心に、冷蔵庫で余っているものを入れます。味付けは納豆に付いているタレのみで、三男の分を先に取り分けます。
その後に醤油などを足せば、一気に全員分が用意できるんです!
ちなみにどれくらい食べているんだろうと重さを計ったら、200g強くらいでした。お皿の重さを引いて、です。1歳4ヶ月男子、その辺のOLさんくらいは食べているでしょうか。
しかもこれだけで満足してくれる事はまずありません。ここから、果物やヨーグルト、パンを食べて、先ほどのストックしてあるおにぎりを食べつつ遊んだり投げたりするようになって、ようやくごちそうさまです。
メインにはもちろん!食べ足りない時やお出かけにも活躍する、粉ものストック
よく食べる子をもつ親にとって、いかに満足させるかは毎食大きな課題です。もっと食べたい!と主張されても、何もない!なんて事になったら一大事。
そのため、おにぎりだけでなく粉ものもストックしています。主にお好み焼きと、ホットケーキです。これも時間がある時に焼いて、小さく切って冷凍しておくので、すぐに出す事ができます。
食事の準備中のお腹すいたアピールの時から、食後もの足りない時、食べる時に汚れにくいので、お弁当箱に詰めてお出かけ用にも活躍しています。
お好み焼きはキャベツなど野菜がメインなのですが、味付けはせず海苔や鰹節を多めに入れています。
ホットケーキも、にんじんやトマトのジュースで作ったり、野菜を入れたり。
市販のベビーフードをあまり食べてくれなかったので、買ってしまって残っている物をそのまま入れて焼いたりもしています。三男は最近、カレー味がお気に入りのようです。
生意気な事に、卵を入れてふわふわなホットケーキが気分な時と、牛乳とヨーグルトでもちもちな方が気分という時があるらしいので、何パターンか常備しています。
1歳4ヶ月、よく食べる子には時間勝負!食べない子には手数で勝負!
わが家は幸い、食べてくれなくて悩むという時期があまりありませんでした。それでも気分や体調でいつもより食べてくれない、という時は、形状を変えてみています。いつも四角く切っているものを細長くしてみたり、どうにか手づかみできるようにしてみたり、汁物にはとろみをつけてみたり。
そしてできるだけ簡単に、食べたい!となった時にすぐ用意できるように、常に何かしらストックはしておくようにしています。簡単に用意できたものなら、例えおもちゃにされても食べてくれなくても、そこまで腹も立ちません。そして、手を抜いたメニューのときに限ってよく食べたりするものなんです。
このスープけっこう煮込んだんだけど!と思っても食べてくれないのに、上の子が残した市販のコーンスープに、自分でパンを浸してものすごい食べてる…とかもう日常茶飯事。
1歳4ヶ月、これから成長とともに、何もかも食べない!イヤ!なんて時期が始まったりもします。今のうちに「これなら食べる!」というものをいくつか見つけておくと、今後の対策にもなるかもしれません。