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赤ちゃんが歩く練習は必要?気になる最初の1歩の兆候と安全対策!

“赤ちゃんが歩いた!”という瞬間は、子育てをしている中で忘れがたい感動の瞬間ですよね。1歳前後のお子さんをお持ちのお母さんの中にはこれからその瞬間を迎える方、もうその瞬間に立ち会った方がいるかと思います。

今回はそんな日々成長している赤ちゃんが、安全に元気に”歩く”ための練習や考えられる危険性、ファーストシューズ選びなどについて、二児の母である私の経験を交えてお伝えしたいと思います。

赤ちゃんが歩くの遅い!その理由は子供の個性?

生後10ヶ月で数歩歩いた子、1歳過ぎたけどまだまだ歩くそぶりを見せない子など、赤ちゃんによって成長スピードは様々。ハイハイやつかまり立ちまではすんなり行ったのに、そこからまったく進まない…なんて方もいるかと思います。

私の息子はハイハイをしない赤ちゃんで、つかまり立ち、伝い歩きまでは平均的な成長スピードを見せたのですが、”歩く”ことはなかなかできず、すぐにお尻をペタンと落として諦めてしまう状態だったんです。結局一歩踏み出せたのは1歳過ぎ、しっかり歩けたのは1歳3ヶ月でした。

その一方で、娘はすべての成長が早く、つかまり立ち、伝い歩きをして間もなく数歩歩くことかできて、驚いたことを今でも覚えています。この息子と娘の差は何か考えたとき、ハイハイやつかまり立ちなど、歩くまでの成長過程が長ければ長いほど”一歩”踏み出すことへのハードルが上がりすぎてしまうのではないかと感じたのです。

また、"歩く"という行為はかなり"バランスをとること"が重要です。私の息子は頭が大きかったのでそのバランスをとるのも難しかったのかなぁとも思えます。なので、なかなか歩かないなと思っている方はその子が一歩踏み出す勇気が出るまで、バランスをうまく取れる筋力やバランス力がつくまで、焦らずその子のタイミングで歩き出すのを待ってあげてもいいかもしれません。

赤ちゃんが歩くまでの過程とハードル

つかまり立ちからの歩く形はマスターしても、何もないところから自力で立つというのはかなりハードルが高いですよね。ハイハイの姿勢から頭の重みと体のバランスを取りながら、ゆっくり立つ子供の姿は、人類の進化を彷彿とさせ感動を覚えるものです。

しかし、失敗すると顔を床に打ち付けるので危険です。赤ちゃんがいつバランスを崩して顔を打ったり尻もちをついたりするかわからないので、お母さんは目が離せませんよね。今一度、赤ちゃんの周囲に物が落ちていたり角がないか確認してあげましょうね。

自立の練習はなかなか難しく、私はその場で立つという動作の見本を子供の横で見せつつ、"見て学べ!"精神でしたが、赤ちゃんは体も柔らかいので頭とのバランスをとれるようになれば、案外すんなりできるようになっていた気がします。ですから、安全確保だけは確実にして、あとは見守ってあげるだけでいいかもしれません。

赤ちゃんが歩く練習、おもちゃは必要?

伝い歩きをしている子供のお母さんも、よちよち歩き始めた子供のお母さんも、”少しずつ歩く練習をさせよう”と思っているかと思います。でもどんなことしたらいいかな?これがいいかな、あれがいいかな?と試行錯誤ですよね。

私も息子の時に子供を歩行器に入れたりしてみましたが、歩行器では遊んでばかりで歩くそぶりは見せず、おもちゃで気を惹いても結局ズリバイや伝い歩きで取りに来る始末でしたね。ビビリの息子には結局、【伝い歩きしている物と物の間を少しずつ開ける】という地道な策を取ることにしましたよ。

また、歩き始めが早かった娘には、しっかり歩けるようになるまで手押し車で歩く練習をさせていました。お外のお散歩でも歩くリズムをつかんでくれたらなと思い、一緒にベビーカーを押したり、両手をつないで操り人形のように「あんよが上手」と歩いたりしていましたね。

どれも皆さんができるようなもの、あるいはもう試しているものばかりではないでしょうか。私もいろんなことを試しながら、子供と遊ぶように"歩く"ことを楽しんでいましたね。結局どれが功を奏したのかはわかりませんが、スタスタと歩くようになった子供たちを見ていると、歩く練習は今でもかけがえのない時間だったなぁと思います。

赤ちゃんが歩く時のファーストシューズ、選ぶ基準とは?

いざ歩き始めると悩むのが”靴”ですよね。ファーストシューズとして室内履き用のものをお祝いでいただいてる方もいるのではないでしょうか。底に滑り止めのついたふわふわなシューズや、靴下につながったシリコン底の靴などもあって、どういったものが歩き始めた子供に良いのかわかりませんよね。

我が家は室内ではあえてシューズは履かせずに、裸足で歩かせていたんです。数歩歩けるようになってから、滑り止め付きの靴下を履かせたりはしましたが、基本的に室内では裸足でいさせて、足の指で踏ん張る感覚をつかんでほしいなと思っていたのです。

そして、外出の際は【底はしっかりしているけど軽い】というタイプの靴を重視して選びましたね。服屋などに売っている可愛いデザインの靴は意外と重量が重いものが多く、歩き始めたばかりの子供には負担を感じることもあるんです。また脱ぎ履きがしやすいかどうかも重要となります。靴選びに関しては、実際に手に持って選んだ方がいいと思いますよ。

そして夏のサンダルも慎重に選びましょう。私の友人は1歳過ぎの歩き始めて数ヶ月の子供にサンダルを履かせて、木が指の間に入り怪我をしたことがあるそうです。それを聞いてから、私は次の3点を重視して選んでいます。

  1. 絶対にサンダルは足先のあるもの
  2. 靴底はしっかりして軽いもの
  3. 脱ぎ履きのしやすいもの

赤ちゃんが歩くようになったら潜む危険!安全確保を万全に

赤ちゃんが歩き出すと、赤ちゃんの周りに危険な物がたくさん潜んでいることに気づきますよね。ハイハイしたらその高さの危険に気付き、つかまり立ちしたらその周囲の危険性に気付き…歩き出すとさらなる危険があるのです。

歩き出すとまず気になるのが”段差”です。カーペットの少しの段差、畳のヘリの段差など、大人じゃ段差と認識していないような所でさえ、歩き始めの子供には障害物になってしまいます。段差をすべて取り除く必要はないと思いますが、その周囲に危険なものはないか、カーペットは滑らないかなど確認をするようにしてください。

また、おもちゃを手にしながら歩くのも大変危険です。私の息子は小さい木のおもちゃを持ちながら歩いてこけてしまい、それを変な風に巻き込みながらこけてしまったので、手首を痛めたことがあるのです。たとえ柔らかい素材で小さい物でも、おもちゃは手から離して歩かせてあげる方が良いかもしれません。

赤ちゃんが歩く補助をしてあげよう

歩き始めにしかみられないよちよち歩き。歩くのに少し慣れたドタドタ歩き。

まだ歩く一歩が踏み出せない伝い歩きなど、その時期にしか見られない赤ちゃんのかわいい歩き方がありますよね。

一緒に練習する時には、【パッと手を離して立てたら・一緒に手をつないで1歩歩けたら】など一緒に喜ぶ姿を見せてあげると、赤ちゃんもとっても嬉しくなって、やる気をアップさせることができますよ。

これからの成長を楽しみにしながらも、今しか楽しめない可愛い姿を思う存分目に焼き付けて、赤ちゃんの”歩く”姿をサポートしてあげてくださいね。

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