パートで働いていた時期に妊娠がわかり、旦那と相談して出産後はしばらく専業主婦になると決めました。
そのときは仕事を気にすることなく家事と子育てに専念できる!と喜んでいましたし、共働きよりも専業主婦での子育ての方が楽なのではないか?とすら思っていました。
しかしいざ子育てが始まってみると、思っていたよりも大変でその考えが甘かったことを思い知ったのです。
私が実際に専業主婦として経験した子育て中の悩みと、疲労をひとりでため込み過ぎないようにした毎日の工夫をお話ししたいと思います。
子育ては共働きと専業主婦どちらが大変?
仕事をしながら子育てと家事をしなくてはいけない共働きよりも、家事と子育てだけをする専業主婦の方がきっと楽に違いない!と出産前までは思っていました。私自身は共働きの両親のもとで育っていたので共働きで育てることになんら抵抗はなかったのですが、保育園の費用などを考えた結果、3歳児クラスに入れるまでは専業で子育てをしようと決めたのです。
しかし、いざ子育てが始まってみて思ったことは自分1人になれる時間がない!どこに行くにも子どもと一緒で話す相手は仕事から帰ってきた旦那だけ、という生活が延々と続き、かわいい我が子ですがたまには離れたいし、家族以外の誰かとしゃべりたい…と思うようになっていきました。
特に子どもが歩けるようになると後追いで常について回るようになり、私の姿が見えないと泣いてしまうので家事も思うようにできなくなってしまいました。泣く子供をあやしながら家事がどんどん溜まっていくストレスと対峙する毎日。
それなら保育園に預ければいいのでは、と思うかもしれませんが、0歳児からのクラスになると地域にもよりますが入園がむずかしい上に、3歳児からのクラスに比べるとかかる費用も高くて専業主婦では気軽に預けられません。
私の地域では一時保育の制度もあったのですが、調べてみるとこちらも人気で、ちょっと疲れたから利用しよう!とはなりませんでした。共働きとは違い子育てに使う時間の多さが専業主婦の私の悩みだったのです。
子育て中の疲れを解消するために旦那と協力したこと
専業主婦で子育てをすると共働きのママよりも子どもといる時間も多くなってきます。だからこそストレスをためすぎないことが大切です。疲れがたまっているとそれだけストレスもたまりやすくなり、つい子どもに強い言葉で叱ってしまったりと余裕がなくなってしまいます。
しかし、子供と常に一緒だと、なかなか疲れを解消するために休むことって難しいですよね。そこで私が考えたのは、まず旦那に協力してもらうことでした。土日休みの旦那に日曜日の午前中だけは子どもと2人だけで過ごしてもらうことにしたのです。
もともと子育てには協力的な旦那だったので、とくに文句を言われることもなく引き受けてくれました。オムツ替えやお風呂などはやってくれていた旦那ですが、全部任せて子どもと過ごしてもらうのは初めてだったため最初は心配で、すぐに駆けつけられるように家の1階と2階で別々にいるだけでした。
夫婦で子育てが板につき精神的に安定した私
何度か試すうちに問題なさそうだとわかってから、やっと私1人で外に出かけたりするようになりました。旦那の方も慣れてくると昼食まで子どもに用意して食べさせてくれたり、公園に散歩に連れて行ってくれたりするようになったのです。また子供と2人きりで過ごす時間ができたことで2人でも大丈夫だと自信がついたのか、お願いしていた日曜日以外でも家にいる時は進んで子供をみてくれるようになりました。
おかげで旦那が家にいる時は楽になり、夜泣きで寝不足になっても日曜日には寝不足解消できるからと耐えることができるようになりました。家事をしている間も旦那がいるときは子どもと遊んでくれるので、後追いで泣かれてしまうことがなくなり、罪悪感や憂鬱な気持ちにならずに片付けられるのでストレスも減りました。
また少しでも自由になる時間ができたことで気分転換もできましたし、家族以外と話す時間を取れるようにもなって、笑顔になる機会が増えたな、と自分でも感じましたね。
専業主婦の子育て=独り育児ではない
今思うと、共働きでも専業主婦でも子育てに楽な方はないよ、と本当に出産前の私に伝えてあげたいです。
運がいいことに旦那が子育てに協力的で休む時間が取れたのでなんとかなっていますが、これが専業主婦なんだから全部自分でやれと言われて協力してくれない状況だったらと思うと恐ろしいです。
これから専業主婦で子育てをしようと思っている人がいたら、まず周りに子どもを預かってくれる相手がいるかどうかを確認してほしいと思います。旦那さんが忙しくても実家が近くて見てもらえるか、無理なら預かってもらえる施設があるのかどうか。休みたいと思った時に子どもと離れて休める環境が大事です。
専業主婦だからといって私1人で子育てをするんだ!と思わなくてもいいんですよ。
実際休むようにしてから子どもと笑っていられることが増えて、心から子どもを可愛いと思いながらみていられるようになりました。お母さんが笑ってすごしていた方が子どもだって笑顔が増えますよ。まわりと協力して子育てをしていきましょう!