寝かしつけと言えば、小さな子供がいる家庭では1日の最後を締めくくる大仕事ですよね。
私が寝かしつけタイムにスマホを見ながらのんびり過ごしつつ、19時台に3人寝かしている方法をご紹介します。
わが家の体力有り余る男子3人分の、寝かしつけ時期にやっていた方法をすべて公開!コツさえつかめば、寝かしつけタイムがリフレッシュタイムに変身します。
寝かしつけ成功を決めるコツは?これぞ極意!
まず起床時間についてです。長男が1歳頃に気付いたのが「夜寝るかどうかは朝早く起こせるかどうかで決まる」という事。ん?当たり前?と思うかもしれませんが、お子さんは朝何時に起きていますか?
わが家の6歳4歳1歳の息子たちは朝6時台に起きます。そして19時台には就寝しています。やっている事と言えば「朝決まった時間に起こす事」です。
詳しく説明すると、まず19時に寝てもらうための逆算から始めます。寝る前と言えばお風呂ですが、お風呂に入ってすぐポカポカの状態の子供って、けっこう元気ありませんか?とてもすぐ寝る感じじゃないので、わが家はお風呂のあとに夕食、という順番をとっているんです。
16時になったら夕方という設定
夜19時に寝るために夕食は18時、だからお風呂は17時半となります。お風呂に17時半に入れるためには、それまでに遊んだおもちゃなど片付けが必要です。夕方になったらおもちゃの片付けをスタートと分かりやすくしたいため、16時になったらカーテンを閉めるのがポイント。
まだ外が明るくても関係なく、16時になったら夕方という設定づけは、長男が0歳の頃からやっていましたよ。まだ1歳の三男はこの辺の時間で、眠すぎて勝手に寝ちゃう事のないように、お昼寝は11時から15時の間でその日の体調や、こちらの予定に合わせて調整します。
整理すると、子供に早く寝てもらうタイムスケジュールはこちらですね。
17時半 お風呂
18時 ゆう
三男は「起きてから次眠くなるのは4時間以上経ってから」のようなので、朝は7時より前に起きてもらう事が必要になります。実際は、お兄ちゃん達と一緒に6時頃から起きていますが、前日寝るのが遅かった日なども7時前には起こしていますよ。
「毎朝6時頃起きる」まずこれが、19時に寝かしつけるためのわが家のスタートです。寝かしたい時間から逆算して、夕方設定の時間、昼寝の時間、朝起きる時間を決めてみてください。
寝かしつけ成功を決めるコツは?お気に入りアイテム
これも長男が1歳の頃、遊んでいたはずの姿が突然消えた事で始まりました。ある日昼食を準備していたら、すぐそばで遊んでいたはずの長男がいない。どこだと探したら、なんとベッドでひとりでゴロゴロしていたんです。よく見ると、マイクロファイバー素材の毛布を手でさわさわ。
気持ちいいんだなーとこっそり陰からながめていたら、なんとそのまま寝た!数十秒の出来事でした。それ以来、マイクロファイバー素材の毛布を寝かしつけの時にかならず体に触れるようにしてみたところ、毛布さえあれば寝るようになったんです。
その毛布は「もーちゅ」と呼ばれ、その後何年もお世話になりました。ひとつ困ったのは、夏でも抱えて寝たがるので、汗が大変だった事でした。次男も真似して「もーちゅ」を欲しがったのですが、当時いまいちハマらず。結局お気に入りアイテムは、0歳で使っていた、すっかりへたれてぺっちゃんこになった授乳クッションに落ち着きました。
三男は大人用の枕がお気に入りです。それもカバーを付けず裸の状態がいいらしく、機嫌が悪い時は自分でリビングでも玄関でも引きずって持って行き、ゴロンとしています。最近それじゃ外出時に困るなと思い、寝る時にガーゼケットを丸めて渡しています。こちらも抱きかかえてゴロゴロするようになり、お気に入りアイテムに追加される日も近そうです。
子供の気分は日替わりで違う?!その日の気分を察知する!
実は、寝かしつけにはこれが最重要と言っても過言ではないと思っています。子供って本当に毎日毎晩気分が違うんです。特に三男くらいの0~1歳頃は、くっついてほしい日、逆に触れていない方がいい日、腕枕がいい日、うつ伏せで乗っかりたい日、頭をなでてほしい日、お腹をトントンしてほしい日、おしりのトントンがいい日。
これは例外かもしれませんが、わが家の三男は足の裏をマッサージしてほしい日とまゆげを指でなぞってほしい日もあります。長男は、目が閉じてしまうくらいの位置で、おでこに手を置いておくのが好きでした。
次男はうつ伏せ派だったのですが、おしりに手を当てて強めに押す感じで、たて揺れを再現すると寝る事がいちばん多かったです。こればっかりはやってみないと分からないので、思いつく限り試してみて、寝かしつけリストを作ってみてください。
これももしかしたらわが家だけかもしれないのですが、小さい頃って目を閉じれば眠くなってしまうみたいで…。前髪をドライヤーで乾かす時の要領でわしゃわしゃしていると、目を細めているうちに眠気に襲われるようです。これは騙されたと思ってぜひ一度試してみてください。
寝かしつけ成功を決めるコツは?まとめ
子供達を見ていて思うのが、本当に習慣に忠実なんだなという事。6歳の長男にいたっては、もう平気で21時22時まで起きていても翌朝同じ6時に起きる体力があります。それでも習慣で、夕食を食べたら布団に行って寝てしまうんです。いい習慣なら早くから身に着けておいてほしいですよね。
寝てほしいなと思う時間があったら、そこから逆算して夕方と設定する時間を決め、お昼寝が必要な頃ならお昼寝タイムを決め、朝起きる時間を決めてみてください。生活リズムがついてしまえばこっちのものですが、そのためにも眠りにつくためのアイテムや手伝いの方法がいくつかあるとスムーズです。
眠くなりすぎる前に寝室に行く事がオススメ
わが家では長男と次男はもうふたりで子供部屋で寝ているのですが、19時に私と寝室に行く三男は、ゴロゴロしながらくっついたり離れたり、ガーゼケットや枕の触り心地をひとしきり楽しんで、マグでお茶を飲んで眠りにつきます。早い日で5分かからず、遅くても20分ほどです。
その間私は三男の枕の隣に座り、ウトウトし出してからはスマホをいじる事もできます。ただし、気を付けたいのが眠くなりすぎる前に寝室に行く事です。習慣づけるために最初に必要なのは、ゴロゴロしながら寝つく事ができたという成功体験、そしてその積み重ねです。
気分で変わる寝かしつけリストを片っぱしから試すためにも、くれぐれも眠くてぐずぐずになってしまう前に寝室に行く事をオススメします。自分で寝つく習慣は、苦労してでも早いうちに身に着けてもらえれば後から本当に助かります。毎晩の寝かしつけが、少しでも楽になりますように。