保育園児・幼稚園児

1歳半の発達の目安が知りたい!言葉や特徴を3兄弟で徹底比較

 

お母さん
子供が1歳半になって、なんだか急に大変になっていませんか?

今まさに1歳半の三男。とにかくかわいくてかわいくて、でもやっぱりそれなりに困った事も…。お兄ちゃん達からも甘やかされ、基本的にワガママ気質。1歳になりたての頃よりは自我も強くなるし、思い通りにならないと癇癪で泣く!

ふと思い返してみると、長男、次男、三男、やっぱりそれぞれ違う発達の特徴があるのです。わが家の三兄弟の1歳半の時期を比較した言葉や睡眠について、イタズラ盛りのこの大変な時期をどのように乗り越えてきたのか、どうぞご覧ください。

1歳半で喋らない長男の特徴とは

第一子は何かと手探り状態が多く、やっと一息と言うか少し余裕が出るのが1歳半頃だったりしませんか?もともとポカーンとしている子だった長男は、内弁慶で人見知り・場所見知り真っ盛り。

2歳4ヶ月でやっと話したのんびり屋で、1歳半と言えば発語もまだほぼなかった時期です。ママもパパもみんなママ、車も電車も動くものはだいたいブーブと言うくらいだったのですが、この頃急に「お気に入り」が明確になりました。くまのぬいぐるみ、ふわふわのブランケット、こっちのマグ、車は赤、などです。

また、積み木を積んだりコップを重ねたり、思っている事が少しずつ実際にできるようになって来た時期でもあります。積み重ねる事と、並べる事にハマっていましたね。長男は喋らないものの、唯一助かっていたのはとにかく健康という点でした。

1歳で寝る時間はきっかり19時

新生児の頃からとにかくよく寝る子で、この頃も夜は19時から翌朝7時頃までと、さらに昼寝を2時間ほど。日によっては朝寝も午睡もする事がありました。ベッドでもソファでも、抱っこ紐や車の中などの移動中でも、時間が来れば構わず寝るタイプで、生活リズムが崩れないのでとても助かっていたのを覚えています。

好き嫌いも全くなく、どこでもなんでも食べてくれるのにも助けられました。外遊びが大好きで、靴を持ってついて来ては、私が家事を一通り終えて「外に行こう」と言うのを待っていましたよ。

ちょうど低めの階段をひとりで昇り降りできるようになり、危なっかしいから目が離せないのに、手助けは拒む自己主張が出てくる年頃でもありますよね。「っし!っし!」と気合十分に階段に挑む姿を、落ちないよう手を添えつつただただ眺めていた時期でした。よく食べ、よく寝て、風邪も滅多にひかず、まさに健康優良児な長男でしたね。

1歳半で言葉が早い次男は三語文でナンパ

下の子の方が成長が早い、という話をよく聞きませんか?次男が長男といちばん大きく違ったのは、とにかくしゃべる事。1歳半頃にはもう、誰にでも分かるような言葉を話していました。例えば「ブーブ、あっちいった」「にいに、ぺんってした」「もうないねぇ」などです。

この頃家族旅行で沖縄へ行き、機内での次男の様子が気がかりだったのですが、私の不安をよそにご機嫌で歩き回りそこらじゅうで愛想を振りまいて、CAさんをナンパしていましたね…。初めて見るものには興味深々、海にもざぶざぶ入って行き、砂を豪快に頬張って食べられない事が分かると、怒って全力で投げて来ます。

普段からいたずら三昧で、やってみようかな?と思うと同時に体が動くタイプだったので、なかなか阻止できず苦労しました。フローリングに使えないコロコロを床や壁にやられて粘着面がくっついてしまい、はがすのも難しく数日はがし切れなかった紙が点々と残ることも。トイレットペーパーがトイレじゅうにまき散らしてあるのは日常茶飯事です!

1歳半のイタズラ三昧にお手上げ!

あげくにテーブルの上に立ち、2リットルのペットボトルを逆さまにしてトクトクお茶を流していた光景を目にした時は、もう笑うしかありませんでしたよ。いたずらと、唇を突き出して長男を追いかけまわす事、あとなぜかオムツが大好きで、隠しても隠しても見つけ出しては、一生懸命頭にかぶることにハマっていましたね。

生活リズムは長男と変わらず、夜は12時間睡眠、昼寝は2時間ほど。長男よりもよく食べ、検診では「ちょっと太ってるけど」と笑いながら先生に言われ、自分で「ふとっちゅー」と言っていたのを思い出します。

鏡に向かって何か言っていると思ったら、自分の鼻に指を当てて「ぶーちゃ」と嬉しそうに言っていて、誰が次男をブタ呼ばわりしたんだ!と爆笑の家族会議をした事もありましたね。4歳になった現在だいぶシュッとしましたが、やっぱり決して細い方ではないです。長男と同じく、よく食べよく寝る次男でしたが、風邪をひく事が少し多かったのが特徴です。

1歳半前には自我が強い末っ子

末っ子のワガママと言うか、我の強さに驚かされる事ってないでしょうか?とにかく意志が強く、長男次男には効いていたごまかしが通用しないのが三男なのです。お兄ちゃんが持っているそのおもちゃがほしい、どうしても外に出たい、今なんとしてもパンが食べたい、いやそのクッキーじゃなくてパン!

そんな要求に、兄達とともに振り回され出したのが1歳を過ぎてからでした。もともと1歳前にママと言い出したのに、1歳2ヶ月頃から頑として言わなくなり、最近また思い出したようにママと言う…。他の言葉も同様に、1歳頃に話していた言葉は一切言わなくなってしまいました。そんな気まぐれも末っ子特有なのでしょうか。言わなくても分かるでしょ?とばかりにニヤリとする事はありますが…。

長男にだけついてまわり、1日中おんぶをせがむ日があると思えば、翌日は見向きもせず次男にだけ構ってもらいたがる。もともと生後7ヶ月にして、自分が落としたものを兄たちが競って拾う姿を見て、見ていない隙にこっそり落とす事を覚えた三男です。周りを振り回すのはお手の物。

1歳半で理解力がすさまじい三男

アレがしたいコレがしたいという意思表示は明確なものの、実際できない事はすぐに人に頼りがちです。段差などもすぐに誰かが手を差し伸べてくれる事に慣れていて、私がわざと放っておくと絶叫されるのです。普通に自分で行けるんですけどね。

思い通りにいかない時の怒りっぷりもすさまじく、大抵は手に持っているものを相手に向かって投げつけ、そのくせ自分が号泣しちゃいます。人見知りは一切なく、誰にでもキャッキャと手を振ったり、よくスーパーで知らないおばあちゃんの手を握って微笑んだりしていますね。

自分より小さい子への興味はすさまじく、頭や顔を撫でまわしたり、覗き込んだり、話しかけたりがしつこくて、よく泣かれてしまいます。少し前まではいたずらをよくしていたのですが、最近は知恵をきかせてきたのか「やるよ?やるよ?」とニヤニヤしながらこちらを見て、「やめてー!」と慌てる様子を楽しむようになってしまいました。

1歳半現在で次男ほどの発語はないものの、こちらの言葉の理解力は驚くほどあります。三男もよく食べよく寝ますが、やはり兄たちからの風邪をもらいやすいので、三兄弟のなかでは誰よりも病院にお世話になっていますね。

1歳半ですぐ怒るのは成長の証!

1歳半の子供との生活に、心身ともに疲れてきてしまっていませんか?目を離すと2秒で消えるし、スタスタ歩けるわけでもないですから危険な事も多くて、神経をすり減らすような思いもしますよね。寝顔は天使…と思っていたら、夜泣きが始まってしまう子もいる時期だと思います。

でも、私にとって今見ている末っ子の三男は、頭で思う事ができたりできなかったりする葛藤だったり、こちらを信じ切って振り返らず走って行ってしまったり、思い通りにいかず泣き叫んだりと激しい時期ではありますが、そういうすべてが見ていて楽しいという気持ちもあるのです。

もしかしたら3人目だからこそ、肝が座っている部分があって言えるのかもしれませんね。体だけでなく心も一生懸命成長している時期だからこそ、正面から向かい合っていると、思わずイラっとしたり疲れてしまう事もありますよね。そこでオススメなのは、そんな瞬間こそ写真や動画に残す事です。あとからものすごく楽しい思い出になりますよ。

-保育園児・幼稚園児
-