子供が1歳を迎えると、周りから「オムツはずさないとねー」など言われたりして1歳からトイレトレーニングを始めないといけないのかなあ?なんて焦っている方もいらっしゃるかと思います。ぶっちゃけますと、トイトレは個人差がめちゃくちゃあります。
「うちの子遅いのかな...」なんて周りと比べる必要はないと私は思っていますし、私の子供がオムツを完全に外すことができたのは幼稚園に入園するときです。それまでは、本当にたくさん床を拭いてきました。もっと言うと、たまに幼稚園でお漏らしもしていたので、完璧にトイレができるようにまでには長い道のりでしたね。
私の友達の子供は夜のおねしょが治らない、と年長さんになってもオムツを履いている子がいましたので、本当に早い遅いは気にすることではないですよ。でも、マイペースにこつこつトイトレをすることは大切です。まず1歳のときは、トイトレへのスタート地点に立つための準備期間という気持ちで焦らず進めていけばいいと思います。
今はオムツの性能がすごくいいので、昔と比べるとオムツが外れるのが遅いという傾向もあるらしいです。もしも義理のお母さんやあなたのお母さんに「遅い!うちの子のときは...」なんて言われてもあまりストレスを抱えないでくださいね。
では、トイトレのスタート地点ってなに?と思っている方、一緒にスタート地点に立ってみましょう!
1歳から始める、トイトレのスタート地点とは?
1歳を過ぎると、よちよちと可愛らしく歩く時期を迎えるようになっていきますよね。本当にこの時期のよちよち歩きは見ていて癒されますし、「転ばないでね」とついつい応援してしまいます。
そして、オムツを替えるのも結構な体力を使います。歩かない時期はコロンと寝かせておけばサッと替えられていたオムツも、1歳を迎える頃にはチョロチョロ動くので、追いかけて替える!というお子様もいるのではないですか?
トイトレのスタート地点に立つのはこのよちよち歩きができるようになって、少しずつ「ママ」と呼んだり「ばいばーい」ができるようになど、大人がお話していることを少しだけわかるようになってからで大丈夫です。
まずは、“オムツはおしっこやうんちをするもの”、“オムツは捨てるもの”というのを子供にわかってもらうことが必要です。私は、子供にオムツを替えるときにお手伝いをしてもらうところから始めました。
”これはオムツです”というアピール
子供がうんちやおしっこをしてオムツを替える前に、まずオムツを見せながら「オムツを替えるよ」と伝えてアピールをしました。新品のオムツ袋を開ける時には、子供と一緒にストック場所へ「オムツ置こうね」と言いながらオムツを並べます。途中、オムツで遊びだしてテープをベリッと剥がされたりもしましたが、そこは我慢。
このような流れをしておくと、オムツを替える際「○○くん(ちゃん)オムツ持ってきてくれる?」とお願いした時に、だんだんとオムツを取って笑顔で持って来てくれるようにもなったんです。このとき、私はすごくおおげさに子供を褒めました。すると、子供も満面の笑顔に!これが、トイトレのスタート地点です。
「オムツを替えるときにオムツを持って来るようになった。」これもひとつの大きな成長だと思いませんか?トイトレの第一歩を子供が迎えてくれたときは、一緒にパチパチと手を叩いて共に喜び「これはすごいこと!」とポジティブにいきましょう!
1歳のトイトレはトイレの存在を教えること
スタート地点に立った後にさらにもう1歩成長してみませんか?オムツを持って来てくれるようになったら“オムツはくさいくさい”ということを子供に伝えてみると、さらにトイトレへもう一歩近づけると思います。
わが家では、子供が1歳になりうんちが固形になってきた頃、トイレに流す光景を見せてあげたんです。オムツを外しておしりを拭いた後に、トイレにオムツを持って行きうんちをポトンと落として、子供と一緒に「うんちさんばいばーい!」をしましたよ。手伝ってあげながら自分でトイレの水を流させてみるのもいいですね。
オムツをくるくると丸めた後は子供に「これポイしてきて?」とお願いして、オムツをゴミ箱に捨てるということを教えました。まずうんちを流すことで“トイレ”の存在を教えることができますし、“オムツはポイ”という行為も子供に伝えることができます。これがさらに子供の成長になるので、うんちさんにバイバイできたときは大げさに褒めてあげると子供も楽しんで覚えていくことができます。
1歳の間は、しばらくはこれを繰り返すことで大丈夫だと思います。もう1つ、トイトレをするにあたって必要かどうか悩んでいるものがありませんか?それは...きっと..オマルですよね。
トイトレのためにオマルは必要?買うタイミングは?
私は、先輩ママからオマルのおさがりを譲っていただいたのですが...ぶっちゃけ...1度もオマルを使っていません。トイレの子供用便座は買いましたが、オマルは本当に1度も使っていませんし必要性を感じていません。絶対に必要なものという訳ではないので、トイトレを進めていくうちに「私の子には必要かもしれない」と思ってから購入を検討しても大丈夫です。
しかし、おしっこをしなくてもいいので、トイレに1歳の間から座らせておくのは必要です。私は、子供がトイレに座った時にちょうど見える位置やトイレのふたの中に、子供が喜ぶステッカーやポスターを貼っていましたよ。トイレはHAPPYになれる場所と思ってもらえるようにしていたのです。
トイレに座る体験をしたり、トイレのふたを開けると大好きなキャラクターがいることで、トイレへの怖さなども感じなくなっていった様子でした。こうしたことを1歳児の間にしていると、2歳、3歳からの本格的なトイトレは始めやすいと思います。
1歳児のトイレトレーニングまとめ
何度も言いますが、トイトレは本当に焦る必要はありません。小学生の低学年の間までは早生まれ・遅生まれの成長の差がまだまだ見えていることもあります。
トイトレは悩んだりストレスを抱えがちな問題ですが、周りの言葉や子供の成長に焦らず、マイペースにゆっくりとつきあっていきましょう。魔法の言葉は「どうせ、いつかは外れる!」と言い聞かせてください。1歳のトイレとレーニングは1歩1歩トイトレのスタート地点に立ち進んでいくという見方で大丈夫です。
子供が1歳ということはママもパパもまだまだ新米。1歳でトイトレに悩むのは早いです!毎日の小さな成長を、子供と一緒にパチパチと手を叩いて喜んでいきましょう。