近年では、子供を産んでからも仕事復帰して働いているお母さんはたくさんいますよね。
そこで出てくる問題が保育園選び。

と迷っているお母さんに、私が実際に見学して「ここをチェックするべき」と感じた保育園選びのポイントをお教えしたいと思います。
保育園選びに困ったら、まずは見学の手続きを早々にしましょう
私には2歳になる息子がいます。
私は退職した身ですが、息子が1歳半のとき再就職しようと思い保育園にいれることを考え始めたのです。
というのも、その時たまたま知人から仕事を手伝ってほしいと声をかけてもらい、正社員として雇っていただける話がきたので、急きょ保育園を探すことになったんです!
しかし、いきなり入れることにしたので保育園の選び方も認可と無認可の違いもよくわからずどうしたらいいのかと困ってしまいました…。
とりあえず、保育園に入るためには役所に行かないといけないので、まずは役所へ!
職場が自宅から徒歩10分程度の場所だったので、保育園も自宅付近で探してもらいました。
しかし、今話題の激戦区だったため1歳半ですぐに入所するのは認可も無認可もかなり厳しいものがある、と言われてしまったんです!
そして、一度保育園を見学してみることを勧められ申し込みの準備を進めつつ、幾つか見に行くことにしました。
保育園に電話をして見学できる日を聞き、予定が合えば見せてもらえるんですね。
自宅付近でいける保育園が5つしかなく、電車に乗って遠くの園まで預けるメリットがないと思い、5つに絞ろうと決めました。
認可保育所を3つと無認可保育所を2つです。
見学することでその保育園の雰囲気の違いや、教育において何を重視しているか、お昼の食事はお弁当または給食、先生の人数などたくさんの違いをみることができました。
では、重視したいチェックポイントを順を追ってみていきましょう!
基本は安全性と信頼性!それが確認できたら園の雰囲気をみてみる
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1まずは基本的なことですが、“見学をさせてくれるか”
見学をさせてくれない保育園は、信頼にかけませんか?
大事な子供を預かってもらう場所を入る前に見せてもらえないと不安ですよね。
ほとんどの保育園は見せてくれます。
しかし、中には日程調整がうまくいかないなどで見学をさせてくれないところもあるので気をつけてください。
私の場合は仕事の関係で急きょ探さなければいけない状況になってしまったのですが、保育園に預ける予定があれば前もって見学の予定を立てておくことをお勧めします。
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2次に“保育園内の清潔さが保たれているか”
綺麗さの価値観は人それぞれですが、子供が過ごす場所として清潔であるかどうかは大切なことですよね。
病気や感染症などが心配になるので、部屋の状態をみておくことは大切です。
私は臭いなども気になる保育園がありました。
ゴミの整理がきちんとされているか、トイレが清潔に保たれているかなどチェックしておきましょう!
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3園庭はあるか、園内に遊べるスペースはあるか
子供をのびのびと遊ばせてあげたい親心として、保育園に園庭があるかどうかは重要なポイントですよね。
ただし、保育所は限られたスペースの中で運営されていますので、園庭がない保育園または園庭があっても小さいスペースである保育園は圧倒的に多いのも事実です。
園庭がない場合も、園内に遊べる屋内ホールがあったり、水遊びができるような屋外スペースがあったりする保育園もあります。
また、園庭が小さい場合でも、家庭菜園スペースがあり子供たちが植物を育てることに力を入れている園もあります。
園庭がない場合は普段どこへお散歩に行くのか質問しておくのも良いですね。
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4大事なポイント、“保育士さんの雰囲気と子供への接し方”
実際園にいる子供たちの初対面の大人への対応で、日ごろの保育士さんの教えがわかります。
目があったらすぐに挨拶をしてくる子が多い園もあれば、そうでない園もあります。
教育方針が違うのかもしれませんが、自分の子がどの雰囲気なら馴染めるか実際に園にいる子供たちをみるとわかりやすいかもしれないです。
子供への言葉使いや名前の呼び方なども違いがあるので自分がしっくりくるところ選ばれるといいと思います。
私が見学した保育園では、それぞれ個性がありました。
オシャレな保育園というのでしょうか、先生方が自由なファッションの保育園は子供たちも同様でいいというスタンスで、髪を染めたり学芸会の代わりにファッションショーをしているところもあったんですよ!
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5見ておきたいポイント“お昼寝をどのようにして行っているか”
そもそもお昼寝をしていないという保育園もありましたが、だいたいはありますよね。
どんな部屋に寝かせ、部屋の明るさは暗くないか、うつぶせ寝を許しているか。
何分置きに一人ひとりの呼吸チェックを行っているか。
これも保育園によって違いがあるので、きいておくポイントだと思います。
子供が安心して休める場所なのか重要ですよね。
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6保育園の食事は給食かお弁当か、離乳食の進みは個人に合わせてくれるか
私が見学に行っただいたいの保育園の食事は給食でしたが、無認可園の中にはお弁当のところもありました。
食事は毎日のことになりますので、お弁当となるとお母さんの負担も増えてきますので、大事なチェックポイントですよね。
また、離乳食をあげている場合は月齢で区別されているのか、個人の離乳食の進みに合わせてくれるのかも重要なポイントとなってくるのではないでしょうか。
実際の食事が飾られていて、毎日の食事内容を目で見てチェックできる園もあります。
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7最後に“教育に力を入れている分野”があるか。
これは無認可保育園によくあったのですが、保育園にいるときに習い事の代わりに生け花やお茶、英語や体操などを毎週行っているところがありました。
もちろん、外部から専門の先生を呼んでやっていました。
金額もそれぞれかかる場所もあれば一律でやっているところもあります。
4,5歳になると、幼稚園に行っている子と同じように習い事をさせたいと思う親御さんのためにやっていると言っていました。
保育園にいっている間に、英語などを覚えてきてくれたら習い事にわざわざ連れて行かなくても済むので楽でいいですよね。
だいたいですが、私が大事だと思ったポイントはこれらです。
これ以外にも、年間行事や教育方針なども園によって違いがあるので聞いてみるのも楽しいですよ。クラスの園児の人数と、担任の先生の人数なども知っておくと安心ですね。
保育園の見学は自分に余裕があるときにしておくとじっくり検討できる
安心して預けられる場所かどうか見学に行くと雰囲気でよくわかります。
見学の予約をする電話の対応でも、少し伝わってくると思いますよ。
保育園を選ぶなら、早めに見学をしておくことでいざ入れようと思ったとき焦ることなく決められるので行動あるのみです。
結果私は急すぎたため保育園にすべて落ちてしまい、この度のお仕事のお話はなくなってしまったのですが、この失敗について身に染みて感じたのは保育園について知らないことが多すぎた、ということです。
保育園に入れようと考えているのならば、赤ちゃんが産まれる前から見に行くのも一つです。
出産したあとは子育てで忙しく、またいつ子供の体調が悪くなるかもわかりません。
自分に余裕があるときに見学にいくとじっくり見比べができると思います。
大切なお子さんが一日過ごす場所なので、自分が納得できる保育園をみつけて応募してみてはいかがでしょうか。