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3歳児検診の内容と検査項目とは?再検査にひっかかるとどうなる?

 

自治体で行われる子どもの検診は、子どもの成長を知ることができて楽しみでもあるけれど、もし何かに引っかかってしまったらどうしよう!?と少し不安にもなりますよね。

3歳の検診ではそれまでの検診に加えて、より具体的な身体の発達を見られる項目が増えます。

ここでは実際に私が長男とともに経験した「3歳児の検診内容」「事前の視力・聴力検査方法」、さらに息子が「再検査となってしまった項目」についてもご紹介したいと思います。

市町村から送られてくる視力・聴力検査キットの使用方法

みなさんのお子さんの視力や聴力について普段意識して観察することはありますか?3歳児の検診では、これまでの検診では検査されなかった、視力と聴力に関する項目があります。

私は、息子の3歳児検診の検査キットが市から送られてくるまで、視力や聴力について気にしたことなど一度もありませんでした。幸いにも私の目には息子は順調に成長していて、日々元気に過ごしているように見えたので、目の見え方や耳の聴こえ方に注目することがなかったのだと思います。

 

視力の事前検査の仕方

市から送られてきた検査キットには、視力検査でよく目にする大きい“C“の書かれた用紙や、犬や猫、車などのイラストが書かれた用紙が入っていました。視力については、これらの用紙を使って子どもの片目だけ見えないように何かを貼ってカバーさせ、一定の距離から何のイラストが見えるか、Cの空いている方向を指差しでいいので教えてもらう、という内容でした。

私の息子は片目だけカバーするために顔に何かがつくのをとても嫌がってしまい、私のズボラな性格もあって、この検査は指示された通りには行えなかったんです。

 

聴覚の事前検査の仕方

聴覚については、普段何気なく過ごしている時に、子供の背後から片方ずつ耳の近くで指を擦り合わせて“カサカサ”と音を立ててみます。

その時にきちんと音のした方を振り向けるかで、片方ずつの聴覚を確認するように指示がありました。この項目についてはきちんとすることができ、息子の耳も問題なく聴こえているようでした。

これらの事前の検査をもとに問診票の質問に答え、検診当日も小児科の先生や問診の担当者と子どもが会話をすることで、言葉の発達や聴覚・視覚についても確認されました。

3歳児検診の検尿は当日朝に採取!採尿の練習方法とは?

お子さんのトイレトレーニングは進んでいますか?

3歳児検診に行くにあたり、視覚や聴覚の検査キットとともに送られてきたのが検尿の容器。

息子はこの検診に行く頃にはトイレでおしっこができるようになっていたため、私は特に頭を抱えるような状況にはならなかったのですが、周りのまだオムツを履いているお子さんを持つ親御さんたちはどうやって検尿しようかと悩んでおられました。

中には、このキットが届いたことをきっかけにトイトレに真剣に取り組み始めた方もおられましたよ。

検尿用に紙コップを使うと男の子も女の子も採取しやすいと思います。でも、当日に初めて紙コップに尿をさせるのは、うまく行くものか不安ですよね。100円均一に売っている紙コップを使って事前に何度か練習してみるのも良いかもしれませんよ。

視力の再検査にひっかかった息子の打開案

再検査という言葉はいつ聞いてもちょっとドキッとする言葉ですよね。

私の息子は、事前の検査が甘かったせいか、視力の項目を再検査するように市から案内が届きました。再検査の場所では、一人一人自宅で行うように指示されていた検査項目を、医師によって丁寧にしていただきました。

この場でも、片方の目に何かを貼られて嫌がる息子に手こずり、再検査もやっぱり無理か!?とがっかりしてしまいました。そんな時、苦肉の策で息子に自分でいないいないばあをするように伝え、何度かさせた後に「片方だけばあしなーい」と言うと、本人が片目を手で覆うことに成功できたのです!

このようにして、なんとか息子は視力検査をきちんと受けることができました。その場で「大体基準とされている視力以上はきちんと見えているよ」と先生から伝えていただき、なんとか息子は視力にも問題ないということがわかりホッとしました。

3歳児歯科検診で虫歯チェック!おやつに関する指導も

あなたのお子さんに虫歯はまだありませんか?おやつは何が好きですか?

前回の2歳児時に続き、3歳児検診でも引き続き歯の検診がありました。私の息子は2歳の頃の歯科検診で小さな虫歯が一つ見つかってからというもの、その虫歯以外は作らないようにと頑張ってきたのです。

この3歳児の検診の時ありがたいことに私の住んでいる自治体では、ボランティアの方と栄養士さんよるおやつのふる舞いがあったんです。餃子の皮で作ったピザや、マカロニにきな粉をまぶしたものなど、砂糖をあまり使わずに簡単ですぐ作れるおやつを用意してくださいました。

歯磨きをどんなに頑張っていても間食するものが砂糖だらけだったら歯の健康に支障をきたしてしまいますよね。このような機会があったおかげで、普段のおやつの内容についても改めて考え直すようになりましたね。

お住まいの地域によって、3歳児検診の細かい内容は異なると思います。しかし、それまでの月齢で多くの方はしっかりとした検査を受けていないため、視力と聴力に関しては特に3歳の頃から何か問題が見つかることも多いようです。早い時期に問題があると分かれば早く対処することもできるので、この時期の検診はしっかり受診されることをお勧めしたいと思います。

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