赤ちゃんが寝てくれない…睡眠不足で疲れ切っていませんか?
生後1ヶ月は産後1ヶ月。お母さんの体は疲れを実感し始める頃で、寝不足がこたえますよね。
私のまわりでは「新生児は寝ない」「一晩抱っこし続けた」「寝たいと思っていたら朝になった」など、とにかく赤ちゃんは寝てくれないと言う話ばかり。でも正直、想像よりは寝てくれるな、と言うのがわが家の三兄弟の感想だったのです。
もちろんしんどい時期もありましたが、やっぱり夜寝てくれる事にはかなり助けられましたね。寝不足で悩んでいるママに知ってほしい、わが家の三兄弟の生後1ヶ月の頃の睡眠時間と、もしかしたらこれが寝てくれるようになるコツかも?と思ったエピソードをご紹介したいと思います。
しんどい生後1ヶ月、赤ちゃんの睡眠時間はどのくらい?
今まさに生後1ヶ月頃の赤ちゃんがいるお母さん、眠れていますか?長男の生後1ヶ月の頃、私はどっと疲れが出てきていました。里帰り出産ではなかったので、産後退院してすぐ自宅での生活。
日中やたらと寝るので、これは昼夜逆転パターンか?!とドキドキしていたら、意外と夜も2時間くらい寝てくれる長男。かと思えばきっかり1時間で起きたり、ウトウトし出した頃に泣き声が聞こえて、何度見直してもさっきから30分しかたっていない時計に愕然としたり…
それから授乳が軌道に乗り、日中よりも夜にまとめて寝てくれるようになって、私も何時間かずつ寝られるようになって来た生後1ヶ月頃。睡眠がとれると同時に、産後すぐから続いていた緊張感がほどけてきて体が疲れに気付いてしまったかのようでしたね。
生後1ヶ月の赤ちゃん、夜間と日中の睡眠時間は?
長男の生後1ヶ月頃は寝ているかおっぱいを飲んでいるかで、ただ起きているという時間はあまりありませんでした。日中は1~2時間ずつ寝て、起きるたびに授乳。夜は2~3時間ずつ寝ていました。
たまに夜4時間、5時間と寝る事があって、こちらが先に目が覚めてしまう事も。起きるまで待つか起こして授乳した方がいいのか、何度も口元に手を当てて呼吸を確認しながらソワソワする事もありました。
1日の睡眠時間を合計すると、だいたい18~19時間ほど。よく寝てくれる方だと思います。
生後1ヶ月の睡眠時間は家庭環境に左右される!?
上の子と下の子、何が違うのでしょうか?決定的な違いは、過ごす環境そのものです。上の子がいると、よっぽど年齢差があるか日中保育園でずっといないと言う状況でもない限り、下の子はある程度の音のなかで生活する事になります。これが相当ネックになるんです。わが家は男の子3兄弟でどうしても生活音に関しては避けられない状況。
赤ちゃんと1対1で寝かしつけに集中できた1人目とは違い、2人目、3人目の子供は家の中に常に騒音がある状態でねんねしなければなりません。寝かしつけた10分後、上の子が不意に出した大きな声で目が覚めてしまった赤ちゃんは、泣き出したらもうしばらくは寝てくれません。眠くて泣いて、泣くから眠れないと言う負のループに悩まされるお母さんも少なくないはず。
そこに追い打ちをかける上の子からのママ要請。「おなかすいた」「おしっこ」「あそんで」もう寝かしつけるどころではありません。母乳育児ならとりあえずもう一度授乳、と言う事もできますが、お腹いっぱいになったばかりの赤ちゃんが素直に飲んでくれるとも限りませんよね。ミルクだったら次にあげられるのは数時間後です。
2人目の赤ちゃんの睡眠時間・ねんねの方法は?
下の子を片腕に抱えつつ上の子の世話をするのは日常茶飯事。正直いつの間にか寝ていた、と言う事も数えきれません。授乳の間隔ももはや適当で、睡眠時間も確認できない事がほとんど。
それでもわが家の次男は、授乳した後に授乳クッションごとおろすと寝てくれる、と言うありがたい習性があったので、日中もわりと寝ていてくれる事が多かったです。ただ起きてご機嫌で過ごしてくれる時間があったので、睡眠時間で言うと長男より短めでした。
夜は同じように2~3時間ずつ寝てくれたので、1日の睡眠時間の合計は17時間ほど。次男も、不意に夜5時間ほど寝ていてくれる日がありました。
3人目の赤ちゃんの睡眠時間・ねんねの方法は?
三男に関しては、もう日中いつ寝ていたのかよく分かりません。生後1ヶ月頃は、ほぼ常に左腕に抱えていたような気がします。
ちょうど上ふたりが春休みに入ってしまい、毎日のように騒音のなかで生活していた三男。うるさいのか眉間にシワを寄せながらベビーベッドで目をつむっているのを見て、笑っちゃいけないのですが思わず写真を撮った事も。
毎晩眠気の限界が来たかのように白目をむいて寝つき、やっと静まったなかでまず4~5時間は寝るのがお決まりでした。ちょうど0時前後に一度起き、授乳してからはやはり2~3時間ごとに起きるのが1ヶ月頃の日常でしたね。
生後1ヶ月から生活リズムを意識することの効果とは
日中より、夜の方が寝てほしいと思う事が多いのではないでしょうか?
ずっとお腹にいた赤ちゃんが、昼は起きて夜は寝るものだなんて知っているはずもありません。その事に気付くまでは、なんで暗いのに寝ないの?と不思議に思った事もありました。
そこで昼と夜の区別を付けてもらうために始めたのが、「昼は明るくうるさく、夜は暗く静かに」を意識する事です。当たり前のようですが、これが早く生活リズムをつけるきっかけになったような気がします。
朝は決まった時間にカーテンを開け、まだ寝ていても一旦明るくする。
昼間は音を過剰に気にせず生活する。
夕方からカーテンを閉めて、少しずつ暗く静かにしていく。たったこれだけです。
昼間に音で起きてしまってもまだ対応する気力がありますが、夜頻繁に起きられると心が折れがちですよね。夜まとめて寝てくれるようになると、一緒に寝るお母さんの体力回復にもなります。
それに、昼間ある程度の音のなかで生活する事に赤ちゃんが慣れると、多少の物音では起きなくなるのでそれもありがたいですよ。
生後2ヶ月頃には生活リズムをつけることに成功した三兄弟
そんなに早くから生活リズムをつける必要があるのかと、疑問に思うでしょうか?
「昼は明るくうるさく、夜は暗く静かに」で生後1ヶ月頃から生活リズムをつけるようにしてきた三兄弟。6歳、4歳、1歳になった現在、その効果に助けられています。1歳児の三男は19時には就寝して、夜は起きても1回か2回。マグでお茶を飲んですぐまた寝ます。
長男次男にいたっては、ふたりで子供部屋に行き勝手に寝てくれます。暗くなったら寝る、と言うのが習慣になっていて、特に眠くなくてもなんとなく布団に入っているようです。睡眠時間がしっかりとれていると、寝不足な日に比べて明らかに気力も体力も充実しています。
お母さんの睡眠時間を確保するために
産後1ヶ月だとできるだけ朝も寝ていたい…と思う時期ですが、少し頑張って毎朝決まった時間から生活を始めるようにしていくと、赤ちゃんも昼間起きて夜眠る事を分かってくれるようになります。それがその後、お母さんも赤ちゃんもしっかり睡眠時間を確保する事につながるのではないでしょうか。
これから、成長するにつれて赤ちゃんの1日の睡眠時間は減って行きます。少しずつ生活リズムをつけてもらって、赤ちゃんもお母さんもしっかり睡眠時間を確保できるようになりますように。